火加減なしの手羽照り煮。つけ合わせの茹で野菜と生野菜をおいしくするコツも

 

いよいよ本格的な夏ですね。
お子さんが夏休み入ると
「朝、昼、晩とごはんつくってばかり~!」
という声も聞きます。

大人だけの暮らしでも
暑さでキッチンに入るのもイヤ!?

それでも美味しいもの食べたい!
…とおもう人もいますよね?

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。

今日は、
手数をかけずに時間に任せて
見た目で食欲そそるひと品と
つけ合わせ野菜をおいしくする
ちょっとしたポイントを
取り上げます。

 

■くたびれたときこそ定番料理

珍しくないどこの家でも定番の
鶏のさっぱり煮。

それがね、
仕上げをひと頑張りすると
タレがトロトロに絡むんですよ。

さあ、つくりますよ。
(冷凍)手羽に
ひたひたの水と調味料を入れて
15分ほど強火続行、何もしない!
アクもとらない。
蓋もしない。

汁気が 2センチほどになるまで
放っておく!

それだけ。

調味料に変化をつけると
味にもバリエーションが。

でもね、
最後の仕上げで天と地ほどの
仕上狩りが違うので
最後だけは頑張りましょう~!

 

■茹で野菜は余熱利用
生野菜は氷水でパリッと!

大皿に手羽の照り煮と
野菜を盛るとごちそう感~。

野菜は何にしますか?

今回はスナップエンドウです。
春から出回るスナップエンドウは
この季節は北海道産が出回ります。

生協さんから届いたときに
気分転換に洗って両側の筋を取って
野菜保存袋に入れてありました。

手羽を炊いている間に
サッと2分弱茹でてザルにとって
余熱利用で水切り。

歯触りと甘みと栄養が
台無しになるので
茹で過ぎませんように。

固いかな?
早いかな?
くらいで茹でこぼして
予熱を利用します。

ブロッコリーもいいですね。
1センチほどのお水を入れたお鍋で
強火で2分ほどで蒸し茹で。

↑これは朝食用にスープの玉ねぎを加熱しながら
ついでにブロッコリーを茹でているところ。

ブロッコリーも茹で過ぎはおいしくないです。
完全に茹でてしまうと水っぽくなるので
柔らかいのが好みの人も
予熱で好みのやわらかにすると
美味しく茹であがります。

茹で野菜が美味しくできない
という声をよく聞きますが
予熱の利用がポイントです。

なるべく火を使いたくないですか?
それならつけ合わせは
キャベツやレタスをちぎったのでも
いいですね。

ちぎったキャベツやレタスは
ちょっと頑張って
おいしく食べるひと手間を。

うちでは
サラダスピナー(水切り器)を
ボウルがわりに使って
氷水に浸けてパリッとさせて水切り。

水切り器がなければ
ザルを二枚合わせて両手で持って
上下に振って水切り。
写真はバットのザルを利用。

おおきな ふきんに包んで
振って手の平で受けてもできます。

知ってるけど面倒だからしない?
そこをひと頑張りすると
美味しさがグ~ンとアップですよ~。

 

■調味料はシンプルながら
バリエーションもあり

手羽元大5本に対して
酢、砂糖、しょうゆそれぞれ大さじ1が
ざっくりとした基本。

5本で大匙1だと覚えやすいかな
と思って割り出したので
好みで変えて。

調味料を半分にして薄味でも美味しい。

リンゴ酢を使うと
ほんのりフルーティ。

味の加減は
煮汁がに立ったときに
お味見をして調節を。

スパイスを加えるとバリエーション。
わたしの好みは粒胡椒。

今回は、
にんにくを塊で入れて黒酢を使っています。
紹興酒を入れるとさらにコクが出ます。

 

■手羽が煮えるまで15分の過程

15分くらいで
シャバシャバの手羽の煮ものに。

ここで引き上げてこのままでも
おかずになりますが。。。
お肉が骨からほろりと外れず
味も沁みていません。

なので
もうひと頑張りしましょう。

 

■焦がさないように
強火で仕上げをひと頑張り♪

お鍋の底にたれが2センチほどに。
強火のまま続行。

この手羽照り煮は
最後のかき回しがタレを絡めるポイント。

暑い(手元が熱い)けどここは
ぜひ、おいしく仕上げるために
がんばりましょう~!

菜箸の間に中指を挟んで
勢いよくグルグルかき回すと
手羽全体がお鍋の底を回ります。

菜箸を立てて大きく3、4回
汁気飛ばす感じでグルグル
5分間に3回くらいに分けて
煮汁がほぼなくなったら完成。

廻さずに加熱を続けると
焦げるので注意。

冷凍の唐揚げ用の手羽開きを使って
照り煮ができました。

お鍋の底に残った骨からはずれたのが
食べやすくていい感じ。

35年前に
フィリピンで食べた鶏の煮込み料理(アドボ)
が始まりなんだけど
年月とともに私流に変化。
アドボには砂糖入れないかな?
本家アドボの酸味はタマリンドを使います。

友人(フィリピン人)に聞いたところ
「家庭料理だから
味は作る人と家で違っていいの」とのこと。
フィリピンの人は
そういうところ懐が大きいのです。

この料理、
最後にこだわる理由があります。

10分ほどで火は通って
うっすら色もつきます。
そこで食べると骨から身が離れず
鶏のさっぱりかもしれないけれど
煮込んだアドボではなくて
美味しさが全然違うんです。

暑くてヘトヘトでも
仕上げの5分で3回グルグルだけで
ぜったいおいしくなります!

 


posted : 2019年7月30日