30年取り置いたもの。手放すタイミングがやってきた!

今日はうちの「不用品管理ステーション」のモノを
片づけるタイミングがやってきた話です。

活かせるように手放すには
受け取った側が「これはうれしい」と
思っていただけるかが基準。

とはいっても、
あくまでも自分の価値観が基準だからなかなかむずかしい。

そこで、一か所=NPO直営のリサイクルショップに
引き受けていただけるかを焦点にしました。

大きな紙袋3つにまとまりました。
1つは割れ物。
運びやすいようにガラスや陶器を新聞紙に包んで紙袋に。

2つ目はキッチン小物&日用雑貨品。
雑貨品は未使用のものを中心に。

3つ目は衣類。
自分が着たいと思いつつ着ない(着られない)モノを中心に。

ゴミとして処分するのは
左端 ↓ の白い小さな紙袋。

パソコン仕事とカメラ撮影とほかの片づけ、仕事も並行して

食べかじりのような
今日の仕事の仕方でした。

忙しさにかまけて、
押し入れの「不用品?集中管理ステーション」に
雑に突っ込んで…
それを押し入れ前に出したのは春…。

梅雨入りの前に、
ようやく本日仕分け完了。

うちからモノがなくなったわけではありませんが、
長く放置していたモノの仕分けができて
ほっとしています。

多くの方は
家からモノをなくすことを目的に片づけるようですが
それも片づけの目的?

たしかに不用なモノを手放すと気持ちがいいですが、
私は自分の手でしっかり仕分けすること、
そこにも大きな意味がある、と思っています。

熊本の地震からひと月。

壊れてしまった暮らしを
期限が切られて
どうしようもない思いで
諦めることを迫られた人の気持ち

いまだ片づける気力がわいてこない人の気持ち

それを思うと、

全然次元は違うけれど
自分のタイミングで片づけられることを
ありがたい…と思うのです。

21年前、
私も片づけに向かうことができなかったから。

《追記》
今回処分の対象にした白い紙袋の中には、
思い出ものがあれこれ詰まっています。
30年取り置いたものもあります。

相手の顔が浮かび、あの旅のあの場所…と思い浮かぶ…
それでも「もういいかな~?」と想いました。
それでいいんじゃないか…と。
タイミングって
特に理由はなくて時間が教えてくれたりします。

思い出がつまったものを
今回、あえて「可燃ごみ」に出します。
できたら「とんど焼き」にしたかったけど、
それを待っていたらまた月日が経ってしまいますから、
こういうのもタイミングなのです。

 


posted : 2016年5月13日