引出しを空っぽにして拭く。それだけで不便さや不用なものに気づく

最近、
何かと何かの合間の
10分ほどの小さな時間を使って
引き出しや扉を開けて
空っぽにして中を拭きます。

目的があるわけではなく
とくかく空っぽにして
拭くのです。

空っぽにしようと思えば
中にあるものに目が行き
ものに手も触れます。

そうすると
ふだん
心にとめているかいないかくらいの
小さな不都合に気がつくのです。

以前よく使っていたものが
動きがなくなっていることにも
気がつきます。

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。

今日は、「暮らしのエッセイ」。
「荷造り用」の引き出しの片づけで
小さな工夫をした話題です。

 

 

■しまい場所を空っぽにする効果

この引き出しのテーマは《荷造り》。
何度も片づけを繰り返しているので
ぎゅうぎゅうにものが入っていません。

それでも空っぽにしてみました。

こんな少ないから
空っぽにできる?

そうではないです。
ぎゅうぎゅうに雑然と
モノが入っているところこそ
空っぽにすることで
気づくことがたくさんあるはずです。

とにかく空っぽにします。
そのとたん
頭と心にゆとりが生まれます。
これは不思議。

拭くことで
さわやかな風がす~っと
通り抜ける感じ。

最近あちこちの引き出しや扉を開けて
空っぽにして
拭いて戻すことをしていて
思うのです。

片づけができない…
取り掛かれないと言って
動き出さない人に伝えたいです。

一か所とにかく空っぽにして
拭いて戻すだけでもいいのは?

それだけなら
いつでもだれでもできるのです。

それさえ面倒
という人もいるのかなぁ。

やってみると
空っぽにした段階で
何かに気づきます。

目的なく
なにも考えずに空っぽにするって
すごいな~って
やりながら思っています。

テーブルの上だって
片づけようなんて思わずに
ただ何もない状態にして
拭いて戻す。
それならできるはずですよね。

 

■手を動かして
仕切りをつくりながら気づくこと

この引き出しに
厚紙で仕切りをつくったのは以前のことで
前にも取り上げました。

昨日も言いましたけど
セリアとかダイソーに行くと
困りごとを
すべて100円で解決してくれそう。

だから自分で考えてあるもので工夫する前に
買い物に行きますよね。

危ないな~。
なにが危ないかって?
考える力(チャンス)を奪われていることに
気が付かないってこと。

厚紙で仕切りをつくっただけで
ものの収まりもわかりやすさも
ぐんとアップですね。

え?作るの面倒?
サイズを図って手先をつかわないと
退化しますよ〜(笑)

あ。厚紙は100均で買えます。(笑)

 

■「ちょっと不便」に気づく
そのセンサーを鍛える

 

引き出しの中のガムテープ。
専用のカッターがついている方が
やはり使いやすいので
100均グッズを利用。

テープやノリの容器や置き方は
手に取りやすいように少し調整して
不要になった食品容器に取り換え。

ひもはどうでしょう。

実は、残り少なくなっていたひもを
ジッパー付き袋に収納していました。

その閉じ口から少しだけ出しておけば
指先で出口を軽く押さえながら
引き出せばいいんじゃないかな?

必要なだけ引き出せます。
なかなか使いやすいです。

きっとセリアに行けば
専用収納グッズが売っています。

ちょっと場所はずれるけど
シンクの排水溝ネット入れも
セリアで売っているみたいですね。
一枚ずつ入れると紐と同じ発想で使えますよ。

ついでに
新聞紙をくくる紐も
ずるずる出てこないように
マステを使ってひと工夫。

お~、なかなかいい感じ♪

小さなスペースを空っぽにして
拭いて…戻す。

ちょこちょこあちこち
「10分片づけ」。

小さな暮らしの引っ掛かりに気づいて
ものを減らしたり
移したり
使いやすくしたりしています。

拭き掃除のさわやかさとともに
小さなうれしさ楽しさを感じます。

 

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posted : 2019年10月24日