既存スペース活用。在宅テレワークのスペース問題は、発想の転換で解決

否応なしの“新しい日常”。
こんなときこそ
もっともっと家事をラクに!楽しく♪

「家事のお困りごと解決」
を仕事にして今年で30年。

暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

時間を大切にする時短家事
『減災収納』という暮らし方
日々の想いを
お伝えしています。

今年の春。
在宅ワークの始まりで
自宅に仕事スペースを急遽つくった
家庭も多かったかと思います。

半年が過ぎ
在宅ワークを前提にした暮らしを
見直す時期かもしれません。

今日は
長年自宅を仕事場にしてきた
わたし&我が家の
在宅ワーク環境づくりが話題です。

わたしの改善体験が
場所づくりや
暮らしとのバランスをとっていく
ヒントになることを願っています。

 

■30年前の発想が
変化に対応し続ける

世界中が
大きな変化を強いられてきた
この半年余り。

個人的にこの30年を振り返ると
神戸であの地震急襲の経験もあり

(感染症対策のために
世の中が変わるとは
思いもしなかったけれど)

仕事も含めて
暮らしは予告なく
変わる、というのが実感です。

そういう中での変化への対応は
急ごしらえになるもの。

初めから完成形を求めると
間違いやすいです。
日々使って
使いにくさがわかれば
改善していきます。

自宅を仕事場にして25年。

ワープロがデスクトップパソコンに変わり
>装備とともに
仕事の質や量の変化もあり
仕事場は幾度となく
機能不全に陥り…(苦笑)
そのたびに
レイアウトも作業デスクも改善。

仕事部屋機能不全の原因と改善の過程は
↓こちらに掲載

2018年秋には
体力に合わせて外の教室を自宅仕事場に集約。
外に開いた教室で
カウンターに使っていた
無印良品折りたたみデスクを
本来の形ではあるものの3台並べて使用。

そのときの小さな改善の一環で
長年使ってきたおもちゃ箱を改良した
プリンター台を机の下に置きました。

長年の改善を振り返ってみると
いろいろなアイディアを
駆使しているのではなくて
“ワークスペースを確保し
その下を活用”
という
シンプルな発想が基本と気づきます

この発想はどこから来たのかな?

 

■机の下を活用する発想が
生まれた背景

パソコンを使っての
在宅ワーク歴20年ですが
その前の会社員時代も
週末、
自宅でデスクワークをしていたので
在宅ワーク歴は実質約30年。

当時は
9帖のキッチン兼ダイニングの
食卓でデスクワーク。

資料などをひろげて…
やがて食事時になれば
デスクは食卓に戻ります。

ひろげた資料はどこへ?
テーブルの下に引出しタイプの
ワゴンを置いて
やりかけの仕事などを
引出しに戻していました。

9帖のDKには
仕事のために
収納などを置くスペースもなかったですし
スペースがあったとしても
専用のデスクなどの購入は
全く考えていなくて
部屋の使い方を
変えるつもりもなく

部屋を変えずに
最小限のもので機能的なスペースの確保を
自然に考えていました。

 

■一つのアイディアが
いろいろな場面で現れる

最近食卓でもデスクワークをするので
プリンターの置き場所を確保。

プリンター台にしたのは
無印良品のおもちゃ箱。
仕事部屋のアイディアとほぼ同じ。

窓際の台下を改善していて
改めて思ったのですが
植物を置いている窓際の台って
デスクにピッタリ!?

あれこれ試していると
木箱の向きを変えると
パソコン収納にもなって
資料の収納にも利用できることに
気づきます。

おもちゃ箱の上に
手持ちの分厚い板を置くと
椅子に高さがちょうどいいことを発見。

今あるものの使い途に
気づくことは
ものを買うときのうれしさとは違って
可能性の泉を掘り当てたような
気持ちになってお得感~!

思えば
テーブル下の空間を
30年前から当たり前のように
活用して現在に至っています。

新たなアイディアが
次々生まれているわけではなくて
30年前の経験が幹になって
枝が育って
いろいろなアレンジに
気づく感じです。

 

■スペースの活用方法は
「見つける」!?

写真で観ると
窓際をデスクスペースに使うとすれば
白い食器棚の中を整理すれば
書類スペースにするという方法も
できそうです。

こういう気づきも
幹の体験を基にした枝の発想。

退いて観ると
既存のスペースの活用にも気づきます。

ダイニングのカウンターを
本棚に使っていますが
パソコンワークスペースに
利用できそう。

これは後輩の家で見た
通路を利用した
カウンターPCスペースがヒント。

立って仕事すると長時間座るより
集中するらしい。
後輩に家のように
カウンター用のハイスツールを
置いてもいいかな?

広い部屋で集中できないのなら
仕切るのも方法。

25年前の仕事部屋は
中途半端に広くて使いにくかった。
そこで本棚で真ん中を仕切って細長く利用。
幅が狭いと振り返ると本棚に手が届き
コンパクトな空間の良さを体験済み。

外の教室では
観音開きの押し入れを
クローゼットに改造して
さらに中に折りたたみデスクを入れて
扉を閉めると隠れる
秘密基地(笑)にしていました。

在宅テレワークに限らず
夫婦それぞれが
ワークスペースが必要と
いうケースもありますよね。

スペースの使い方や部屋の
使い途(役目)を見直すことで
それぞれが集中できるように
方法はきっと見つかります。

在宅ワークのスペースと
暮らしのバランスをとる可能性は
思わぬところにあり!?

それには
ものを買って解決しようとする
考え方を棚上げして
困っていることを紙に書き出すこと。

今あるスペースやものを活かせないか
自分に問いかけつつ
観察する目で各所を眺めて
みることが
解決策を見つける始まり。

漠然と思っているだけでは
アイディアは浮かばないものです。

 

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posted : 2020年10月2日