停電。懐中電灯選びのポイントは?明るさが一番?子どもも、片手でも、だれでも使いやすいものを!

 

“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

丁寧な暮らしのための時短家事と
「『減災収納』という暮らし方」
をお伝えしています。

9月4日、関西を襲った台風は
想像を超える破壊力で
場所によっては長い停電に。

その間に北海道は全域が停電。

それでも直接被害がなかった地方では
日々の暮らしに紛れて
停電への備えができていない人が
いるかもしれません。

今日の記事は
「取り急ぎ一つ買った…」
「実はまだ…」
そういう人の備えのきっかけになることを
願って
懐中電灯を選ぶポイントが話題です。

 

 

■長い停電への備え
懐中電灯選びのポイント

停電の瞬間、
大人も子ども誰もが心強い灯は
停電と同時に点灯する
コンセントタイプ
。※

その次が引き抜き点灯タイプ
と思っています。

さらにその次に備えるのが
今回取り上げるスイッチ付きの
手持ちタイプ。

停電が長引くと
家族がいれば、
「灯」は一人に一つ必携。

子どもがいる家では
軽くて

握力が弱い子どもでも握りやすいもの
が安心ですね。

大人だって
暗い中で指で触って

感覚的にスイッチの使い方が
「わかる」ものが安心です。

感覚的にわからないスイッチは
イザ!というとき
焦りにつながると思うから。

もう一つポイントは点灯時間。
これ、確認しておくと
長い時間の停電の場合、
すごく安心

↓ふだんわかるように文字化

 

■価格以外に何がポイント?

懐中電灯は明るいのが一番!?

うちの懐中電灯3つを例に
それぞれの特徴を調べてみました。

「小さくて軽くて持ちやすくて明るい!」
と感じたものは
電池の持ちがものすごく短い!

なぜなら
点灯時間
電池のサイズと本数にもよるからです。

それが懐中電灯の重さや
大きさにも関係する
わけです。

すごく明るくても
重くて大きいのは
使いやすいとはいえません。

懐中電灯は明るさ絶対!
…ではなくて

誰にでも使いやすくて
できるだけ明るくて
点灯時間が長い
のがいい

と思っています。

 

■懐中電灯それぞれの
メリットとデメリット

3つの懐中電灯。
点灯時間を比べてみました。

明るさは写真を参考に

➀黒いのは、すごく明るくて軽くて防滴。
停電時の雨の中を歩くには心強いです。
でも単3電池1本で2時間しか持たない。

➁アルミのも防滴ですが
手に持つと重いと感じます。
単3①本で5時間。
明るさはないよりまし?
でも押すだけのスイッチはわかりやすい。

➀➁とも片手に持って
親指で先端のボタンを押して点灯。
写真↓は➁のスイッチ。

 

➂は、明るくて軽い。
単4を3本で、なんと120時間点灯
以前にも紹介した
ペットボトルの口にはめられて
ランタンタイプで
雨の中も使える軽防滴構造。

 

■明るく長く持つのが安心!?

軽くて明るくて点灯時間が長い!
しかもペットボトルが
ランタンに早変わりする!
スゴ~イ!

しかし!
点灯させるには
片手の親指と人差し指で
先の部分を押さえて
もう片方の手でグリップを
軽く右に回すのです。

私のこの説明で
使い方通じますか?

簡単そうで
暗い中で手の動きが
感覚的にわかる…とはおもえない。

なにしろ点灯には両手が必要。

懐中電灯を選ぶとき
片手が使えない場合を考えておく
ことも大事なポイント。

手をケガをするかもしれません。
小さいお子さんや
ケガ人、病人がいれば
暗い中を手をひきもう片方に灯を持つ…。

そんな状況で灯をつけるために
繫いだ手を放すことは
お互いに不安なはず。

 

懐中電灯、
回す方向を書いた字は
老眼でなくても(?)
明るいところでも見えないくらい
見えにくい!

これではほとんど意味がない?

回して点灯を
ふだんから使い慣れて

身体で覚えている必要がありますね。

 

それでも私は、現状(机上)では、
小型で軽くて電池の持ちがいい
ランタンにもなる右端のを選びたい、
と思ってしまう。。。

ほかもあるからそう思うのかな?
…ということは
ほかにラクに使えるものがあれば
ランタンとしてはいいってこと!

↓100円ショップのボタンタイプ
赤いシールは明るい時に目で覚えるため
自分ではりました

 

「灯」を備えるとき、
停電直後と長く続く停電に備えることの
両方が必要ですね。

誰にでも使いやすくて
片手でも使えることを考えて
そのうえで
予算の範囲で備え続けていくのが
いいのではないか…、と思っています。

『減災収納』。
次はヘッドライトを取り上げます。
ヘッドライトは両手を使えるので
いいですね。

 

《追記》※
小さな子どもにもハンディがある人にも
誰にでも頼りになるのが
以前に紹介した
停電と同時に点灯する
コンセント差し込み充電タイプ。

外すととりあえずの懐中電灯にもなります。

停電と同時に点灯するタイプの設置場所は
寝室のほかに
玄関、キッチン、リビング、トイレにも
あると安心。

 

【関連記事】
停電と同時に点灯する充電式センサーライトについて
角度を変えて何度か記事で取り上げてきました。

【保存版】懐中電灯。停電の瞬間とその後への備え。どこに何ががあれば安心?

電池のストックは「いつもの場所」。
使う場所といつも開け閉めする場所。↓

夜間の停電、灯の確保は充電式がメイン。電池のストックは適所保管でしまい込ま

ない

 

停電。「ローソク火災」を防ぐ。ふだんからローソクの扱いに慣れて備えて、ペットボトルランタンと併用

 

 


posted : 2018年9月17日