風に秋を感じて、リビングを晩夏のインテリアに。生活小物を隠さず居心地よい空間にするポイント

こんにちは!
“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。

丁寧な暮らしのための時短家事と
「減災収納」をお伝えしています。

 

お盆が過ぎた頃
秋の風のような日が続きました。

それをきっかけに
真夏の海を思わせる
ブルーのクロスから
藍のバティックをタペストリーに替えて
リビングの季節感を晩夏へ。

今日は
インテリアと生活小物を分けて考えない、
移ろいを受け入れる
居心地と暮らしやすさの話です。

 

 

 

■インテリアも生活小物も
変化しながら
心地よさをつくっていく

秋風を感じて壁の布を変えたついでに
ベランダで伸び放題の
オリーブの木の枝を切って
ガサッと挿して愉しみます。

壁の布が替わると植物も変わります。

私にとってインテリアは
室内を飾るものというより
暮らしの要素のひとつ。

壁の布も生活に必要なものも
バランスよく配置されていると
居心地よい空間に。

季節が移ろうように
暮らしに必要なものも
必要でなくなったものも
その置き場所も
何かをきっかけに変化して
新たなバランスができていきます。

生活する場所が
居心地よい空間であるために
どうしたらいいか…
なにがあったらいい?ない方がいい?
どこにどんな置き方をしたらいい?

たぶん
いつもどこかで考えています。

居心地のよさは
暮らしながら
あれこれ気づいて試行錯誤して
その結果できていくもの
ではないでしょうか?

 

 

■個人の持ち物の拠点は
暮らしながらできていく

2~3年前。
リビングの端に携帯があるのを見て
そこにトレイを置いてみました。

柱の陰には
コンセントがあって
電池の充電場所になっています。
だから携帯意外に充電池もゴロゴロ…。

そういう細々したものが
何気なく置かれていたので
「それじゃ~、ここを置き場所に」
と思ってまとめてみたら
使いやすいようで定着。

 

↑木製のトレイは朝ごはん用だったのをお下がり

 

トレイにまとめた場所は
ブラインドをあげるとテレビがあります。

ブラインドの向こうは和室で
テレビを見る部屋であり寝室でもあり。
つまり通り道。

手に取りやすく置きやすい場所。

だから置いたんですね。

↓ここは「テレビ周りのものと
家族の私物の置き場所」

 

■生活小物を使いやすい場所に
まわりとなじませて「置く」

↑スマホのケーブルはマグネットが仮置き場所

ブラインドの前に家具。
ここはリビングの出口近く。
いつも通る場所。

四角いかごの中には掃除道具。
ゴムを掛けたかごはボタンつけ道具入れ。
その向こうはポケットティシュ。

電話置き場であり
私のスマホとカメラの充電基地でもあり。

そのまま使うもの以外は
なるべく自然素材で。
居心地よい空間を一番に考えると
プラスティックは必要最小限に。

なのに、ここ数年で
スマホやその充電器など
身の回りにプラスティック製品が
増えていますね。

どこにでも使ったものを置いてしまうのは
家族それぞれの
行動パターンに合った「基地」(=拠点)が
ないからかもしれません。

 

■「もの」を足したり引いたり
決めるのは暮らしている人

主婦の友社2010年発行「捨てる勇気残す覚悟」
(監修土井けいこ)当時の「音楽コーナー」

リビングの片隅にある「音楽コーナー」。
5年くらい前、
無印良品のおもちゃ箱を使って
花瓶の置き場所に。

そのために棚を一段外すために
棚に置いてあったCDを大量に手放しました。

居心地のよさが
暮らしやすさになるように
何かを足したり引いたり。

足すばかりでは
ものに振り回されてしまいます。

イヤホンや掃除道具も引っ掛け=隠さない置き方

 

暮らしは変化するもの。

量や持ち物の見直しに気づくには
暮らしを退いて(ひいて)見る
=観察の目が欠かせません。

そのうえで一カ所ずつ点検。

退いて見ながら
点検しながら
(うちのトレイのように)
暮らしのルールはできていきます。

 

生活に必要なものを
どこにどう置くのか
暮らしをいい具合にまとめてくれる
「ルール」は絶対必要!

そのルールも暮らしに合わせて
変化していくもの。

もちろんルールを運用するのは
そこで暮らす人です。
ルールに振り回されたり
決めただけでは意味がないことに。

 

今日の話題は
「プライベート出張講座」の受講生さんと
先日の「自宅見学」でお話したことを
取り上げました。

 

 

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posted : 2018年8月26日