片づけも地震対策も早く取りかかると、
それだけ早く快適、安心が得られるのですが、
なかなかできないこともあります。
なんとなく先送りしていたキッチン調理台下、
扉の中の片づけがようやくできました。
「私」の時間を大切に。
時短家事で暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
キッチン調理台下扉のラッチを
地震対策用に取り替えようと、
部品を用意してから4か月。
ようやく取り掛かりましたが、
うまくいかず取り付け失敗。
次の方法を考えつつ、
流れで、扉の中をついでに片づける気になりました。
中のものを出して点検するだけの
気軽な『10分片づけ』です。
収納の下半分だけに限定して
全部出して「見ます」。
半分に範囲を区切ったのは、
気軽にできる範囲はこれくらい、
と経験的にわかっているから。
扉は縦50センチ×横44センチ
奥行47センチ。
シンク横、調理台スペースの下なので、
手前には、【よく使う調理道具】が主に入っています。
奥には【目的限定】のあまり使わないモノが
ちらりと見えます。
↓全部出して上から見ます。
ここから元の場所に戻すものをひとつずつ確かめます。
確かめつつ、
【よく使うもの(動いているもの)】
と【それ以外】に分けます。
↓【毎日使っているもの/確実に使うもの】=戻したいもの
振り分けていて、
「使っていない、捨てなくちゃ…」「でも好き」とか
あれこれ考えそうになったら、
とにかく【それ以外】へ。
捨てるための振り分けじゃないので気楽に振り分け。
↓【それ以外】=いろいろな理由で使っていないもの
今日は、片づけの話なので、
【元の場所に戻すもの】と【それ以外】の詳細と、
この先の話は次の機会に。
どうして、片づける気になったか?
ラッチの付け替えで、
扉を開けたまま作業して、
中の状態が目に入っていたからではないかと思います。
出したりしまったり、ふだんは用事で開けます。
そういうときとは違う感じで目に入った?
本当に取り掛かりたかったのは、
中の片づけだった、
とやってみて気がつきました。
ラッチの取り替えは、
いろいろあってちょっと難しい。
難しいとわかっていて、
それを済ませることに
意識の焦点がいっていた気がします。
地震対策用ラッチをつけると安全と思いますが、
しまってあるもの(特にわれもの)を減らせたことで、
安心感を得られたのです。
私がほしかったのは、「安心感」だった。
簡単にはできないことにフォーカスして
「10分」でできることをしないでいた私。
できることから始める、時々これを忘れてしまいます。
地震対策、片づけ…。
日々暮らしていて、
できないでいることはいろいろあります。
それが気になって、
できないことに知らず知らず
フォーカスしてしまうのでしょうか?
そうしているうちに視野が狭くなって、
もっとラクにできることがあるのに
それに気がつけなくなってしまうのかな?
あ、なぜ片づけたのか?
理由はもうひとつ。
部品の取り付けに失敗して、
なにか代わりの達成感がほしかったかな?
小さなスペースですが
奥が空になって、空間がスッキリ。
ラッチ取り付けの代わりの対応策もなんとかできて、
気持ちよく作業を終えられました。
posted : 2016年9月7日