暮らしのアドバイザー土井けいこです。
きょうは「暮らしを愉しむ」の投稿です。
先日も登場の車麩。
今日は、全粒粉の素朴な旨みを
主食にもスイーツにも家族で手軽に味わう
食材として取り上げます。
ドーナツ状に焼いた
車麩のフレンチトーストを先日紹介。
今回は、家族向けバージョンで焼いてみました。
お皿が同じなので
前回のを切って撮り直しただけ?
と思わないでくださいね(笑)。
先日投稿した車麩フレンチトースト。
きょうの話題のポイントは全粒粉です。
全粒粉は食物繊維が薄力粉の3倍。
鉄分を含み、ビタミンB1ビタミンの含有量も高い、とのこと。
(ウィキペディアより)
全粒粉の車麩で作ったフレンチトーストが
食パンのフレンチトースと違うのは、
素朴な味、旨みもですが
噛みごたえがあるところです。
なにしろ私は歯ごたえのあるものが好き(笑)。
ふわふわは苦手?
しっかり噛むのはなににつけよいことです。
食パンと違って食べごたえもあって、
おなかのもちもいいように感じます。
歯が生え始めたお子さんが
全粒粉の
味が塩だけの薄焼きパン(アタルティー)のちぎったのを
おいしそうにずっと噛んでいたのを思い出しました。
全粒粉の甘み旨みは
まだ甘いものを覚えていない小さなお子さん
にはわかるのですね。
小さなお子さんや歯の噛む力が…という方には、
小さく切るといいですね。
前回もお伝えしましたが、
全粒粉の味わいを残したいので豆乳と卵だけ。
お砂糖を入れずバターも使わないので
焼くとき焦げ付きにくいです。
バターの代わりにオリーブオイルを使っています。
直径28センチの浅鍋で焼いてみました。
焦がさないコツは、
ふたをしてごく弱火で5分放っておくこと。
反対面を焼くときは、
車麩の下にフライ返しを滑り入れて、
もう片方の手で菜箸などを添えて返します。
焼けた卵液がお鍋に張り付いてしまうともったいないし、
焼き上がりがおいしそうにならないので
優しくていねいにフライ返しを入れます。
↓この時は焼き色が足りなかったので
少しだけ火を強めて1分ほど長く焼きました。
蛍光灯の下で撮ったので色が…(涙)
焼く前にまな板の上で半分に切ったのですが、
乾燥状態で切ることもできるのか、
割れてしまうのか、次に試してみます。
卵液に浸けた全粒粉車麩は
冷蔵庫でまる二日は持ちますから
朝、昼、おやつといつでも手軽に作れます。
明日の食パンが足りない!
と、夜気がついたときは、
買い置きの車麩を卵液に浸ける…、
というのもいいですね。
乾物ですから保存ができて、
非常食にもいいです。
フレンチトーストが焼ける10分の間に
スープやサラダを用意できるので
忙しい朝にも向いている?
うちでは焼いている10分の間に
残った卵液も使って
レンコンパウダー入りポタージュ。
前回のあとから
シチューはレンコンパウダーを入れて
めちゃ地味な色ですがおいしい~ポタージュ、
と呼んでいます。
繊維質がたっぷりとれるので
全粒粉とレンコンのコンビは
お通じにもいいかな?
マクロビ?
それは言葉しか知らないので、
詳しいことはわかりません。
ただ、身体にやさしい食べ物はうれしいな
と思っているだけ。
全粒粉車麩と豆乳で作るフレンチトースト。
お子さんにもシニアにも、休日のブランチにも
手軽でおススメです。
posted : 2016年10月29日