“暮らしはラクに楽しく”
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
「今日を大切に」する時短家事を
お伝えしています。
*
路地物の土佐文旦が美味しい季節。
実を食べた後の文旦の分厚い皮。
捨てるのもったいない。
マーマレードにするため
白いところを取らずにむいたままの皮を
ひたすら刻みます。
さわやかな香りが家じゅうに漂って
刻んでいる私も幸せな気持ちに。
長年作ろうと思いながら
なかなかできなかったのは
手間がかかりそうな気がしていたから。
やってみれば
むずかしいことはなし!
生産者さんのメッセージを見て
わたしの心が動いてよかったです。
生産者さん、
ありがとうございます!
今日は、
文旦の皮ではじめて
マーマレードをつくった話です。
■雑に切った文旦の皮が
驚きの変身
文旦の厚い皮、活かしたい。
砂糖漬けトライしようか。
作り方を調べると
何度も茹でこぼして苦みを抜くとか…
手順がイメージできないと
なんだかやる気が失せます。
そうこうするうち、
文旦を入れたカゴの中に
農家さんのお手紙?見つけました。
ただ刻むだけ。
白いところもまるごと使うレシピは
なんだか簡単そう。
イメージが湧きます。
文旦の農薬が気になりますか?
うちではマイクロファイバークロスで
流水洗いで納得。
※市販のマーマレードが
無農薬とも限らないのでそこは気にせず。
■マーマレード作りの過程
かかるのは手間ではなく時間
刻んだ皮を煮ますが、
この段階の皮はとても苦いです。
水に晒して一昼夜置く
のがレシピ。
気まぐれで寝る前に刻んで
湯がいて放っておきます。
翌日夜寝る前に
皮がやわらかくなるまで煮る…
はずでしたが。
夜更け煮たあとの
砂糖を加えて煮詰める過程に
トライする気力なく(笑)
保存を考えてもう一度加熱だけして
浸けたまま翌日へ持ち越し。
二晩を超して、
翌朝ようやく
砂糖で煮詰める最終段階へ。
一晩余分に置いたことで
湯がいた回数が一回増えました!
あんなに面倒と思っていた
茹でこぼしを2回していたことに。(笑)
刻んでから
二晩置いて絞った状態。↑
水をひたひたに加えて
皮の固さがなくなるくらい
やわらかく中火で煮ると
水分はだいぶ減ります。
この段階では
皮の苦みがなくなっています。
量が多いので
お鍋を二つに分けて作ります。
↓右の白いお鍋から先に。
■お砂糖を加えて煮詰めるのは
30分でOK
ごく弱火で
タイマーセットして仕事しつつ
時々コンロに戻ります。
ゆっくりかき混ぜつつ
手を動かしつつ頭は仕事の考えごと。
ステンレスのお鍋では
焦げつくかもと思い
やっぱり厚みのある鉄ホーロー鍋に変えます。
余っていた氷砂糖を使いましよ。
溶けてきました。
そうこうしているうちに
先行していた
↓グラニュー糖の方ができあがり!
弱火で煮詰めたのは30分ほど。
マーマレード作りは
手間というより
茹でてから水に晒す時間が
大事と学びました。
苦みがあるといわれる白いワタも
茹でて時間をおくことで
おいしく食べられます。
マーマレードづくりは
時間をかけるものなのですね。(笑)
煮詰める時間は目安。
皮の量と水分で時間は変わります。
↑手前がグラニュー糖
どちらもでき上って
比べるとグラニュー糖の方(↓左)が
やはり透明感のある仕上がりに。
煮沸したびんに詰めて
色を比べます。
お皿とびんの位置を左右逆に
置いてしまいました。
右の色の濃いのが
グラニュー糖です。
味はどちらもおいしい。
農家さんのレシピでは
砂糖の量が
皮の1、5倍となっています。
甘いのが苦手だからお砂糖は
皮の重さと同量くらいにしました。
わたしの場合
精製したお砂糖はふだん使いません。
ミネラル分を含んでいて
身体を温めるという甜菜糖を
使っていますが
ジャムなどはやはりグラニュー糖が
仕上がりがきれいです。
文旦をこのところ毎日食べていて
皮がたくさんあるので
再度皮を煮て水に浸けてあります。
絞って水を変えてもう一度煮て…
冷凍したらどうなるかな?
煮詰める時間が短くなる?
試してみます。
↑きょうのベランダのグミ
蕾がくらんでいます
*
マーマレードづくりは
手間しごとと思っていたら
時間しごとでした。
茹でこぼすのは
白い部分の苦味をとるため。
ひと手間の意味がわかると
めんどうに思いませんね。
やったことがないことは
だれでも億劫に思いこんでしまうもの。
やる気にさせてくれた
農家さんの素朴なレシピに感謝。
*追伸*
マーマレードができあがって
映画「人生フルーツ」の主人公の
暮らしを思い出し、
「ときをためる暮らし」という言葉が
浮かんできました。
マーマレード
たくさん作って人に食べてもらいたいと
思っています。
映画「人生フルーツ」
の予告編リンク貼ります。
❶剥いた皮をそのまま白いわたごと
ザクザク刻んで湯がく
❷一昼夜(24時間)水に晒す
*
❸絞って水をひたひたに加えて
苦味がなくなって柔らかくなるまで煮て
❹生の皮と同量の砂糖を加えて弱火で煮詰める
最後に焦がさないように注意するだけで
かなりアバウトでも美味しくできます。
※文旦の皮の乾燥を防ぐ
食べるとき剥いた皮は
すぐに水に浸けておくと
乾燥を防ぐことができます。
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posted : 2018年3月21日