こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
今月に入って二回目の
「お掃除実演講座」の様子を
お届けします。
日々繰り返す食器洗い。
受講生さんが
スタジオのキッチンで
洗剤を使わない食器洗いを体験。
受講生さんが発する
率直な言葉を聞いて…
感じたことをレポートします。
■「器の汚れはシンクに入れない」
「汚れは判断すること」
昨日の講座は、
私の実演だけでなく
受講生さんにも洗剤を使わない
食器洗いを
体験していただきました。
掃除の基本は手と布と水の話。
次に重曹を使いこなす説明。
その実例としてお皿の卵の黄身を
調理台に見立てたテーブルの上で
取ります。
ほとんどの器の汚れは
調理台の上で新聞紙に移します。
受講生さん、
汚れをシンクの中にいれない
ことにビックリ!
こびりつき汚れといっても
汚れの性質はいろいろ。
その後受講生さんも体験。
↓受講生さんトライ
目の前で重曹を使って簡単に作った
アルカリスプレー※を
卵の黄身に吹きかけて
スクレーパーでなじませて
新聞紙に汚れを落とします。
↓受講生さん体験中
こびりつき汚れは
力任せにゴシゴシもNG。
汚れの酸性アルカリ性で
使うものを見極めることや
汚れによって
お湯がNGとか
ベタベタした汚れと
ガサガサざらついた汚れでは
使うものが違うことなども説明。
講座では
「汚れを判断することが必要
なんですね~」
との声が上がりました。
■油汚れを
マイクロファイバークロスと
少量のお湯でスッキリ!
実演の前に
受講生さんの手のひらをお皿に見立てて
お皿の汚れをクロスで取るときの
私の指の腹のチカラ加減を
感じていただきます。
その力
「まるでマッサージ!」
手をしっかり使うことが
掃除が楽しくなるポイント!
なぜお皿をクロスで
ギュッとマッサージのように
洗うのか…
その意味を説明。
続いて油がついたお皿を
マイクロファイバークロスと
細い流し湯で洗い実演。
↓そのあと受講生さん手とクロスで体験中
「気持ちよく(汚れが)
落ちるので
気持ちよく洗えます」
超極細繊維が油を
スッキリと取ってくれる。
「クロスについた油汚れも
(少しの流し湯で)スッキリ」
受講生さん
流すお湯の量の少なさにビックリ!
細くお湯を流しながら
食器を拭くように
クロスで洗っていると
あっという間にきれいに!
時間は洗剤とスポンジ使うより
半分以下!
クロスのサイズや厚みの
意味も使って納得されていました。
講座の最後に書いていただいた
「心に残ったこと」8つのうち半分↓
■食べることと洗うことが
つながっていることを
受講生さん実感!
毎回汚れのサンプルを前もって
用意しますが
今回は、
スタジオのミニキッチンで
汚れのサンプルを得るために
ちょこっと料理。
受講生さん、
それを食べてから汚れ落としにトライ。
ふだんは
点で捉えている家事が
つながっていることを
受講生さんが実感されたように
感じました。
受講生さん、
お掃除以外のことにも
ビックリ↓
■新聞紙を使って汚れをキャッチ
汚れをシンクの中にいれない
冒頭に言いましたが
テーブル(調理台)の上で
汚れを取ることも大事なポイント。
掃除をラクに楽しくするポイントには
むやみに汚さない工夫も必要なんです。
↓いつものうちのキッチンにて
■洗剤を使わない
汚れ落としのメリット
実は調理台の上で汚れをキャッチして
スクレーパーで取ると
洗剤に手をさらさなくていい。
洗剤を使わないと
手荒れがしない。
しかも時短!
少量のお湯(お水でも)で
食器を洗いながら五感を刺激。
その結果家事を積極的に
気持ちよくできるようになる。
食器洗いもお風呂掃除も
家事を点で捉えずに
暮らしの一連のこと
として捉えると
掃除がラクに気持ちよく
できるようなることになることなど
をお伝えしました。
↓終了間際の短い時間で急いで
いっぱい書いていただき
ありがとうございました!
そして…
こうして記事を書いている最中に
昨日の受講生さんからメールが!
「実際の動きを見ると、
発見の連続でした。」
とのこと。
ありがとうございました!
※アルカリスプレー
お水500CCに重曹小さじ1
お水から沸かして溶かして冷まして
容器に詰めたもの
**************
【関連記事】
料理と台所しごとの困りごと
に掲載しています。
・あッ!ホットミルク焦がしちゃった!重曹で焦げがつるんとはがれた~実況中継♪
・洗剤もスポンジも使わない食器洗いは、ラクで時短!手荒れなし?!
・油と水を吸収するクロスで、台拭きのジメ~&臭いサヨナラ!食器洗いも時短!!
・イヤなお風呂掃除から解放されましょ♪浴槽のザラつき汚れ、ラクにつるッとなる!
posted : 2017年11月10日