自分の「好き」を大事にしつつ、似合うものの変化を愉しむ

お気に入りの腕時計が
動いているのに使えなくなりました。

それがきっかけで
30代からの
時計への眼差しを確かめています。

そういえば、
昔からわたしの「好き」の基準は
金額でもブランドでもなくて
素材とデザインかな?

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。

今日は
若いころの腕時計の復活から
自分の「好き!」という
感覚(価値観)を再確認する話です。

 

自分の「価値観」は世界にひとつ

ここ数年毎日愛用の
まん丸の腕時計が壊れました。

見やすいだけでなく
形も数字のデザインも好きで
してると(ベルトも含めて)
「似合う」と人からも褒められて…。

でもガラスがいつの間にか外れて
なくなってしまったのです。

それ以来腕時計をしなくなっていました。

だけどスマホではやっぱり不自由。
何より腕時計が好き。

ガラス(プラ?)の蓋がないだけで
時計は動いているんです。

ラップして使えるものなら
使いたい。(笑)


↑掛け時計を買いたいわけでもないのに切り抜きを取り置いています

この時計の前は
丸くて数字のデザインが美しい
渡辺力(ワタナベリキ)の
腕時計を愛用していましたが壊れて
時計屋さんで修理を頼んだところ
「これを直すなら新しく買った方がいい」といわれ
「…しゅん…」。

その代わりに買ったのが
蓋がなくなってしまった時計です。
電車に乗る前に駅前の
よろずやさんのようなお店で
1,000円で買いました。

安物?
安かったけれど
わたしには価値のあるもの。

似たのを探す?
そういうことじゃないのです。
直せるものなら直して使いたい。

とても長持ちで、
毎日手にしているうちに
愛着が芽生えていたようです。

 

■銀製の四角い時計とまん丸の時計
それぞれ好きな理由

1,000円の腕時計が使えなくなって
「どうしよう」と思って
10年ほど前まで使っていた
銀素材の時計を腕にしてみました。

銀素材の魅力に目覚めたのは
30年ほど前。

銀はキズがつきやすく
色も黒済みますが
ゴージャスとは無縁の素朴さが好き。

銀製の四角い時計。
実はもうひとつ持っています。
それくらい好き。

あの頃
雑誌に出ていた銀の長方形の時計に
目が釘付けになりました。

その切り抜きを最近まで保存していましたから
よほど魅力を感じていたのでしょう。

それでも、
いま使うなら時計はまん丸で
(もちろん文字盤が白)
黒い数字がはっきりなのがいい。

だって老眼だもん。
パッと見て何時何分かわからないのは辛い。

見やすいのは
まん丸で123のアラビア数字のもの。

そうなんだけど、
時刻がわかりにくくても
やっぱり銀の長方形の時計は好き!
素材だけでなく数字も含めてデザインが好き。

…でもね、好きだけど
時間がわかりにくいから
仕事には使えません。

50になるまでは
使えていたんですけどね~。

まん丸の腕時計にはアラビア数字が似合う。
それに何より見やすい。
四角いのにはローマ数字が似合う。
時間がわかりにくいから使いにくいけれど…。

結局どっちも好き。(笑)
「好き!」が一つとは限りませんよね?

 

■数字がくっきりの金色の時計復活⁉︎

腕時計に関心を持ちだしたのは30年余り前。
その頃は金銀コンビも金色も好きでした。

その後、
銀の素材感が好きになり、
シルバー一辺倒に。

このたびの腕時計問題をきっかけに
久しぶりに
金色枠のアラビア数字くっきりの時計を
手にして見ると…。

ロクマルを過ぎたわたしの手元には
銀色一色より
金色混じりが合うのかもしれない、
と気がつきました。

お気に入りの
24年使い続けるコロンとしたシルバーの指輪と、
金色の腕時計。

バランスいい感じにすべく
シルバーのブレスレットを合わせます。

思いのほかいい感じ。
「好き!」は、
たぶんどこまでも
変わらないと思いますが
似合うものは変化しますね。

しばらくは
この組み合わせで
様子を見ることにします。

手入れをして味わいを増す
「いぶし銀」は魅力です。

30代でそれに気づいたのは
シブ好みの片鱗が
当時からあったということ?

自分の「好き!」を知ることは
自分の価値観を知ることです。

「好き!」がわかっていれば生きやすい
…という話は
また改めて取り上げますね。

 

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《追伸》~つかう責任について

鉱物資源をめぐる背景
(紛争)を知るようになって

ささやかでも
貴金属を持つからには
ていねいに管理して
しまい込まずに日常使いしていきたい、

そういう気持ちになっています。

貴金属に関心がない方にも
鉱物資源はたぶん関係があります。

ご存知とは思いますが
スマホや家電品にレアメタル(希少鉱物)が
使われています。

家電品やパソコンのリサイクルはもちろん
使わなくなった携帯電話機は
抱え込まずに適切に再資源化しましょう。

▼SDGs(持続可能な開発17の目標)
17目標の中で12番目の目標は
「つくる責任つかう責任」。

https://miraimedia.asahi.com/sdgs-description/

 


posted : 2019年7月31日