1センチに満たない小さなまるいものが
拭きそうじの面倒さを解消してくれました。
ちょっとした工夫で不便が快適になるって
知らないのは人生の損!?
不便を快適に変えるには、
不便という感覚を流してしまわないことが大事です。
「私の時間」を大切に。
時短家事で、暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
講座の資料を整理していて、
2年前の自宅講座の振り返りシートが目に留まりました。
その時の講座のテーマは「工夫」。
「ちょっと工夫するだけで不便は快適に変わる。
それには、不便に気づく感度を鍛えないと…」
と受講生さんの声が綴られていました。
キッチンシンク前カウンターに
3つのまるい時計みたいなものがあります。
カウンターの上を拭くには
これらをどけなければいけません。
問題は、戻すときの面倒さ。
この面倒さというのが、なかなかやっかい。
…ですが、
インテリアショップの
目覚まし時計のディスプレイで解決策発見。
小さなクッションゴムをつけて、困りごと解決!
え?そんなこととっくに知っていました?
クッションゴムを持っているのに
小さなまるいものの置きにくさ解決策に使えることに
私は気がつかなかった。
知って早速あれにもこれにも楽しく試してみます。
クションゴムの接地面積はわずか。
ひっくり返りそう?そう見えますよね?
これで置いたとき安定感あるってほんと?
真横から見ると
クッションゴム役に立っているの?
という感じですよね?
↑ わずかこんな接点でも、安定感はあるんです。
設置面積が大きいとより安定すると思いがちだけど、
実際にものを手にして平面に置いてみると
接地面積とはあまり関係なさそう?
じつは面より点の方がものを置いたとき
ラクに安定感を感じられます。
クッションゴムをつけたので、目覚まし時計↑を、目ぼけて転がしてしまうこともなくなりました
接地面が平らなクッションゴムは
滑り止め効果が大きいのですが
その分置いたときの抵抗感(滑り止めだから当然)もあります。
それに斜めの丸い時計には使えません。
毎日手に取るものには、
接地面小さな丸いクッションゴムが活躍です。
じつは、
キッチンカウンターの拭きそうじをサボりがちでした。
拭き掃除がしにくいから
物はしまう?
時計や温度計は出しておかなければ役に立ちません。
拭くたびに小さな不安定なものを
戻すのが面倒で、
いつもいつも何とかならないか、
と不便を感じていました。
その面倒さが小さなクッションゴムで解消。
これは些細なことのようですごいことです。
暮らしにくさをもたらすことは
大きな問題ばかりに目が行きがちですが、
こんな小さな不便さに対する感度も大事です。
大きな不都合にばかり目をとられていると
小さな工夫で大きな安心感、快適さが得られることに
なかなか気がつけないのかもしれません。
キッチンシンク前の丸いの3つ、
拭きそうじした後、置き直すのがラクちんに。
インテリアショップで
手にした置時計を元の場所に戻したときあの安定感。
気がついたのは、
いつもの不便さへの感覚が
しっかりと意識されていたから。
不便さの解決策は
すでに自分の周りにあるのかもしれませんね。
posted : 2016年9月25日