水やり忘れる私が、繊細な植物を育てる理由は?

デリケートな植物は、
観察を怠り、水やりを忘れると枯れてしまう。
枯らしてしまって、
それで初めて植物の存在を忘れている
自分の状態に気がつくことがあります。

 

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「私」の時間を大切に。
時短家事で暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

 

リビングで、大きく育っていたアジアンタム。
枯らしてしまいました。
ショック、またやってしまった…。

これまでも何度か枯らしてしまったことがあり、
そのたびに復活させてきましたが、
今回は、どうかな?

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日に何度も霧吹きをシュッシュできるように
鉢もスプレーもリビングの真ん中に置いています。

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アジアンタムの鉢を大小4鉢室内で育てています。
今回枯らしてしまったのは、
そのうちの大きいの。

アジアンタムのように
湿気を好む植物は、毎日観察が必要。
土の重さ、軽さを 手でもって確かめて
たっぷり水やり。

それをわかっていて、
というか、忘れそうな自分をわかっていて、
存在を忘れない仕掛けとして、
キッチンの入口そばにひとつ小さいのを置いていたのですが、
それでもダメでした。

気がついて間に合うときもあるのですが、
今回は間に合いませんでした。

 

うちはグリーンがなくなると
室内がなんとも味気なくなりますから、
和室に置いていたグリーンをアジアンタムの留守番役に。

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アジアンタムの鉢カバーは高さが合わないので、
うちで一番大きなかごをもってきました。
かごに入れた植物は、ヒメモンステラ。

本当はうす暗い和室の方が
この植物には合っているみたいだけど、
大丈夫だろうか。

鉢の土が乾いたくらいで、
葉っぱにもシャワーをたっぷりかけてあげる、
夏の間はそれくらいがいいみたいです。

 

毎日こまめに水やりをする。
そういうの、私苦手なんです。
だから、葉っぱが薄くて乾燥に弱い植物は不向き。

でも、だからこそ、
繊細な植物を育てた方がいいと思っています。

暮らしにかかわっていないこと、
その余裕がなくなっていることに
気づかせてくれるから。
植物はかわいそうなんだけれど。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑食卓サイドのアジアンタムは元気です(撮影/5月)

 

そもそも私がアジアンタムを育てるのは
育つ様子が好きだから。

好きな植物なのに、
時々存在を忘れてしまう。

忘れてしまうときの私って、
かなりくたびれているとき。

余裕がなくなっているんです。
植物を枯らしてしまって
そういう自分のこころと身体の状態を知る。

このところ夏バテかな?
ちょっとひと休みしたら回復するかな?
だけど、
あれこれしていないことがあるんです。

さあ、どうしようかな?
アジアンタムを枯らして、
わが身を様子見しています。

 


posted : 2016年9月6日