インドのカディコットン↑
暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる減災収納を
お伝えしています。
*
2015年の夏
一枚のストールに出会って
素朴で繊細なカディという
インド綿を知りました。
無印良品のセールで買った
インド綿のワンピースが
カディに似た素材です。
肘を包む袖丈。
肌にやさしい生地が
冷えから身体を守ってくれるようで
デスクワークにすごくいい感じです。
きょうは
暑い季節を快適に過ごす
夏服の素材
カディコットン、インド綿の話を
取り上げます。
■夏の服は生地がポイント
私が服を選ぶポイントの一番は
生地の素材感・風合いです。
素材が何かも大事ですが
糸の細さ、紡ぎ方、織り方によっても
風合いは変わります。
カディコットンは手紡ぎ手織り。
独特の糸車が使われていて
歴史的背景もあるようで興味深いです。
(※3最後にカディの詳細掲載先のリック貼ります)
身に纏うものは自分を表すもので
気分にも大きく影響するもの。
一昨年の夏
カディのストールに出会ってから
真夏こそ
身に纏う衣服の生地の役割を
考えたいと思うようになっています。
■夏の衣類は袖の長さも大事
夏の服は案外、
袖があるのが汗を吸ってくれたり
エアコンの冷気から守ってくれたりで
安心と思います。
袖があれば肌に直接触れるだけに
生地の風合いがだいじ。
無印良品で買った
オーガニックコットン
半袖ワンピースは、
インド製。
シールはがしちゃいましたが
セール価格~♪
ストールに比べると
やや張りがあるものの
カディに似た透け感のある
いい感じの生地。
ゆったりした身幅で腰を包むひざ上丈と
肘が隠れる袖丈が
エアコン対策にすごくいい。
じつは、
パジャマにするつもりで
買いました~。
ゆったりと空気を纏う感じで
しかもサラリとして…
そうだ、お風呂上りに着るのに
もう一枚買いたい!
紺色も店頭で見かけたので
サルエルパンツと合わせて
外出着にもしたいです。
ただし、私は無地が好き。
インドらしい
サリーに見られる裾のボーダー柄は
切るつもり。
洗濯すると2時間で乾きました!
パジャマにすると
毎日洗いたてが着られますね~。
■カディコットンのような
ふんわりブラウスの魅力
↑このブラウスに出会ったのは
一年前の今頃。
デパートのバーゲンも
終盤に入った7月の末。
お気に入りのブランドの
スタッフさんとおしゃべりしていて
お向かいのショップの
トルソーが着たブラウスを
「気になりますね~」と話題に。
襟がふんわりして
前身ごろがねじった不思議なデザイン。
手を触れてみると
見た目だけでなく
生地がなんともふんわりやさしい。
着てみると襟が空気を含んで
エアコンで冷える首を
さりげなくサポート。
安心感あり。
タグを見るとインド製。
カディのストールと
似た手触り感。
メーカー※1に訊いてみたところ
カディコットンではないかもしれない
とのこと。
よ~くよくていねいに
手のひらでにぎってみると
わずかに違いを感じるかな?
いや、やっぱりカディコットン
じゃないのかな?
それくらい手触りよく
着ていてもいい具合に風を通し
空気を含んでくれて
ありがたいこと。
■カディコットンがきっかけで
30年前の服が蘇りました!
バングラデシュに住んでいた頃
愛用した民族衣装
=サロワー・カミューズ2着。↑
なにしろ
素材感、風合いが素晴らしく
カディがきっかけで
帰国以来27年ぶりに
この夏は再びパジャマとして
着ています。
ショールはずっと現役で
色褪せています。
四角大判風呂敷サイズも
ストールとして使っています。↓
夏、身に纏うものは
暑い屋外でも
エアコンの効 いたところでも
活躍するのがいいな。
身に着ける服の素材で
夏の室内外の寒暖調節を
うまくしたいから。
それにしても
インド綿ってすごいですね~。
*余談*
※1ふんわりブラウスのブランド
毎日着たいゆったり服~YAARAヤラ
アボリジニの言葉で「ゆっくり流れる」
の意味だそうです。
若い人向けながら
ロクマル世代にもいい感じと思います。
生地と縫製と価格のバランスがいいと
思っています。
※2バングラデシュのサローワ
近年広まっている私も大好きな
サルエルパンツは中東が発祥のようです。
イスラム教の国
バングラデシュのサローワは
サルエルパンツと
つながっていると思っています。
※3カディについて
カディコットンについて詳しくはこちら
Checkandstripe
カディは切り売りされているそうで
ストールを自分で作ってみたいです。
参考までリンク貼ります。
→切り売り先
posted : 2017年7月28日