▲新築から23年住んだ部屋
どんなときも家事をもっとラクに!
もっと楽しく♪
「家事のお困りごと解決」
を仕事にして35年。
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
「家事がうまくまわらない…」
「時間にゆとりがない」
そんなあなたの
困りごと解決のヒントになることを願って
ゆとりを生み出す時短家事
暮らしがラクになる
『減災収納』
などをお伝えしています。
今日は
暮らしのエッセイです。
*
コロナ禍後半、体力も気力も使い果たし
困っていることに向き合うことができなくなっていた。
そんな65歳の私が
希望を見つけた、その過程の体験談です。
*
▲2021年春 LDK20畳と和室8畳 天井高さ2m60cm
困りごとに向き合うエネルギーがなくても大丈夫
そのことに気づいたのは
2021年12月20日月曜日の夜、友人と飲んでいるときなんです。
「ちょっと話してもいい?」
「困っていることがあるんだけど、きいてくれる?」
一言、断ってから、そのとき抱えていたモヤモヤを
友人に話し始めました。
「体調がしんどくて…。
うちね、割と広くて天井も高くて広い空間を維持するのが負担なんだよね。
まあ、家賃も負担でね。
元々ずっと住むつもりじゃなかったし
いつかは住み替えるつもりだったけど
いま引っ越すといっても
敷金・礼金とか……
探すたって見当もつかないし…」
友人はめんどうがらずに
ちゃんと受け止めてくれました。
「そうか…それならURは?
いいらしいよ」
(UR…)「あ!その手があった!」
URのことは
(昔、友人に紹介したくらい)知っていたのに
モヤモヤしていたときは
思いつかなかったんですね。
駅前マンションタイプもあれば郊外の団地もあること。
広さも間取りも家賃も種類がいろいろあること。
URについての知識を思い出すうちに
建物と立地のイメージがいろいろ浮かんできて、
まだ何にも決まっていないのに
希望が湧いてきた!
あんなにしんどくて、考える気力もなかった1時間前の私が
もう~行動起こしたくてうずうず~。
希望が持てるってすごい。
*
URって選択肢があることに気づく前は、
広い空間が落ち着かず居場所がない感じだったんです。
頭はモヤがかかっていて
地に足がついていないようなふわふわしたような
心の中にうずくまっている自分がいるような……。
負担感に押しつぶされそうな感覚でしたね。
問題に向き合うエネルギーがないことに気づけないほど
ただ困っているだけの状態でした。
*
▲コロナ禍前半 人が集まる仕事が止まったころ 暮らしの見直しで自分を立て直そうとしていた
それまでの人生、何度も体力の限界を感じることはありました。
けれども、そのときの私って、
体力がどん底でもどこからか湧いてくるエネルギーがあったんです。
どんなときも頑張る。
そういう私の行動を見て
周りの人は
「どこからそのエネルギーが出てくるの…?」って感心するような、あきれるような言われ方をするぐらいだったんです。
底力があったんですね。
底力の源は“意志”です。
困りごとにどう対処するか
考え方も方法も知っていました。
だから目指す先が見えて、意志が持てるときは、
そこに向かって行動することができていたんです。
それなのに友人に話を聞いてもらう前の私は
それまでの体験も
知っている対策の取り方も
なにも思い浮かばなくなっていました。
それくらいエネルギーが底をついていたんです。
意志が湧いてこなかった。
広い空間と経済的な負担感のしんどさが、ただつらかった。
*
友人のヒントで自分の進む先が見えた私は
早く帰宅して情報を調べたくて、ちょっとそわそわしていたかもしれませんね。
翌日、12月21日火曜日の朝。
ルンルンな感じでパソコンを開きます。
申し込み条件はクリアできることを確認。
申し込み条件が大事なポイントなのに
確認する前からURに住み替えする、その気満々(笑)って、どうなの?
さあ、ここから~。
希望が実現しそうな情報(物件)がかなり出ています。
情報が具体的にわかる……、それだけでさらにワクワク~
(まだ決まっていませんよ~)
さっそく、『自分とのおしゃべりワーク』(*)開始。
ワークシート(*)に自分が求めている条件を書き出して整理。
(*については最後に説明します)
まず、通勤する夫の交通の便、床面積、希望の間取り。そして家賃。
条件が合いそうな、一駅隣からバスに乗る郊外の団地に目星をつけます。
同じ部屋でも内装が違うので
好みの内装をネットの画像でチェック。
内覧に備えて
いくつかの候補の空き室番号をメモ。
内覧の予約。
12月22日水曜日、内覧実行。
その駅からバスに乗るのは初めて。
なんだかちょっと遠足気分。
広い団地内を歩いて、いくつも部屋を見て
最終的には前に建物がない棟を選び、日当たりと景色を確保。
年齢を考えて1階の部屋に決めました。
その場で申し込み。(申し込みで仮押さえ1週間有効)
週末
12月25日土曜日、夫と再び内覧。
12月26日日曜日、契約。
正味3日で、希望は実現の運びとなりました。
▲住み替え先に選んだUR 最寄り駅からバスと徒歩で10分
友人に話を聞いてもらったあの日から
ひと月ほど後に引越し。
▲引越し2日目 LDK20畳超からDK10畳へ 延べ床面積3割減、家賃月額7万円減
念願のコンパクトな暮らし(広さと家賃)がかないました。
▲URに住み替えて 台所とテレビは直線で7歩
さらに半年後には、体温が1度上がり、体調は少しずつ回復。
▲UR 住み替え後のベランダから
*
どうにかしないといけない大きな困りごとを前にして
動けなくなってしまうことってありますよね。
そういう人に伝えたいことがあります。
エネルギーがない時は動けなくてもしようがない。
でも、希望が見えたら、そこに向かう意志が生まれる。
エネルギーが沸いてくるんです。
それじゃ、希望はどうしたら見えるのか。
私のように人に話をして
聞いてくれた人のヒントをきっかけに
自分の中にあった情報を引き出して見えることもあるし
本、映画、テレビなどがきっかけになることもあります。
だから
いま、困りごとと向き合うエネルギーがなくても大丈夫。
希望が見えたら、人は自然に動き出します。
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*『自分とのおしゃべりワーク』とは?
『暮らしのお困りごと解決講座』で
困りごとを解決するためにお伝えしてきた方法です。
『自分とのおしゃべりワーク』に使う
ワークシートとは?
大谷翔平が高校生のとき
大リーグで活躍する目標実現のために使った
ワークシートと基本は同じです。
『自分とのおしゃべりワーク』は
日々の暮らしの困りごとや
私のように住み替えという大きなことを決めるにのに
手軽に使える方法です。
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posted : 2025年2月2日