暮らしのアドバイザー土井けいこです。
時短家事で「私」の時間を大切に。
暮らしがラクに楽しくなる
家事や収納の工夫をお伝えしています。
きょうは日曜日。
「暮らしを愉しむ」なんですけど、
小さな収納改善の報告します。
せっかく収納の工夫をしても
片づけても
家族がその努力を無にする…
ってありますよね?
そういうとき
気持ちをどこにもっていけばいいのか
私なりに考えてみました。
■ラベルは有効?
読んでくれる?
25年も使っている
しみ欠けだらけの
ボロボロだけど愛着のある湯呑を
お客さんに出すって、
イヤですよね?
イヤなことされました。
わ、すごい相手が悪いみたい。
私の困りごとは
収納の工夫以前の問題?
家族用の湯呑みと来客用。
うちでは同じ棚に収納しています。
それがよくない?
何か工夫できないか?
と思って日々過ごしていたら…
方法はあるんですね。
収納場所を変えないで
ラベルに「自家用」「来客」と書いて貼ってみました。
これならどうだろう?
わかるよね?
え?読まない?
上からのぞくと見えるラベルでは
わからないだろうから
自家用はアクリルケースに統一して
ラベルをケースの正面に貼りました。
これなら見てくれるかな?↓
そもそも自家用とか来客用とか
シミとか欠けとか
頓着ないっていうのが
私には信じられないんだけど…。
人はみな違う感覚で生きている。
それを時々忘れてイライラするのは
エネルギーの使い方を
間違っているかな~?
と思えるときは
私に余裕のある時(笑)。
■ラベル表示と
感覚的にわかる
ダブルの工夫
湯呑や急須を置いた棚は、
奥のものをとりやすく
アクリルケースとトレイで仕切って収納。
ものに触れて動かしていると
気づきがあります。
さらに気がついたことが!
左端に急須を置くのが長年の習慣。
なんで?理由なし!
急須を棚の真ん中に置いて
右に毎日使う自家用、
左に来客用に振り分けました。
今までなんで急須を
左端に置いていたのか?
見た目もスッキリ!
急須も深いアクリルケースから
浅いステンレスのトレイに替えて
出し入れしやすくなりました。↓
ついでに湯呑と急須の上の棚も
点検収納改善しました。
■共存の道
話は変わりまして…。
夕方、久ぶりに
イソヒヨドリがやってきた話です。
腹ペコのようで
ベランダのフェンスから
軒先の蜘蛛を見据えていました。
首が凝るんじゃないかと
思うくらい
クチバシを真上に向けて狙っていました。
写真はお食事後のひと休み。↓
2008年の晩秋。
いただいた枝付きの渋柿を
ベランダに置いたことで
野鳥が来るようになり
居ながらのバードウォッチング。
ベランダのオリーブの木に
たくさん実がなった冬には
オリーブの実をベランダで
ついばんで床を汚して…。
でも、ガラス窓越しに
至近距離で見る野鳥はかわいい。
そのうち
物干し竿の洗濯物の上に止るように。
そうなると
やっぱり困ります。
いやだな~って、思います。
勝手ですよね。
そういうことをいう私に
野生動物に詳しい人が
「共存」と言いました。
そうですね。
イソヒヨドリは洗濯物なんて
知りません。
そもそも野鳥が
飛んでるコースに
建物が立って人が暮らしているのです。
野鳥と人間も共存。
人間、家族も共存なのです。
「私のテリトリー、私のやり方で…」
ってなりがちですけど
そうなるとイライラが募ります(笑)。
■気持ちも収納方法も
折り合いが大事
きょうは日曜ですが、
こみ入った仕事があってくたびれて
午後、お茶休憩しようと
湯呑の収納棚の前に立って
「これじゃ~、わからないよね」
と思ったんです。
ラベルを書いて
急須を仕切りにして…。
それでもシミ欠けのある湯呑を
来客に出すだろうか…。
そうかもしれませんね。
頓着がないのですから。
ちょっとしまい直して
手先を使って
気分転換になりました。
自分と人は(家族でも)
違う感覚で生きていることが前提。
(それを時々忘れるんです)。
自分がハッピーに
暮らしていくためにも
忘れないようにしたいです。
きちんとした状態があたり前
の人もいれば
そうでない人もいます。
ものや収納場所に頓着がない人もいます。
スッキリ暮らしたい
と思っていることに
気がつかない人もいます。
それなら収納を工夫する理由を
ていねいに伝えることも
必要かもしれません。
人は、
(たとえ夫婦でも親子でも)
感覚、価値観は違うもの。
それを、
家族(職場でも地域でも)で
お互いに
わかっているといないでは
イライラが違ってくるはず。
わかっていても疲れていると
イライラしますけど…。(笑)
きょうは、家族にわかりやすい
収納の工夫を
あきらめない話(笑)でした~。
posted : 2017年2月19日