【食品ロス対策】冷凍ごはんがまずい理由。ふっくらおいしく冷凍するポイント

↑人参だけの炊き込みごはん
そのままでも展開料理にも利用

ごはんは炊きたてがおいしいのは
誰もが知っていること。

だけど冷凍すると
パサパサでおいしくない…という声を
よく聞きます。

だってね~、
おいしい炊きたてを
冷凍しないんだもの。

しかもいつ冷凍したんだか
わからないくらい古いと
そりゃ~ごはんに限らず
なんだってまずくなります。

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切に」する時短家事
『減災収納』という暮らし方を
お届けしています。

ごはんの冷凍を取り上げるのは
受講生さんのキッチン収納改善中の
出来事が発端です。

オンライン講座は
困りごとを先にお聞きして
スマホカメラを反転させて
収納の現状を見て
問題点を整理して
改善案を提案するのですが…。

ある場所を見ていて
気がつきました。
食品の保存容器がとても少ない。

理由を聞いてびっくり。
冷凍庫にごはんが詰まった容器が
いくつも埋没していたんです。

そして…
「冷凍ごはんがまずい」と云います。

こりゃ~大変。

前置きが長くなりました。

…といわけで
今日は
ご飯を美味しく冷凍する方法と
冷凍の目的を取り上げます。

 

■冷凍ごはんがおいしくなる
ポイントは炊きたて!

冷凍ごはんを美味しく食べるには
なるべく湯気が立つ
アツアツを冷凍がポイント。

ごはんのおいしさは
ごはん粒に含まれる水分ですから。

うちでは土鍋で炊いて
炊きたてを食事前に冷凍しますが
時々冷めかかってしまうことも。

それでも土鍋だと
ごはん粒に水分が
しっかり残っているせいか
温め直しでもおいしく食べられます。

それだけ水分キープがポイント。

炊飯ジャーを使っていますか?
保温して残ったのを冷凍ですか?
う~ん…。

ごはん粒の水分が減ってしまいそうで
まして黄色くなっているのは
まずくなっている証拠…。

うちでは
炊きたてと冷凍ごはんを
交互に食べて
冷凍期間を数日にしています。

いつ冷凍したのかわからない
ごはんが
美味しいわけがないですよね?

余ったものを冷凍する
のではありません。

余ったから冷凍…という感覚だと
時間がたってまずいのを
さらに入れっぱなしに。

おいしく食べきるために
冷凍するのです。
残りものを冷凍する…
のとは逆の発想が大事です。

 

■冷凍ごはんをおいしくする
ポイントは“ふっくら”

ごはんが炊けたら
底からおヘラで返して
全体に空気を含ませるように
ほぐしてふんわりさせます。

あるところで
高価な炊飯ジャーで炊いたごはんが
炊いたままになっていました。
高価なジャーも意味がないです…。

炊けたままでは
お鍋の中の余分な水分が飛ばず
周りがベチャッとなって
ごはん粒がくっついて
お鍋の形に固まってしまいます。


↑冷凍した状態

さらに!ポイントがあります。
びっしり詰めるのはNG!


↑にんじん炊き込みご飯は二次利用可能

炊きたてを
一回分ずつ
ふわっと容器に入れて冷凍です。

冷凍するのに
ラップを使う場合もケースを使うなど
ごはん粒がつぶれないように
ふわっとです。

詰め込むと冷凍にも
解凍にも時間がかかります。
ごはん粒がつぶれておいしくない。

 

■あつあつを急冷の工夫

炊きたてを冷凍できるように
食べる分をお茶碗によそったら
(お代わりするのを残して)

食事の前に
容器に入れて蓋をして冷凍。

そのとき
急冷でおいしく冷凍するのに
冷凍庫で冷え冷えの
アルミのバットや
お菓子の缶の蓋などを利用して
なるべく重ねず並べます。

うちではごはんの温度が
ほかの食品の温度の影響がないように
浅い引出しをごはん専用に。

それができない場合は
水分が飛ばないように
蓋をしたまま粗熱を取って冷凍。

写真、容器がたくさん?
このときは
容器大きいのが1つ、小さいのが3つ。
ごはんの下に重ねた容器は空(カラ)。
空の容器も洗って乾いたら
冷凍庫へ。

容器を冷やすのも
ごはんの冷凍時間を短くする工夫。

容器は2パターン。
どちらも重ねられて省スペース。
密閉ではありませんが
確実に短いスパンで消費するので
冷凍やけの心配はなし。

 

■土鍋とガスと蒸篭で
冷凍ごはんがさらにおいしく

蒸篭で温めるときは
蒸篭が吸湿放湿機能があるので
容器の蓋を取っています。

さて、
あえて毎回1合多めに炊くのは
「もしも」への備えの意味もあります。

それには
意識して新しいものを冷凍。
そのためにも
保存を循環させることは大事。

水分が飛ばないように
蓋をしたまま
常温で解凍すると
(ちょっと時間はかかりますが)
ふつうにおいしいひやごはんに。
納豆ごはんにしたところ
おいしかったです。

一般的には
冷めるとごはんはまずくなると
云われてていますが

土鍋を使ってガス火で炊くからか
冷めても美味しい。

土鍋でガス火でないおうちには
ごめんなさい。

「残り物を冷凍する」。
この発想が冷凍ごはんが
おいしくない原因です。

食品の冷凍保存への意識は
フードロス=食品廃棄への
当事者意識ともつながっています。

ごはんを捨てる人は
少ないとは思いますが
日本の食品廃棄量は世界トップレベル。
そのうち半分が家庭ごみ
処理にすごい費用が掛かっています。

冷凍するのは
おいしく食べきるため

このシンプルな発想が基本。

***********

【こちらの記事もおススメ】



 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【メルマガ登録の方へ】

登録無料プレゼント!
その1

小冊子(全20ページカラー)

 

↓↓↓

無料メルマガお申し込み ▼

日々のごはんづくり、食器洗い
ふきん洗いなど
気持ちよくできない…
しんどい…

そんなあなたが
台所仕事が気持ちよくできる
ヒント満載!

キッチンが大好き!
そんなあなたにも
お楽しみいただけるように
カラー写真もたっぷり。

 

登録無料プレゼント!
その2

食器洗いのたびに
沁みてつらい方へ

 

沁みない、しかも時短にもなる!
食器の洗い方

『暮らしの困りごと相談会』
手荒れ対策編
お申し込みはメルマガから♪

 

↓↓↓

無料メルマガお申し込み ▼

▼毎日新聞の取材時に紹介
「洗剤を使わないお鍋や器の汚れ取り」
手荒れ対策にも!


 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■


土井けいこプロフィール&
オンライン講座の詳細 ▼

@土井けいこフェイスブック 

@土井けいこインスタグラム 


posted : 2020年7月8日