「捨てられない」ものは、ムリに捨てない!ただし…

晩秋&初冬に備えて洋服の入れ替えをしていて
その流れで思い出のアルバム、写真を片づける気になりました。

思い出が沁みたものの処分などは、
思い切って、というより
何かのついでに…くらいがいいのかもしれません。

 

「私」の時間を大切に。
時短家事で暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

 

きょうは「思い出のもの」の処分について。
長いですが、おしまいまで読んでいただけたらうれしいです。

 

迷ううちは残すのがいい。
ただし、しまい込んではいけません。
手放すタイミングが訪れないから。

 

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思い出の写真などが入った箱。↑
置き場所は、滞在時間が長い仕事部屋の一角。
何かの拍子に
ついでに開けるきっかけが生まれやすい場所。

 

 

長いこと取り置いたものも、
何の気なしに取り出してみたら
あっさり「もういいね」と
思えたりすることがあります。

思い出が沁みたものは
不思議なものです。

ちょうど一年前の今頃。
紙袋にまとめて、取り置いた古いアルバムと親世代以前の写真。
その時は紙袋に分けたところでやめたんです。

時間をおく間に
どうしたいか決まっていきそうだと思ったから。
急ぐと間違えて捨ててしまいそうだから。

 

さて、まずは写真を台紙から全部はがします。
次にリングをペンチで切って
中の台紙を外し分別回収に出せるようにまとめて。

一年おいてよかったです。
去年は先に進めなかったのに
いまは、手にした古い写真を
淡々と振り分けが進められるから不思議。

一度、アルバムの中で確かめたものを時間をおいて
再び目にしてさらに台紙から外すことで手に触れて…
淡々と進むのはそういうことなんですね。

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中の写真は3秒ルールで振り分け。
自分への問いかけは、「残す?」。
3秒ルールは、迷ったら残していい、
という「ゆるいルール」。

一枚ずつちゃんと手にすると
「残したい!」と思うもの以上に
「要らない!」と思うものが結構ありました。

じつは、台紙から外しながら
写真を目で追っていて
すでに気持ちの振り分けが済んでいたんですね。

 

残したい、と思ったものは、
仕事場に置いた「思い出箱へ」。

箱にしまった写真の思い出を確かめるのは別の時に。
PP袋に仕分けしながら懐かしみます。

↓これ以外に30代の頃の写真が
たくさんありますがそれは別の機会に。

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思い出箱は無印良品
この箱は【私の思い出】というくくりだから手紙も入っています。

 

「もういいね」と思えた写真は、
数日置いてから…シュレッダーに掛けるため
シュレッダーのそばに置きます。
シュレッダーにかけるのは
ゴミ箱に放るよりは何か責任取る感じがします。

中途半端なものは箱には入れず、
【中途半端なもの】として身近な場所に別に取り置き。
次の時まで保留でいいのです。
無理に決めるのはしんどいですから。

私は潔くないのです(笑)。

 

アルバムの次はミシンを処分する話。
21年ぶりにこの春ミシンを新しく買いました。
できれば前のも使いたいと思っていたのですが、
新しいのを使った途端、超不調になってしまった。

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21年間お世話になって、
廃品にするのは忍びないけれど、
新しいミシンの快調さを思えば、
これを修理して使う気にもなれず…。

3か月もかかって
最近、いろいろ隙間時間に片づけていて
ようやくついでに粗大ごみの回収予約の
電話をする気になりました。

 

ここからは先日の精米機の話の続きです。
先日フェイスブックに投稿した記事に
新たな気づきを加筆しています。

押入れから出してプチプチで包んでみたら、
手放そうと思えた精米機。
糠の臭いが気になって
プチプチ外して蓋を開けてみたら
9年前の糠汚れが残っていました!汚れを取ってキレイにして、
9年ぶりにスイッチオン。
OKです。
どなたかに使っていただけるように
リサイクルショップへ寄付します。

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ところで、精米機、9年間も押入れに入れっぱなしだったことに
押入れから出して気がつきました。

しまった当時は復活させるつもりだったけれど、
途中から使うつもりはなくなっていたんです。

 

ていねいに手を触れても「手放そう」と思えないものは、
取り置いたほうがいいと思います。
きっと理由があるはずだから。
無理に手放すことはない、と私は思っています。

 

使っていないものを活かすために手放すことと
思い出があるものを処分することは
意味が違うと思うのです。

ただ使っていなかったものなのか
思い出があるのか
一見してわからないところがややこしいですね。

ここのところが「わかる」には
頭の中で思っているだけでなく
やはり実際に手を触れてみるしかなさそうです。

 

東日本大震災。
ものを残したくても残せなかった人もいることを思えば、
ものがあることで思い出を確かめられることは
ありがたいこと…そんなふうにも思います。

 

友人から届いたお孫ちゃんの写真。
お孫ちゃんが着ているベビー服は、
わが子が赤ちゃんだったときに着ていたもの、とのこと。

思い出のものが再び日の目を見るのは
大切に大切に取り置いたからこそです。

 

講座の受講生さん(当時60代半ば)が、
実際に手を触れて気持ちを確かめたら、
じゃまだと思っていたものがじつは大切だと気がついて、
あれは大事と(頭の中で)思っていたものが、
手を触れてみたらそうでもなかった…
と言っていたのを思い出しました。

 

私もその方の年齢に近づいてきました。
思い出のあるものの片づけは淡々とがいい。
ついでの片づけ、点検なら
気持ちが重くならずに済みそうです。

 

もし、手に取って迷いがあるのなら
そういう自分の気持ちを認めてあげてもいいですよね。
それはまだ手放すタイミングではないということだから。

でも、何度も繰り返しいいますが、
ためらうものこそ奥にしまい込むのはNG。

ためこみになりますから、
手に取りやすい場所に置くのがいいです。

 

思い出のものの片づけは
少しずつ自分から放して距離をとって
最後は何かの片づけのついでに手を触れてみる。

それくらいがいいのかもしれません。

踏ん切りをつけるとか
思い切るとかはしんどいですから。

何度も出して手に触れて
そうしているうちに
ふと「もういいかな?」と思える気がします。

日々の暮らしに支障がないのであれば、
迷ううちは残す、と決めるのも
自分をラクにすることだと思っています。

 

 

《追記》
晩秋&初冬に備えて洋服の入れ替え
手放そうかな?と思うものを管理する押入れ
きょうの記事などが
PHPから発売中の『自分らしく生きなさい』の中で
「持たない暮らしを実現する4つのステップ」
7ページ)掲載。

ためたものを整理する過程が記事になっています。

 

 


posted : 2016年10月26日