暮らしのアドバイザー土井けいこです。
「暮らしはラクに楽しく」。
きょうは「時短家事」を離れて
「暮らしがラクになる『減災収納』」
です。
設置場所を選ばない
電池式のセンサーライトを
トイレに置きました。
ドアを開けたら
”パッ”と明かるくなります。
センサーライトがあると
すごく安心です。
■充電式センサーライトは
感知エリアがポイント
トイレにセンサーライトを置いたのは、
照明のスイッチを入れても
点かないことがあり、
ドアを開けて中が真っ暗で
びっくりしたのがきっかけ。
突然の停電が
急に現実のものとして感じたんです。
トイレのセンサーライト、
はじめはコンセント充電タイプを
付けました。
当然ですが、
センサーの感知エリア内に
人間が入らないと
センサーは働きません。
うちの場合、
コンセントはドアの真横。
壁に付けたセンサーライトは
ドアを入る人間が一歩中まで入らないと
センサーが働きませんでした。
ドアを開けた時明るくならないと
意味がない。
そこで、ドアの正面に置いたのが
この電池式タイプ。↓※
壁付けも床置きもできます。
ドアを30センチくらい開けたところで
明るくなるのはほんとうに安心です。
私が購入したのは
人がいる間はずっと点灯しているので
停電の時も安心です。
その分電池は減ります。
予備をトイレ内に常備しました。
注)コンセントが
入口の対面の壁にあれば
真正面でなくても
検知エリアは
カバーするのではないかと
思われます。
■灯がほしい場所に
設置できる
電池式センサーライト
今回、トイレにセンサーライトを置いて
気がつきました。
人感知センサーライトは
いつもの暮らしの中で
点いたり消えたりすることで
灯の存在(位置)を感覚的に
身体で覚えられるのがいい。
備えただけの懐中電灯との
大きな違いです。
地震対策として
寝室に懐中電灯を備える人は
多いと思います。
懐中電灯、私も枕元にありますが
ほとんど使うことはありません。
どんなに近くにあっても
使って体で覚えていなければ
いざという時役に立たないのは
22年前の阪神・淡路大震災で
体験しました。
当時、非常灯にもなり
ラジオもついていた時計が
枕もとにあったのですが
目覚ましにしか使っていなかったので
その機能に気がついたのは
地震後の片づけの時でした。
日ごろ「ここ」が明るかったら
と感じるところに置いてこそ
ふだんから灯の存在が
身体に沁みつくと思っています。
■トイレの次に
人感知センサーライトが
あると安心な場所
トイレの次に
人感センサーライトがほしいところ
といえば脱衣所です。
どうしてそう思うか?
トイレやお風呂って、
やっぱり気が緩んでいるんじゃないか
と思うんですよね。
現在、洗面脱衣所には
トイレで使えなかった
人が近づくと自動点灯する
コンセント差し込みタイプを使用中。
お風呂場から出ようと
ドアを開けると点灯。
廊下から入ろうとすると点灯。
距離は2メートルほど
離れていてもOKです。
充電式人感センサーライトは
コンセントが
ちょうどいい位置にあってこそ。
ふだんの暮らしと
もしも時への備えの
両方を考えて
停電対策は
電池式のセンサーライトと
差し込み充電式常夜灯を
組み合わせで備えていくことに
なりそうです。
トイレの照明対策をきっかけに
そう考えるようになりました。
*****************
※トイレで使っている
乾電池式のセンサーライト「エレガント」
リンク貼ります。
脱衣所で使っている
人感センサーライトは
ホルダーが浅くて
地震の揺れで外れやすいと感じます。
外れやすいと飛んでしまいそうです。
メーカーには、
フォルダーを深く改善されることを
期待しています。
《追記》
「暮らしがラクになる『減災収納』」は、
不定期掲載です。
家具の転倒防止など
基本の地震対策はとれていますか?
床にものを置きっぱなしに
していませんか?
出口を塞ぎそうなものは
ありませんか?
避難の妨げになるようなもの、ことは
一つ一つ対策をとりましょう。
対策を一日のばしにしている方は
今すぐにできることを
一つでも具体的に行動しましょう。
暮らしを工夫することが
今日の充実になり、
工夫が安全に活かされますように。
posted : 2017年3月8日