淡々と何度も手に触れて、ていねいに梱包。それが納得の手放しかた

不用になって紙袋に詰めたものを
再び広げて最後の確認。
これはムリなく手放すための
大事なステップです。

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暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

最近、不便の解消を積極的に進めています。

5月8日の投稿で、
ガラス容器の重さが気になり
軽いのに替えた話をしました。

それから1週間後
重く感じたのを
新聞紙に包んで紙袋に詰めて
手放す準備を進めましたが
時間切れで保管場所に仮置き。

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そのままひと月も置いてしまい、
もう1回広げてしまいました(笑)。

重たくて使いにくいと感じるようになった
ガラスの容器たちも

若い時の私は
そんなことも感じることなく
ただ「好き」で選んだわけです。

手放す前にもう一度手に取り
眺めていたら、
まだ30代だったあのころ

地震から暮らしを立て直すのに一生懸命だった
自分の姿がよみがえりました。

あああ…
やっぱり分厚いガラスが好き。
四角を大小各1個と丸いのを戻します(笑)。

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このあとさらに
緑色のふたのもひとつだけ残しました。

私は全然潔くなんかない!
それでいいのです(笑)。

ただ、新聞紙に包んだのを
受け取った寄付先の方がいうんです。

「土井さんは潔いです。
ものの手放し方が見事…」とか。

講座では、
どんなに好きでも
手放すときはくるもの…。
次の世代に引き継いでもらいましょ。

なんて言いながら、
戻したものは
キッチンの私しか知らない
秘密基地にしまいました~。

ただし、
元の収納場所には戻しませんよ。
意味が容器から
「思い出のもの」に変わりましたから。


ものが少ないと管理はラク。
だけど納得して手放すことも
すごく大事。


だんだんムリなく
手放せるようになってきている
と思っています。

 


 


posted : 2016年6月17日