キッチン引出し収納改善〈4〉細々したものの容器選び。思い込みを外すと買い物に失敗しない

 

こんにちは!
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

“暮らしはラクに楽しく♪”
丁寧な暮らしのための時短家事と
『減災収納』という暮らし方を
お伝えしています。

キッチンの調理台まわりで
サッと手に取りたい細々したものを
どこに置きますか ?

うちでは
調理台の40センチ角の引出し手前につくった
7センチの細長いスペースが置き場所。

そこにこまごまとしたものを
取り出しやすく
「もの別」に管理する容器が悩み。

今日は
キッチンの細々したものを例に
出し入れしやすい容器選びと
100円ショップでのもの選びの
ポイントと発想を広げる話です。

話しが長くなってしまいました。(汗)

■気づいてびっくり!
ないと思って、あるのが思い込み

キッチン引出しの中は
試行錯誤の結果
このひと月で使いやすくスッキリ!

だけど
引出しの手前、7センチスペースは
15年以上使って
ふちが欠けてボロボロの
四角いガラス容器を使っていました。

とうとう残っていた3個を処分。

次の容器をどうしようか…。
付箋紙を入れて使っている
四角いプラスティック容器や空きびんを
仮使い。

借り使いの四角い容器は
今までのガラス器より少し小さめで
使いにくい。

でも四角い容器がいい。

 

◾︎収納容器は
器として使えるものを選ぶ

100円ショップで買うときは
よくよく考えるって先日の記事で書いたばかり。

スペースにピッタリ入る7センチの容器を探して
あちこち見て、最後に食器売り場へ。

耐熱ガラスカップ
目に留まりました。

直径7センチ⁉︎

まずは、1個だけ試し買い

試し買いしたのは
もしダメでも
本来の器として使えるから。

これが試し買いのポイントでした。※1

 

■四角い容器を選んだ理由
丸い容器に変えた理由

引出し細いスペースに入れる容器。
きっちり四角い容器で仕切らなければ…
そう思っていました。

仕切るって、直線と思いますよね?

商品が並んだ棚で
サイズが合わない四角い容器を見て諦めて…

7センチの丸いカップを見て閃いた。
丸でも直径が合えば引出しの中で動かない!
と、やっと気づたのでした。

思い込みはもう一つ。

クリップは容器の縁に留めておく方が
取りやすい、と思い込んでいました。

…それで
使いにくい四角い容器を
丸いカップに変えるのに
丸いカップを試し使いするときも
ふちに留めて…。

四角は指を入れにくく
容器の中で指先を動かしにくい

だからクリップをふちに留めていたのに
それをすっかり忘れていました。

口がひろがっているカップは
指を入れて
底にたまった小さなものを取り出すのに
都合がいいではないですか!

まだ思い込みあり。(汗)
細長い電池は立てるのがいい!?※2

試行錯誤を繰り返して
ここで気づいたことが!

「あれだ!」
口径は5ミリ小さくなるけれど
浅くて使いやすい「あれ!」

 

「あれ」とは
耐熱ガラス製カップと同じメーカーの
ココットタイプ。※3

↑カップの数字口径は内寸

いい具合に収まった!
小さめのココットは
スペースにピッタリではないけれど
底が安定しているので
引出し開け閉めしてもズレません。

 

クリップを入れる容器が1つ増えて
入らなくなったものは
【時々使う調理道具】の引き出しへ移します。

発想は柔軟に。

 

■100円だからこそ「選ぶ」

指先は意外に敏感。
心地いい素材も考えた方がいい。

厚みのない
耐熱ガラスカップは
プラスチックと違って
手が触れる感触がいい感じ。

そして‼︎

容器は四角い容器より
丸い方が洗いやすいです
これは大きなポイント

100円って買いやすいですよね。
だからこそいろいろな角度から検討します。

だって、
使えなくて捨てられなければ
100万円のものも100円も
場所ふさぎになるのは同じだから。

そのとき買っておかないと
次行ったときはない!?
だから即買い!?※

そういう考え方はやめました。

自分の発想を縛る「思い込み」は
いろいろなところにあります。

あたりまえを疑うことで選択肢の幅は
グンと広がります。

100円の買い物って、
油断するし安易になりがちだけど
そんな小さな買い物でこそ
モノ選びの「軸」は育つことに気づきました。

今回の話
いつものことながら長々書いていますが
ちょこちょこっと気分転換で
すきま時間の改善「モノ語り」でした。

 

《追記》
※100円ショップは商品の回転がはやいです。
追加を買いに行ったときには在庫なし、
ということがよくあります。
そういうときは注文をします。

今回の耐熱ガラスカップも
注文しました。

本部に在庫がなかったときは
縁がなかったと思うことにしています。

 


posted : 2018年12月3日