冬だからこそ、洗濯物干しをもっとラクに時短しよう!

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寒波で大雪が各地で続いています。
そんな中、
今日はリビングスタジオ208で講座。
スタジオがなかなか
温まらずもとても寒かったです。

「私」の時間を大切に。
時短家事で暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

今日の話題は、
洗濯ものを干す~取り込む
その時間を短縮する話。

私が住む関西も冷え込む日々。
昨日も外は雪で真っ白に…。

それでも洗濯ものを外干し。
北国・雪国の人が聞いたらびっくり、
でしようか。

■洗濯物干す作業の時短

うちの場合、冬は寒いですから、
(イヤ、年中)
洗濯物はハンガーに掛けて
外へ運び、
ハンガーごと取り込むので
外で作業する時間が短い。

洗濯機から出しながら
ハンガーに掛けその手で
洗濯機すぐ横のポールに掛けます。

高機能の乾燥機付き洗濯機なら
中でふんわり乾燥して
絡まることはないです。

でもうちのは
5万円くらいで買ったもの。
洗濯物は洗濯機の中で
絡まっています。

それで、
なるべく絡まらないように
ネットを使っています。

ソックスなど小物も
紛れてしまわないように
ネットを使います。

絡まりが少なくて
小物がまとまっていると
時短に。

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↑手前のネットはソックス専用。
脱いだら即ネットへ。
ここでも洗濯機に入れるのも時短。

ネットの中でも毎日使うものは
洗濯機横にマグネットフックをつけて
ぶら下げ収納。

洗濯が終わったら
ネットをフックに戻して乾燥。
これも時短。

■絡まりをほぐして干す
時間を実測

先日、洗濯ものを洗濯機から
取り出して洗濯機横に
干し終わるまでの時間を
計ってみました。

絡まりをほぐす作業の時短を
意識しただけで

7分が4分半に短縮。

洗濯機の中でバスタオルだけ
ザックリとほぐして
洗濯機から出してかごへ。
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ここからが
時短できるかどうかの
分かれ道。

バスタオル以外の物は
取り出してカゴに。

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洗濯機の蓋の上で
同じアイテムをまとめながら
人別にザックリと分けます。

すると
洗濯機から出して
ほぐして横のポールへ干す時間は
4分半に!

しかもアイテム別に並んで
干せています。

実験ですから同じ洗濯物で
もう一度濡らして脱水。

いつものように
洗濯機の中でほぐしながら
手当たり次第干すと7分

洗濯物を干す順番
じつは取り込みたたむ作業の
時短にも影響します。

■無頓着に干すことで
時間もスペースもムダ

22年前までのことですが
私はお客様の家で家事をする
家事のプロでした。

あるとき
担当のヘルパーさんから
「洗濯ものが干しきらないので
ハンガーを増やしてほしい」
と連絡がありました。

お客様に伝える前に
確認に現場へ出向き、びっくり!

角ハンガーに洗濯物が
スカスカ、バラバラに
干してあります。

いつもの家での干し方。
スカスカに干すのは風が通って
早く乾くように、とのこと。
確かに早く乾きますが。。。

乾くのに少々時間がかかっても
夕方までには乾きます。

角ハンガーひとつに
まとまっている方が
後で取り込むお客様が
ラクなこと。

ソックスは
1足ペアにして1つのピンチに挟むと
外しながらペアができて
ラクなこと。

片方ずつ干すと
乾燥にはいいですが、
ピンチに挟む時間は倍増します。

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洗濯物が
アイテムごとにまとまってると
見た目が整然としているだけでなく
しまうのもラクなこと。

パジャマのように上下揃いで使うものは
上下を隣り合わせに干すと
外したとき上下セットができます。

早く乾くことは
確かによいことですが、
取り込み、たたむ作業まで
総合的に捉えること。

できれば早く乾くのがいいですが
留守のお客様(自宅なら自分)が帰宅されて
ラクに取り込めるのは
とても大事

…などなど
いろいろ説明しました。

■先の作業を意識して
一連で捉える重要性

洗濯ものを干すことと
たたむことはつながっています。

洗ってから乾くまで
時間はあきますが
一連の作業です。

洗濯機から出してほぐす作業も
次の段取りを考えると
結果的に時短できることに
今回気がつきました。

寒い時期です。
外で洗濯物を干すとしても
できるだけ家の中で
作業を済ませると
外での作業時間も時短できますね。

 

 

《追記》
外でハンガーから外して
取り込みながら
たたむのが習慣の人も
冬は家の中で
たたんでいるのでしようか?

ハンガーを外に置くのが習慣だと
冬や雨の時は大変です。


posted : 2017年1月25日