こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
きょうは先日の
コドモト×リビングスタジオ208
「日々の繕いと再生」の
3時間半のレポートです。
ちびっこ月齢ザックリながら
0歳児、1歳半、2歳半も
嬉しい参加^ ^
レギュラー講座&
ステップアップ講座にも
参加された方と
スタジオ初めての方と
みなさんで繕いができるよろこびを
共有した3時間半でした。
■いつもの講座との違い
まず元々夏休み中のイベントとして
講師依頼されていた企画だったこと。
ちびっこも一緒なので
ちびっこに大人の目が行き届くように
ちびっこが危なくないように
いつものテーブルの脚をたたんで
床に車座になったこと。
車座は
人の心を和ませてくれますね。
ハイハイで針箱に近寄るベビーを
引っ張り戻したり(笑)
針箱や危ないものをよけたり。
そんな感じの中
繕いものの実物と道具の紹介。
気軽に繕いをするための
道具の置き場所の話などを1時間ほど。
そのあとは
黙々チクチク^ ^
それぞれの方法で再生♪
■みなさん黙々と集中の結果
どんな繕いができたかな?
みなさんが持参した
繕いものを見ながら
素材の厚みに合わせて
糸と針の選び方や繕い方を
口頭とボードを使って伝えます。
↓靴下を繕った方は
薄くなったところの
補強方法を伝えると
チクチク黙々どんどん進めて…
ゴロゴロしない補強ができた!
「なんとも思っていなかったくつ下に
少しだけ愛着が芽生えました」。
ほかにも穴を縫って
ゴロゴロしていたのを
ゴロゴロしない方法で繕い直しも。
ベビー服の
伸びてしまった襟ぐりを
細いシャーリング用のゴムカタンを使って
ステッチのように繕います。
そばのわが子を忘れて(笑)
チクチク集中~♪
「久々に自分自身が
満たされる時間だった」。
くつ下のかかとの繕いは
ダーニングで
シブくかわいい出来栄え^ ^
くつ下の繕いにトライした人は
この講座を企画した
コドモト(姓?)ozatomo(名?)
さん。
私、ダーニングに詳しい
わけではないのですが(汗)
きっかけになったようで
よかったですね。
■ランチタイム
3時間半の間に挟んだランチは、
お出汁を使わない評判のお味噌汁と
持参のおにぎり。
ozatomoさん、
みなさんがチクチクする間
持ち寄った野菜で
お出汁を使わないお味噌汁を
つくります。
「どこのお味噌使ったの?」
「ふつうのお味噌」
そんなやり取りが聞こえました~。
お昼のあと
ozatomoさんが
低価格衣料の生産現場で働く
異国の実例を紹介。
夏休み企画で繕いを取り上げたのは
衣類をチクチク繕いながら
低価格衣料の背景にある
現実を聞いてほしい
という思いがあってのこと。
そのイベントが台風で流れて
場所をリビングスタジオ208にして
今の時季に実現。
お出汁を使わないお味噌汁と
低価格衣料の問題は
記事で改めて取り上げます。
↑写真は講座に参加された
アロマケアルームママノワさんの
ブログの記事当日の様子から
■日々の繕いと再生
新しい材料を使うことが多い
手芸の楽しさとは違う
家事としての針しごと。
自分自身が満たされる
心地よいひととき。
なんとも思っていなかった
ゴミになっていたかも
しれないものが再生して
愛着が芽生える
不思議な時間。
この感覚は
繕いならではの
じわっと沁みる心の財産
と思っています。
手芸の技がある方は
それを繕いに応用すると
すごくきれいに仕上がります。
もうされていますか?
コドモトozatomoさん、
素敵な企画を
ありがとうございました^ ^
次もよろしくお願いします!
posted : 2017年11月24日