キッチン道具。「見せる収納」のメリットとデメリット。使いやすさと安全対策のバランス

“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

丁寧な暮らしのための時短家事と
「減災収納」という暮らし方を
伝えています

雑誌の収納特集でよく見る
「見せる収納」という表現は、
使わないものも飾るという意味?

私にとってキッチン道具は
「見せる」というより
見ていたいもので
見えることで使いたくなるもの。

置くもの、置き場所・置き方は
しょっちゅう点検。

その習慣が
キッチンがものであふれないことに
つながり
ものが把握できている安心感にも
なっています。

今日の話題は
地震被害軽減策を踏まえた
キッチンの収納方法&管理です。

 

■暮らしに欠かせないキッチン
という場所へのおもい

阪神・淡路大震災で
何もかも壊す自然の威力を体験してから
ものの配置を考えるとき、
安全への視点は常にあります。

そんな私がキッチンに求めるものは?

キッチンは作業場所です。
下ごしらえ、調理、後片づけ
一連の家事がスムーズに流れる
ことが一番です。

目にして心地いい状態も欠かせない。
これは家じゅうに共通すること。

使うものは
心地よい状態に「「出して置く」。
見えることで作用頻度はアップ。
これは大きなメリット。

すると
「出して置くと汚れませんか?」
と、よく聞かれます。

日々使うものは日々洗うもの。
汚れるようなら
使っていないってこと?

使いやすいこと。
居心地がいいこと。
安心感があること。

その折り合いをつける中で
愛着あるキッチンが育ち、
使用頻度、バランス、安全を何度も見直し、
管理ができてきたように
思っています。

 

■出して「置く」収納法と
安全への意識

ものを「出して置く」にも
基本のルールがあります。

大好きな素材である
フライパンなど鉄素材は
扉の中に収納。

レンジフードにつり下げません。
なぜだろう?

火のある真上にものがあるのは
感覚的になんとなくイヤだから…
かな?

重たいものは
顔より上には置かない。

こういう五感は大事と
思っています。

ごはんを炊く土鍋は重たいので
動かしやすいように腰高で
滑り止めの上に置きます。

置き場所はキッチンの端でコンロのそば。

土鍋の滑り止め。↓

 

食器の滑り止めなどに使っている
透明タイプ。↓

 

■空間に吊るす
収納法と安全への意識

レンジフードの周りに
フライパン類をハンギングはしないのに

よく使う道具は
調理台の目の少し上にハンギング。

吊るす収納で
使いやすさと地震対策の
両方を考えるポイントは

吊り下げたものの重量と
ものが衝撃で外れないフックの形状を
選ぶことにあると考えています。

パイプからフックが外れず
ものもフックから外れなければ
ものは揺れて地震の衝撃を逃してくれるはず。

これは、23年前の体験から
学んだこと。

免震っていうのかな?

地震で外れにくくて
使いやすさと外れにくさの両方
折り合いをつける
フックを選んでいます。

フックの詳細は
あらためて取り上げます。

 

■置き場所&置き方&地震対策は
暮らしながら見直す

大阪、北海道と地震が続く中で
ものの使用頻度や置き場所・置き方を見直し。

その中のひとつが
お湯を沸かすポットの
置き場所。

コンロの隅に滑り止めを敷いて
沸かしたお湯を使い終わったら
そこに戻すことに。

滑り止めに使ったのは
びんのオープナーや
電子レンジ「チン」に使う
耐熱性のシリコンラップ。

軽いので飛ぶかもしれないけれど
せめて加速がつきませんように。

沸かすお湯は使う分だけ。
熱湯ごと飛ぶかもしれませんから。

しまってロックすれば
安全とは思いますが

置いた道具が飛ぶことを前提に
置き場所・置き方・置くものを
見直し
使いやすさと安全への
折り合いをつけています。

安心感とともに
使いやすくて居心地のいい
キッチンは
見直しの日常化がもたらした結果です。

 

【関連記事】
6月の大阪の地震の後に書いた
キッチン「見せる収納」の記事を
最近、書き直しました。↓
・「見せる収納」でも今すぐできる、あるものでできる、食器&キッチングッズの地震被害軽減対策

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posted : 2018年9月15日