2016年の夏、
「SASAWASHI」
ルームシューズを購入。
去年の夏、
底に穴があいてかかとも擦り切れ。
季節が巡って
ようやく繕うタイミング。
暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。
丁寧な暮らしのための家事の合理化
「今日を大切に」する時短家事を
伝えています。
今日は
ささ和紙の履き心地と
ものを最後まで活かす
方法が話題です。
↓二年前の夏。
リネンのスリッパはその時点では
来客用でした。
昨年買い替えた
来客用のスリッパの記事はこちら
■ささ和紙ルームシューズに
トライした感想
長年愛用してきた
無印良品リネンのルームシューズ。
廃版になるときまとめ買い。
それを長持ちするように
履きつぶさないように
複数を回して使っていました。
でも、2年前の夏、
とうとう最後の一足に。
それで思い切って
お試しでささ和紙の
ルームシューズを購入。
無印のと交代で
2シーズン履いた結果、
かかとの縁取りが擦り切れ。
右も少しほつれています。↓
片方の底面かかとに穴。↓
かかとの縁も底も左だけなので
私の足と歩き方のクセかな?
底の穴は
もっと早くに繕えばよかったです。
無印のより
ささ和紙のは
底のクッションが固めで厚め。
底の素材はどちらもポリエステル。
ささ和紙のは履いているうちに
足になじんで
底の固さを感じなくなっていました。
ささ和紙の履き心地のよさを
感じるのはお風呂上り。
サラッとして気持ちがいい。
…ということは
一日中素足でいる方は
ささ和紙のよさを実感できそう。
私の場合、冷え性ゆえ
お風呂上がり以外は
ソックス履き。
ささ和紙の持ち味、
肌触りの良さが
おふろ上がりだけでは
もったいないですね。
正直にいうと
お値段の点からもリピートせず
代わりのものを探すことになるかなぁ〜。
価格は
生産国、素材、生産量などがあって
決まるもの。
わかってはいるつもりだけど…。
■ささ和紙ルームシューズ繕って使う!
それでも
買ったからには最後まで使います。
穴の部分を小さい布と
大きい布で二重にボンドで貼ります。
布はチノパンの裾丈詰めの余り布。
かかとの部分にも
丸くくりぬいた布を1枚
貼ります。
内側を先に
指で挟んで貼ってから
表に折ります。
念のためクリップで留めます。
ほら~!
まだまだ使えます。
■パッチ布の
丸い切り抜きと貼るコツ
繕う布に
チノパン生地は丈夫で
切りやすくて貼りやすいです。
空き瓶のふたを使って
水で消えるチャコペンで型取り。
多めに切り抜いて
パッチ布をつくっておくと
繕いがサッとできます。
切り抜くときは
リンゴの皮むきのように
布を回しながら
チャコペンのラインに
ハサミの刃をあてるように切ると
きれいに切れます。
来客用から自家用に替えて
長年大事に履き続ける
無印良品のリネンのスリッパも
擦り切れていたので
一緒に繕います。
■切り抜いた布を
貼るときのポイント
ボンドが指につくと
布が汚れるので注意。
貼るときは
穴や擦り切れの
真ん中にボンドを置き
丸い布を置いて指の腹で押して
ボンドをまわりに押し広げます。
ボンドが縁からはみ出そうなら
縁をめくって
竹串でボンドを取ります。
足りなければ竹串の先で
ボンドをパッチの端に塗ります。
↓下の写真は
指にボンドがつかないように
ふちをめくった部分に
別の布をあてがっています。
スリッパの中の擦り切れにも
パッチ。
ヨレヨレですが
履き心地はよく、まだまだ使えます。
ペタッと貼って
擦り切れや穴をカバーするこの方法は、
ズック靴の擦り切れなどにも
使えるのでは?
繕ったことで
ささ和紙ルームシューズ
復活です。
毎日使うもの身に着けるものの
使用感を大事にしたいです。
実は、クマザサが原料という
ササ和紙で織った布(素材)に
関心を持っています。
ほかにもいくつか使って
使用感を体験中です。
posted : 2018年5月23日