「3.11」は、便利なキッチン家電を見直す日。家電品に頼らず、あるもので工夫する暮らし方を

こんにちは!
“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。

「今日を大切に」する時短家事と
暮らしがラクになる『減災収納』
お伝えしています。

「3.11」は、
便利なキッチン家電を見直す日。

え?誰が決めましたか?
私が決めました。

スイッチひとつの
便利な家電に慣れると
もしものとき、
サバイバルできなくなって
しまうかもしれません。

今日は
コーヒーメーカーを例に
キッチン家電がなくても
暮らせる話です。

■コーヒーメーカーには
戻りません!?

私の講座の受講生さんが
コーヒーメーカーを持て余しています。
どうやら場所塞ぎだと感じ始めたようです。

でも手で美味しく淹れられないといいます。
「練習してみて。慣れますよ」
といったところ
早速手で淹れ始めました!

粉がなくなったのか
手持ちの豆を使うのにミルがない…。
考えてすりこぎで豆を挽いたそう。
電気でスイッチポンに
戻るのは簡単です。

でもコーヒーメーカーに
戻らないところがすごい!

あるもので
あれこれ方法を考えることは
能力アップ(脳トレ)。

早速私も頭の中でアイディア会議。
胡麻をする小さなすり鉢と
すりこぎでコーヒー豆を
挽いてみました~。

手挽きのコーヒーミルの
倍の時間かかりましたが
その3分間
つま先立ちで体幹トレーニング。
よいひととき♪

とってもおいしく淹れられましたよ~。
いろいろ方法はあるものですね。

 

■家電に頼らず自分の手で暮らす

私がコーヒーメーカーを
使わなくなったのは
20年くらい前40代になってから。

その頃、
キッチンからなるべく
家電品をなくそうとしていました。

自分の手につながる道具で
暮らせるようになりたいと
思っていたんです。

きっかけは
「1.17」(阪神・淡路大震災)を
体験したこと。

あの大きなできごとで
暮らしへの思いが深まったのは事実です。

そうはいっても
当時はまだコーヒー豆を挽くのに
グラインダーを使っていました。

その後、
電子レンジ、炊飯器…と
だんだん
キッチンから家電がなくなりました。

コーヒーミルも
手でガリガリ回すようになって
お湯が沸くあいだに
豆を挽くのが習慣です。


■慣れないことはむずかしい

紅茶や日本茶と違って
コーヒーの場合、
コーヒーメーカーが普及しているからか
手で淹れるってなんだか特別な感じ?

コーヒーを手で淹れるって
実際は難しくないです。

むずかしく感じるとしたら
スイッチポンでコーヒーができあがるのに
慣れているからでは?

やったことないと
脳が「めんどう」って感じるって
脳科学ではいいますから。

手で淹れたいですか?
なんでもそうですが
心から思えば冒頭の受講生さんのように
行動は案外ついてくるもの。

頭の中で
ごちゃごちゃ思っているうちは
行動にはつながらないものです。

コーヒーメーカーに
戻らない受講生さんの
思いはどこにあるのかな?

日本茶や紅茶など
お湯の温度で味が変わるように
コーヒーもお湯の温度かな?

温度やお湯を注ぐ量やスピードで
味は変わるらしいです。

そういうのはやっぱり慣れ、
経験値、ですよね?

 

■機械を使うと不自由になる

コーヒーメーカーだけではありません。
炊飯器があっても
停電ではご飯が炊けません。

あるとき
IH調理器にお鍋を載せて
オートでご飯を炊いている場面に遭遇。

途中でコンセントが
抜けてしまいました。

「どうしよう!」

そのとき私は
お鍋の蓋を小さく開けて
どこまで炊けているか確認。
続きはガスコンロで弱火10分と
判断して
無事、ご飯は炊けました。

家電品任せの家事は
それがないと
(ほんとはできることも)
できないと思ってしまう。
まるで家電に支配されているよう。

便利になったことで
五感でご飯が炊けなくなったのです。
これはとても不自由なことです。

忙しい朝、
起きたらごはんが炊けていて
あれこれしているうちに
コーヒーができていたら
すごく助かりますよね。

それは私もよくわかります。
バタバタでコーヒー淹れる時間なく
仕事へ飛び出すこともありますから。

でも時間があるときは
手で淹れられたらいいな。
粉にお湯を注いで
うまく膨らんだとき
ちょっとうれしくなります。

珈琲豆の鮮度によっては
膨らまないこともわかります。

前にも言いましたけど
キッチン家電は
停電になればただの場所塞ぎ。

電気を使わない時代に
戻るとか
そういう話ではありません。

家電に頼る暮らしは
実はもろいのかもしれないと
思うのです。

あると便利なのがキッチン家電品。
でも…なくても暮らせる方法を
ふだんから体験していると心丈夫です。

冒頭の受講生さん、
コーヒーを淹れるのに
あるものできる方法を考えているうちに
楽しさを
感じ始めているそうです。

洗濯板の話題のときもいいましたが
あるもので工夫する暮らしの知恵は
生きる力になります。

もしものとき、
自分や家族を助けられる力は
ふだんの暮らし方で培っていけます。

 

《追伸・質問がありました》
壊れたのをきっかけに
電子レンジを手放して約20年。
冷凍ごはんは蒸かすようになりました。

ガスコンロのグリルでトースト。
ごはんは土鍋で炊きます。
詳しいことは
あらためて取り上げます。

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posted : 2019年3月11日