年内に確実に!楽しく!ものを減らす方法。収納を空っぽにして拭くことから始める

 

「私」の時間を大切に。

こんにちは。
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
ていねいな暮らしのための
時短家事をお伝えしています。

師走で気になる家事といえば
溜めた汚れと
片づかないもの、場所?

きょうは、
片づけが気持ちよく続けられる
確実にスッキリする片づけの過程を
キッチン小物を例に取り上げます。

■片づけが気軽に始められて
確実にものが減らせる方法

ラクにスッキリ
片づけが進められる
方法があります。

まず範囲を
できるだけ小さく限定します。

それでその中のものを
全部出して拭く

年末ですから
拭いてこざっぱり~。

え?そんなことでは
追いつかないくらい
ものがあふれている?

大がかりな片づけを
仕事でも自分の暮らしでも
かなり体験してきて
範囲を小さく限定することが
一番確実と学びました。

脳科学の本によれば
人間の脳が喜ぶご褒美は
達成感だそうですね。

小さく範囲を
区切れば区切るほど

早く確実に
達成感が得られます

片づけが楽しい経験となって
次の片づけが楽しみになります。

片づけは
一度でおしまいには
ならない
続けていく
もの。
だからここは大事なポイントです。

 

■範囲を限定しないと
たいへんなことになる理由

雑誌やテレビで
家じゅうあふれたものが
スッキリ~!

そんなビフォーアフターを見ると
自分もやりたくなりますか?

雑誌で読者の家収納改造の
仕事の経験がある私が
思うには、

あれは
テレビに映らない
サポートスタッフがきっといる!?

わたしの経験では
編集さん、ライターさん、
カメラさんも巻き込んで
時にはバイトさんもお願いして
それでアフターができあがるケースが
多かった。

しかも
事前の準備は相当綿密に
検討に検討を重ねるのです。
ここテレビや雑誌にはでない
影の仕事。

 

その後、
ある雑誌で心に残る仕事を経験。

「読者さんが
本当に片づけができるように
考え方と方法を伝授して」と
編集さんからの依頼でした。

テーブル周りの散らかり解消のために
困りごと拾い出しのための
家族ミーティング2時間。

テーブルそばの
引出し4つに絞って
出して分ける作業を二日にわたって5時間。

ものの絞り込みが終わって
収納方法置き場所を試行錯誤。
インテリアを整えて終了。

この事例の場合、助っ人ゼロ。
わたしとおうちの方が
向き合って
ゆっくり一つひとつものの
使用頻度や目的を確認
引出しにしまうものを絞り込み。

収納方法&場所、インテリアは
ご本人の希望を聞きながら私がリード。

そうやって
ご本人の頭の中と
実際の収納、インテリアがスッキリに。
すごく晴れやかな表情でした。

あの時は伴走できたけれど
今この記事を読んでくれている
あなたの伴走を
わたしはできないです。

だから何度も言います。
範囲は小さく、時間も区切って
気持ちをゆっくりと
ものを点検して分けます

■小さな範囲の
ごちゃごちゃ解消の実例

できるだけ小さな場所を
見つけましょ。

片づけの基本作業には
出して分けることが欠かせなません。

そうそう、
出して広げる場所も必要ですね。

出して分けます。↓
右【よく使うもの】&【目的限定のもの】
左【使っていない?】【ストック】

 

■使用頻度で分ける作業の流れ
を小さな小さな範囲でもう一度

キッチンの調理道具
引き出し一角を例に流れを説明します。

①範囲を限定↓ビン二つだけに

②空になったスペースを確認

③出したものを上から俯瞰

④使用頻度で点検

⑤右【よく使っているもの】と
左【それ以外】に分ける

なんと【よく使っているもの】
コップの中の二つだけ!

 

⑥【よく使っているもの】
を戻す

 

⑦残った【それ以外】を
再度点検

⑧ 【手放す】場合→押入れの一角【A】のかごへ
押入れ収納の使い方の記事
【保留】の場合→キッチンの一角へ

 

ものが絞られ
一旦戻してから

置き場所を
あれこれ試行錯誤。


そうそう、
判断の途中で
収納の工夫は絶対NGですよ。
時間のロス。
どっちも中途半端に
なりますから

↓引き出しの中
しまい方試行錯誤の結果
少しだけですが確実に前進♪

 

小物を出してしまう=片づけで
ものを絞り
しまい方の試行錯誤で
ひらめきの展開が。

おろし生姜に使う
ブラシは本来あるべき場所へ
収まりました。

きょうは
キッチンの引き出しの一角を
範囲が小さいながら
二か所片づけて頭の中活性化。

弾みがついてこのあと
【食品容器】の
片づけへ進みました♪

捨てることを目的にしない
範囲を限定&時間を区切る片づけ方は
確実に達成感を味わえて
経験が身につき次につながります。

 

*追記*

片づけには分ける作業が欠かせない。
分けるとは、
基準があって
それに基づいて判断すること。

基準がなければ分けられない。
基準とは価値観=自分の軸。

軸を育てるために
触れることを繰り返すのですが
そこを飛ばして結論を出そうとする。

判断に慣れないと
脳にとても負荷がかかります。

ものをため込むのは
判断が苦手だからかな?

なのに片づいた状態=結果を急いで
大掛かりにしようとする。
しんどいですよね。

小さく小さく始めましょ。

 

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posted : 2017年12月3日