“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。
ていねいな暮らしのための時短家事と
『減災収納』という暮らし方を
お伝えしています。
今日は「暮らしのエッセイ」です。
*
昨日は節分、今日は立春。
暦の上では冬から春へ。
北陸では春一番。
昼間の東京は4月の陽気だったとか。
このところ
「片づけ」の考え方の記事が
続いています。
先月から遠方の受講生さんが
オンライン講座をきっかけに
提案に基づいて
家じゅうの収納スペースと
ものの点検を開始。
その後の展開をメールでサポート。
一月の終わりには
「家事の困りごと解決」をテーマにした
依頼講座が続き
どうしても頭の中は
「片づけの考え方」でいっぱいに。
そんななか二月に入り
季節感を室内に取り入れようと
模様替えです。
今日の話題は模様替えと
かごに出会ったときのエピソードです。
■食卓周りとリビングと玄関を
少し春に模様替え
模様替えをするといっても
壁に掛けた額を入れ替えたり
グリーンの置き場所を変える程度。
「気分を変えたくて…」
と家具の配置を変える人がいますが
それはよく考えた方がいいいです。
ものを収納している家具の配置を
やみくもに変えるのはNG。
中身を入れたままレイアウトを変えると
人の動き=動線が変わってしまいますから。
…とまたまた
頭の中には受講生さんに伝えたいことが
浮かんできます。(笑)
はい、今日の話題です!
壁の額を変えるだけでも
季節感は変わりますね。
一月中のダイニング壁際↓
■色や素材以外の方法で
季節感を出す
玄関の壁に掛けてあったかごを
ダイニングの壁、家具の上に。
3ヵ月前、
オブジェのように置いていた蔓は
玄関の壁へ。↓
光が直接入らない狭い壁に
クルクル巻いた蔓と
ガラスびん。
背景=壁が見えるだけでも明るくなりました。
動きのある蔓と緑のアイビーが
イキイキと軽やかな感じ。
■エピソードが
数珠つなぎに蘇る♪
↑太い蔓は5年ほど前、近くの森から。
玄関壁からダイニングの壁に移したかご。
いつ買ったのか
思い出せないでいました。
奈良のあそこの通りの
あの辺で買ったことは覚えています。
お店のディスプレイだったのを
商品と勘違いして…。
店主さんの手づくりで500円くらいで
分けていただいて。
それがいつだったのか…。
細い細い記憶の糸をたどると…
ひとりだったから…、あ!
奈良に住む知人の招待を受けて
東大寺を案内してもらって…
東大寺の台所。
入口が開いていて中がみえました。
モノトーンの静かな凛とした空間に
圧倒されたこと…
かまどの火の力強さと鮮やか浮かびます。
小雪がちらついていました。
その日その人のもてなしを受けて
市内に一泊して翌日はひとりで散策。
記憶の糸がどんどん太くなって…。
かごを買ったのは
たぶん5年前の3月9日。
かごをきっかけに
エピソード記憶がどんどん広がって
頭の中は
あの二日間のできごとでいっぱいになって
なんだかしあわせ?
*
模様替えで
久しぶりにかごに意識が向き
そこから5年前の3月の奈良での記憶が蘇りました。
気がつけば
私の頭の中は
「片づけ問題解決モード」から
奈良への小さな旅の記憶へスイッチ。
今回の模様替えは何も買っていません。
ものの入れ替えだけ。
冷蔵庫にあるもので
美味しいひと品ができたときのような
お得感♪
しかも大きなおまけがつきました。
《追伸》
毎年暮れに
リビングの壁に掛ける「悦び」の書。
ダイニングに飾る
「十二支」木彫り人形↓
額と木彫り飾り。
どちらも一月いっぱい愉しみ片づけました。
posted : 2019年2月4日