キッチン引出し収納改善〈2〉困りごと解決に、100円収納グッズ即買いはNG!?その理由と代わりの方法

 

こんにちは!
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

“暮らしはラクに楽しく♪”
今日という時間を大切にする時短家事と
『減災収納』という暮らし方を
お伝えしています。

収納で必要なものがあるとき、
100円ショップは便利です。

だけど、
手軽に買える値段だからこそ
この頃は
買いに行く前も売り場でも
前よりもずっと考えるようになっています。

ここ数日、
ひと月前のキッチン調理台の
引出し収納改善試行錯誤と
その後の変化を連載しています。

今日はその途中で起こった
困りごとの解決方法=考え方の話です。


■丸くて転がるならば四角に!

新たに包丁のしまい場所になった
キッチン調理台引出し。

何度か開け閉めするうちに
次なる問題発生。

引出し中に入れたトレイと容器は
手持ちの使いまわしなので
ジャストサイズじゃなくて
奥に4センチほど隙間があります。

それで
開け閉めするうちに奥へズレるように。

元々引き出しの奥に丸い棒を渡して
棒を引き出しの底板に固定して
後ろを高く斜めにして
引出しの中で
かごがズレ動かないようにしていました。

収納替えのとき
拭き掃除でいったん外したところ
丸い棒を引出しの底に留めたテープの
接着効果がなくなって棒がコロコロ…。

テープを貼り変える?

いや!丸いから転がるのなら
四角にすればいい!

このとき、
100円ショップへ行くという発想は
浮かびませんでした。

リビングのローボードのDIY  の扉を開けて
【半端な板】のボックスを点検。
ちょうどいいのがありました!

 

■収納グッズを買わずに問題を解決

早速、空にした引出しに置いてみます。
↓こんな感じ。

引出しを開け閉めしても
動かないように
新たな木の棒を引出しの底に固定。

トレイの底に
クッションゴムを貼ってズレ止め。

問題解決!

 

材料と道具をそろえる
理由と管理の仕方

考えてみると丸い棒は転がりやすいです。
なのにどうして使ったのかな?

たぶんそのとき
うちには四角い木の棒は
なかったんだと思います。

収納で困りごとがあると
いつもDIYの材料と道具が入った扉を開けて
箱を出して座り込んで材料探しをします。

私にとって
「収納の困った」を解決する一番の場所は
100円ショップではなくて
リビング収納の【DIY】の扉の中。

そうめんの箱のふた、
かまぼこ板や半端な棒など
「工夫の原石」たちがある
扉の中はワンダーランド!

 

そうはいっても
なんでもどんどん取り置くのではなくて
大きさがB4くらいで深さが20センチほどの
ボックスを枠にして
「ここ」に入るだけと決めて
入れ替えながら中を管理しています。

前回の話題に出た
活かせないでいたマグネットつきの
L字形仕切りはここの一角で
管理されていました。

大したことではないけれど
丸い棒が転がるなら
四角い棒にすればいい
…という発想が生まれたのは
あれこれ試してきたからかなぁ?

試すことができたのは
材料の管理をしてきたから
と、思っています。

↓引き出しの中でつかっていた丸い棒は
20年くらい前にホームセンターで買ったもの
(直径24ミリ)

 

■簡単に手に入るものには注意!

収納に困る。
今ある収納が使いにくい。

そういうとき、
100円ショップは便利です。

売り場は
カテゴリーで分けられていて
「見つけた!」と思った瞬間、
熟考を重ねることなく即決!?

「100円」という価格は
とっても買いやすいですよね

「イタイ価格」ではない。
だから失敗をしても経験にしにくい。

手軽という意味では
ネットで「ポチッ」とお買い物も
同じかな?

「それらしいもの」が
簡単に買えるって
よく考えることと工夫の経験を積むチャンスを
なくしていることになる気がします。

まずあるものをどう使うか。

まわりにある空き箱や
すでに使っているもので
いろいろ試して
それから買うと
よいお買い物ができるかも!?

 


posted : 2018年11月25日