うちではお米を買ってきたら
時間と気持ちに余裕があるとき
1回分ずつ小分けにします。
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こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
「今日を大切に」する時短家事と
暮らしをラクにする『減災収納』を
お届けしています。
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今日はお米を一回分ずつ
前もってまとめて量る話です。
繰り返す小さな家事は
当たり前すぎて
疑問を持たない
のかもしれません。
まとめてできることは
日々いろいろあります。
疑問を持ちませんか?
■同じ作業をまとめることで
気持にゆとりが生まれる
考えてみたら
お米って
一合ずつ量りますよね?
お米を3合炊くなら
3回カップで量る。
それをごはんを炊くたびに
繰り返します。
これってまとめられるのでは?
お米を量るのを一度にまとめて
一回分を
小分けにするようになりました。
その都度カップを出さずに
袋からさっと出して
お米を研げます。
毎日何度も繰り返すことの中には
意味があることもあるかな?
だけどなんとなく
日々繰り返していることの中には
先にまとめてすることで
後のゆとりにつながることがあります。
10キロとか買って
全部小分けが大変なら
何回分だけでもいいのでは?
■重さで計るとはやい
家では1回に二合炊くので
二合ずつ袋に入れます。
カップにお米を入れて
すりきり…。
それを繰り返していて
気づきます。
重さで量ればはやいのでは?
ザクッと持ち手付きの小さなボウルで
ザクっとお米をすくって
量を調節するってラクかも?
秤を用意して…ハプニング!
デジタル秤が動かない。
電池キレ!?
大きなボタン電池のストックなし。
あ~不運。
アナログ秤もあります。
大丈夫、がんばる~。
アナログ秤で
一回分だけカップを使って
二合を量ると315グラム。
ところで
お米の重さの基本が気になって
調べると
一合は150グラムぐらい
だそうです。
うちのお米粒は水分多い?
小さい?
小さいのでたくさん入ったかな?
粒が大きいと
逆に粒と粒の間に隙間ができて
たくさん入らず
150グラムより軽くなるのかな?
あ、脱線~。
秤に容器の重さも含めて
赤で印をつけたので
ひと袋315グラムでいいことにします。
■デジタルはラク~!
袋も再利用
アナログ秤で
進めようとして
たまたま同じ大きさの電池を
無印良品の扇風機のリモコンに発見。
秤も無印良品、なるほど。
その電池を抜いて使うことに。
秤をアナログからデジタルにして
袋もポリ袋から
洗って再利用できるジッパー付きに。
繰り返す作業は
デジタルがラク~。
次の作業が
ラクに進むように
秤の真ん中に重さをメモしてペタ!
分けたお米は
ケースごと袋も冷蔵です。
イケアの派手で半端なサイズの
袋が役に立ちます。
袋のストックは
次に使うときのためにお米と一緒に。
“使う場所が置き場所”。
あ、カップも一緒にします。
■基本の技は大事
それでね、
”すりきり”なんだけど
お箸とか使ってしますよね?
お米専用のカップを使いながら
ざっくりすくって
量っているつもりの人が
うちにいます。
ごはんの炊きあがりが
定まらないので
見るとそういうやり方を
していました!
すりきりを知らなかったのか
面倒なのか。
ちなみに
180㏄カップで
お米すりきりで一合ですね。
すりきりって計量の基本。
お米に限らず
ていねいにすりきりにしないと
同量が量れないです。
大事なのは“同量”で繰り返すこと。
だからすりきりを
手早く正確にできることは大事。
秤の電池が切れることも
あるわけで
手作業に戻れなくなるのは
ダメです。
気持ちと時間に余裕があるときは
秤ではなく
カップを使って小分けします。
■基本の量を基準に
加減は自在
お米だけでなく
パスタも
開封のとき
一袋を一人分(80グラム)に
小分けして冷蔵。
小分けにするようになったのは
あるときものすごい量の
パスタが茹でられてしまったから。
あのときはびっくり!
”適量”がわからない人が
いることを学び
誰でも1食分がわかるように工夫。
一回に食べる量を増やすときは
ほかの束のを使います。
お米も
基本を半分にして一合にしたり
逆に三合にしたり
その時々で増減します。
前に言いましたけど
ごはんは多めに炊いて
冷凍です。
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毎回繰り返している
小さな家事に
時には疑問を持ちましょ。
お米やパスタ以外にも
繰り返し量っているものがあれば
先にまとめられるかもしれません。
前もってまとめて
小分けしておくことで
家族にもわかりやすい。
先にちょっとだけ
準備を進めておくと
後でスムーズに気持ちよく
家事に取り掛かかれます。
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posted : 2020年7月18日