使ったコップがシンクにいっぱい!洗い物が増える理由&増えない対策

この時季、
お子さんがいる家庭では
暑さと自宅にいる時間が長くなることで
冷たい飲み物を飲む回数も
増えることでしょう。

子どもたちが使った
「コップがシンクに溜まって
洗い物が増えてストレス!」
という声を聞きます。

いえいえ、
大人だけの家でも
同じ事態が起きているとか?!

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。

今日は
使ったコップがシンクに溜まらない
具体策をいくつか取り上げます。

家事を抱え込まない
ヒントになったら…と
おもっています。

 

■母親の声掛けから
気づくこと

キッチンにいる子どもが、
リビングにいる母親に
「使えるコップがない!」
という声がします。

それに対してあなたはどのようにこたえますか?

その子の母親は、
「もう~!」
とかいうこともなく
子どもの”苦情”に動じず
優しい声でリビングから

「洗ったら使えるよ~」とだけ
言ったのです。

そのあと
子どもの反応はどうなったのでしょうか?

子どもは
「え~~めんどうくさい」っていいながら
洗って使ったかな?

「あ、そうか」と気づいたかな?

誰かが洗ったコップばかり使っていると
自分で使ったものの
始末を自分ですることを
覚える機会がありませんね。

夏休みは
後始末を覚えるチャンス!

 

■自分で使ったコップを
自分で洗ってわかること

洗うのがひと任せだと
きれいに洗ったコップが
食器棚にいつもあるのが
当たり前になってしまいます。

洗ったコップをどんどん出して
どんどん汚しても
いつの間にか
きれいになっているから
誰かが洗っていることに
意識がいきにくい。

仮に食洗機だとしても
そこに入れて取り出している人がいます。
シンクの中からコップは
勝手に動いたりしません。

家族が各自でできる家事があり
することで暮らしの中の
陰の家事がわかるようになります。

それがわかることは
生きる力がつくこと。

自分自身を含めて
家族みんなが気持ちよく暮らせるように
暮らしのマネージャーになる一歩が
「コップがな〜い」という子どもたちに
「洗うと使えるよ~」と
伝えることかもしれません。

主婦は家族の家事を全部するのは
当たり前ですか?

家族のやり方が中途半端だったりして
仕事が増えますか?

引き受け過ぎないで任せる。
代わりにすることをやめるのも家族への愛。
と思いますがいかがでしょう?

 

■コップの洗い物が増えない対策

声かけ以外にも方法はあります。
意外に簡単。
数を減らすのです。

来客用が同じ場所にあれば
置き場所を分けます。

ふだん使いのコップといっても
家族の好みや使いやすさがあるはず。
使っていないものはないですか?

確実によく使っているもの以外を
減らす対象にしてみませんか?
急に処分せず
ひとまず別の場所にまとめて減らして
様子をみるのです。

キッチンの食器棚の一角に
コップグラスが
た~くさん並んでいるのをよく見ます。

アイテムが同じものは
一カ所に集めるというのは
モノが溜まりやすい思い込みでは?

うちでは
来客用や用途限定のコップやグラス類は
ダイニングの収納の一画が置き場所です。

キッチンに置くものは
日々使うものだけに絞っています。

毎日使うモノだけといっても
2~3人分の来客用は
いつもの自家用とは場所を分けて
置いてあるので
急な来客でも不自由はありません。

 

■マイカップを決める効果

使用頻度で置き場所を分けるだけでなく
日常使いは
大きさや形を変えて
自分のがわかるようにしています。

コーヒーが美味しく飲めるカップも
使う人別。

各自の好みでビールを飲むのに使うなど
いくつかのパターンを置いてありますから
最小限というわけでもありません。

メインのコップは手に持ちやすく
ある程度重さのある
デュラレックスですが
それも大きさに大小をつけて
自分のがわかるようにしています。

自分の以外は絶対洗わないとか
ガチガチで意地悪な(笑)ルール
ではありません。

使ったまま置いてあれば
ついでに洗うことはあります。

それでも
自分のマグカップやコップが汚れていれば
困るのは自分ですから
使ったら使った人が洗うのが基本。

あとで洗うより
使ったそのとき一連の流れで

コップを置いたその手で洗うと
洗いものも溜まらず
気合を入れなくても済ませられます。

あ、結局自分が洗うから⁉︎
その都度洗うのは面倒⁉︎
それでまとめて洗おうと思っている!?

だから数が要る!
すると溜まる!

溜まったコップを見て、
「もう~次から次に使って!」

わ~!悪循環。

 


posted : 2019年8月11日