「私」の時間を大切に。
こんにちは。
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
ていねいな暮らしのための
時短家事をお伝えしています。
きょうは
停電への備えの中でも
夜間の灯の確保と
電池のストックの話題です。
停電は地震だけとは限りません。
大雪によって電線への着雪など
いろいろなことで起こり得ます。
阪神淡路大震災から23年。
当時、
被害が少なかった方から
懐中電灯を暗い中探した…
という声を聞きました。
わたしの場合、
切羽詰まった体験があります。
暗い中で灯が確保できることは
どんなに安心感があることか。
■コンセント充電式と
電池を使い分け
灯を確保する手段として、
うちでは
コンセントに差して充電するタイプと
電池タイプを使い分けして
ソーラー充電タイプも備えています。
コンセントに差し込む
充電タイプは
停電=電気遮断で点灯し
在りかを教えてくれますから
安心感があります。
日が暮れて室内が暗くなると
暗さを感知して点灯するタイプは
常夜灯がほしいところに設置。
いつもの暮らしにも安心です。
どちらも引き抜くと
懐中電灯に使えます。
うちの夜の停電時の灯対策は
コンセント充電タイプがメイン
でも…
コンセントがない場所にも
灯がほしい場合は電池式
ということになります。
電池の在庫を増やし過ぎないように
電池は使い捨てと
充電タイプを使い分け。
品切れも起こさないように
いざというときもサッと取り出せるように
わかるように管理しています。
■トイレにも
“安心”を備える
トイレのドアを開けると、
その正面に
人感センサー付ライトを備えています。
トイレの常備灯を
電池式にした理由と
洗面脱衣所の灯の確保はこちらに掲載。
先日、トイレの常備灯
が点かなくなって
その場で電池を交換して復活。
人感センサーは
点灯した場合こまめに消さないと
電池の消耗がはやいです。
安心という意味では
電池のストックも
座っていてもいつでも手が届く
ところ(使用済みの手拭きの容器)
が置き場所。
水を流すレバーに手をやるたびに
電池は目に入りますから
置き場所は目から覚えられます。
ふだんから
身体で覚えていなければ
イザ!というとき役に立たないです。
これは阪神淡路大震災発生時の
体験的教訓です。
■ふだん使わない
懐中電灯の電池の点検
トイレのセンサーライトとは違って
枕もとの引き抜き常備灯は
ほとんど使うことがないので
存在を忘れないようにひと工夫。
目覚まし時計の電池を変えるときに
懐中電灯の電池を使う
ことにしました。
引き抜き灯は単3が3本。
時計に使うときは
3本とも新しいのに入れ替え。
こうすれば入れっぱなしで液漏れ…
という心配もなし。
入れ替えることで
引き抜き灯の存在を
身体で覚えるのでいい方法かと
思っています。
使い捨ての電池には
アルカリとマンガンがあって
アルカリ電池1本で
マンガン電池4本ほど買えます。
もちはアルカリ電池の方が
マンガン電池の倍ほど。
長持ちするアルカリ電池にしてきたけど
時計や引き抜き灯は
安いマンガン電池がいい。
アルカリより持ちが半分だから
取り替える頻度が増えて
存在を覚えるという点でもいいかな?
■電池の使い分けと
在庫管理
電池の在庫を増やさないためにも
電池は充電タイプと使い捨てタイプ
の両方を使って在庫は最小限に。
充電電池は、はじめは高価に感じても
長い目で見れば割安に。
コストに関する
エボルタのサイトリンク。
充電タイプの電池の使い方は
メーカーQ&Aを参考に。
電池の保管場所は
使う場所にも分散保管ですが
管理のしやすさで集中保管も。
置き場所を忘れないように
いつも開け閉めする扉の中です。
↑家中の「消耗品」を管理。
B=食品、C=日用品
A=非常用グッズ
扉の中の日用品の一角に
電池のストック。
電池残量チェッカーも一緒に。
備えを特別なものと捉えていては
イザ!というとき役に立ちません。
“いつも”暮らしながら
“もしも”のときをイメージして
一つずつ具体的に備えます。
そうすると安心感がえられます。
あれから23年が過ぎて
停電はブレーカーが落ちたときぐらいです。
そういうときも
パッと灯が点くと
焦らずに済みますね。
posted : 2018年2月11日