トースターのアルミトレイに、パンの焦げが四角く黒々とついた~!どうやって取る?

うちではガスコンロのグリルを
トースターに使っています。

パンがきつね色においしく焼ける
ガスコンログリルは
最高のトースター。

専用のアルミトレイが
いい働きをします。

しかし!
いつもと同じ2分焼いたところ
食パンは真っ黒。

はがれないほど焦げついて
やっとはがしたところ
アルミのトレイに
スタンプみたいに食パンのラインが
くっきりと!!

 

暮らしのアドバイザー 土井けいこです。
「今日を大切に」する
時短家事を伝えています。

今日の話題は
焦げとりの顛末。
…というか、コゲ取りの道具の選び方と
力の入れ加減の話です。

 

 

■焦げつきをみると
力任せにゴシゴシこするのは
なぜ?

グリルにトースト専用のトレイを敷く。
上下強火で余熱3分。
そのあと弱火で上下2分…だった。

それを火加減間違えて
焦がしてしまった!

パンも黒焦げだけど
トレイにパンの形がくっきり!
さあ、どうする?

油汚れと違って
これはこすり取るしかない?

水を張って
重曹を入れてガスコンロにのせて
重曹の泡立ち(炭酸ガス)の力を
借りるか?
それもあり。

始めから物理的に…つまり力で取る?

手にする道具は
いくつか思い浮かびます。

煮るより道具で落としたい。
理由は試したいから。(笑)

この時点で
トースト(朝食)はどこかに飛んで
汚れを取ることに
私の関心ごとはスイッチ!(笑)

焦げを取りながら
25年ほど前、仕事の現場での
できごとを思い出していました。

ヘルパーがお客さまのところで
(止める間もなく)
シンクをゴシゴシ!

しかも金属たわしで!!
真新しいシンクがキズだらけに。

力任せにこすると
キズがつくことをするのは
なぜなのでしょう?

汚れがついている素材と
汚れと汚れを取るものの硬さを
全然気にしていないことに
あのとき驚いたことを
思い出したのでした。

 

■焦げとり試行錯誤の過程

焦げ取りを始めます。
一つ目はハードタイプが売りの
硬いナイロンたわしでトライ。
使いにくい!取れにくい!

取れにくい理由は
私が力を入れないから!?

チカラを入れない理由は
アルミのトレイがキズつきそうだから。

二つ目はポリッシュバー。
焦げをダイレクトにはがしてみます。

バーの先端は特殊な硬い樹脂なので
焦げ以外の部分を傷つけないように
焦げだけを狙ってチカラ加減も慎重に。

う~ん、取れるけど…。
もう少し効率のいい方法は?

そうだ焦げとりクロスがある!

 

焦げとりクロスと
ポリッシュバーのダブル使い。

一カ所だけやってみて
手ごたえがあるので結果を見ます。

お!いいかも!?

力任せにゴシゴシすると
素材にキズがつきます。

キズがつくと汚れが
つきやすくなります。

取れ加減を見ながら進みます。

 

■コゲがついたことろだけを
集中的にひと回り

焦げとりクロスにポリッシュバーで
パンの形を一周。
黄色のシートに黒い痕。

黒焦げが薄くなりました。

ここから
いよいよクレンザーと
ナイロンたわしの登場です。

いよいよというのは
ふだんの焦げ取りは
ナイロンたわしとクレンザーだから。

右下角だけやって
クルクル指でナイロンたわしを
押して回します。
取れる!

 

■道具選びと
チカラの入れ具合と手の使い方

焦げつきやこびりつき汚れを
落とすとき
始めは端っこで試します。

大事なのは
素材へのダメージを最小限にするため
こする範囲を最小限にすること。

試して取れそうと判断できたら
ナイロンたわしにクレンザーをつけて
体重をかけた指先を小刻みに
一か所ずつ動かします
(↓下の写真〇印の中)

小手先の半端なチカラでは
指先だけを動かすことになって
くたびれる割に汚れは取れません

作業は両手で。
動かしていない方の手の働きも大事

トレイの下に滑り止めの
濡らして絞ったクロスを敷いて
左手にも体重をかけて
しっかりトレイを押さえます。

今回の焦げ取りで使ったのものを
復習します。
ポリッシュバー

②ポリッシュバーと焦げとりクロス

➂やわらかなナイロンたわしと
ハイネリークレンザー

 

ナイロンたわしは
100円ショップで購入したものを
半分に切って使っています。

素材にキズがつかないように
指先にチカラが入るように
ハードタイプでないものがおススメです。

使ったナイロンたわしは
指先でラクに二つに折れる柔らかさ。

最初のは
特に使い始めが固くて
指先に体重をかけたい私に
は使いにくい。

硬すぎると小刻みに動かしにくく
指のチカラが
焦げにダイレクトに
伝わらないからです。

ナイロンたわし繊維の働きというより
ナイロン繊維にクレンザーが絡んで
クレンザーで焦げを落としている感じです。

主力は手とクレンザー
ということかな?

きれいになりました!

 

焦げを取ながら
頭と手を動かしていたら
どんどん楽しくなりました♪

結果的に楽しいハプニング。

焦がす前より
きれいになったトレイで
忘れていたトーストは
おいしく焼きあがりました。

 

 

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posted : 2018年5月9日