使い古しの材料でキッチンにバーをDIY♪ ネジ2個つけるだけで困りごといくつも解決、快適!

 


“暮らしはラクに楽しく♪”

暮らしのアドバイザー 土井けいこです。

ていねいな暮らしのための時短家事と
『減災収納』という暮らし方を
お伝えしています。

暮らしが快適になる工夫の種は
どこにあると思いますか?

困りごとが実は工夫の種。
「なんだか不便」
「ここがもう少しこうなら…」

そういう小さな不都合を
心に止めていたら
いつのまにか解決する方法を
あれこれ
イメージするのが習慣に。

今日は
使い古しの材料で
シンク周りの困りごとを
改善する過程が話題。

 

■数か月間の困りごとを
解決する道のりも楽しい♪

洗った食器の水きり場所を
シンクの左サイドから前に移して2年。
新たな不都合が。

シンク前のカウンターに
お皿を立てかけると
水気でカウンターの木が傷みます。

バット用の水切り網を
立てかけてしのいできましたが
もう少し見た目をよくしたな~。

見た目と機能の両立、
どうしたらいいかなぁ。
改善策を思いめぐらすこと数ヶ月。
できあがりをイメージし続けて…。

食器の水切り場所に
一本のポールをつけることができました!
そうしたら4つも困りごとが解決。

 

■やってダメでも経験
上手くいけばハッピー

使い古しの
手持ちのステンレスポールと
部品(ソケット)を使って
シンク前にポールを取りつけ開始。

先ず養生テープで
バーを支えるソケットを仮止めして下穴開けを開始。
あ、位置間違えて穴開けちゃった~!
後でパテで埋めます。

ソケットの片方をネジ止めして
ポールの先を入れて
もう片方のソケットをテープで仮止めして
ネジ止めで完了。

使った道具は二つ。
カウンターの固い木に
下穴をあけるのにミニビット
それとドライバー。

作業のステップは簡単。
でもネジ選びは3回目で合格。(笑)

ネジ部(ネジ部っていうんですね!)が
長くても細い方が
取り付けがラクかと思って
やってみたら失敗。

固い木には
ネジ部は太くても短い方が
ねじ込みはラクとやってみて知りました〜。

材料に合ったネジ選びと
ネジの溝に合ったドライバー選び
がポイント。

こういう体験は次へつながりますから
小さな試行錯誤もワクワク~♪

 

■困りごと解決は連鎖する♪

ポールの取り付けができたところで
お皿を立ててみます。

ポールがいい具合に
お皿とカウンターの間に
すき間をつくってくれました!

カウンターの木に直接器が当たらず
困りごと一つ解決。

ポールの
取り付け位置を決めるとき
ネジが一つしか止められない位置に
したのは理由があります。

毎日よく使う白いお皿の
サイズを考えてのこと。
いい具合です。↓

ポールをつけたことで
食器洗いに使うクロスも掛けられます。

いままで
食器洗いクラスは
あちこちさまよっていましたから
とてもスッキリ!

さらにもう一つ改善。
置き場所に困っていたお箸などの水切りかごも
いい具合にバーに収まり、
しかも取り外しも簡単。

まだあります。
洗い物をしていると途中の
ナイロンたわしの
仮置き場所もできました。

1つ改善すると
次々アイディアが浮かびます♪

頭の中のアイディアの畑が
耕されているのかな?

 

■困りごとをDIYで解決する理由

これまで既製品の収納用品も
いろいろ使ってはきましたが
パッと見はよくても帯に短しタスキに長し。

そう!
市販品は一見完成度が高いので
いい感じに見えてしまうのですが
中途半端に。

100円ショップでは
たいていのものが買えて
既製品が当たり前の時代。

だからDIYは好きな人がするもの?
DIYはむずかしい?

今のような既製品が出回るまでは
器用不器用関係なく
どこの家でも
棚などは自前でつけていました。

もちろん
やりたくない人には進めません。(笑)

でも、興味があるようでしたら
ぜひチャレンジを。

やらないと失敗もしませんが
経験にもなりません。

今回はネジ2個つけただけです。
しかも、材料は24年前に買ったものです。
丈夫ですね。

ステンレスのバーとそれを支える部品。
使い方は自由です。

ホームセンターの部品売場で
困りごと解決の方法を見つけましょ。

こんなにいいことが次々浮かぶなら
もっと早くにしたらよかった。

まあ、これもタイミング。
ほかにも改善したい場所があるんです。
材料と取り付け方法の目星は
ついています。
楽しみです♪

 


posted : 2019年2月15日