冬の始まりのインテリア。「赤」と「あかり」でぬくもり感じて季節感を愉しむ。その工夫はどこから?


こんにちは!
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
“暮らしはラクに楽しく♪”

丁寧な暮らしのための時短家事と
『減災収納』という暮らし方を
お伝えしています。

先日、クロス類を片づけたってお伝えしましたね。

実はそのとき
ついでに額を出して
室内を晩秋から初冬に変えました。

今日の話題は
インテリアなんですけど
片づけのタイミング
の話でもありかな?

 

■片づけの流れでついでに額を入れ替え

室内を晩秋から初冬に変えたのは
模様替えを意識したのではなく
クロスの片づけがきっかけ。

だって
同じ収納の中の一番上が
クロス類で
その下は額の置き場所。

実はクロスも額も
共通の【くくり】があります。

キーワードは【季節】。

同じタイミングで手にするもの
必要なものは同じ場所に収納。
管理のしやすく
タイミングを引き寄せる
きっかけづくりにもなります。

 

模様替え?
季節感を色で取り入れる

白い額の中の赤は
セーターの切れ端。

毎年この時期になると
室内のどこかに置きます。

元は10年くらい着続けた赤いセーター。
毛玉がいっぱいになって
しまったままに。

飽きるほど着てしまったかな?(笑)

しまったままではもったいないので
切って(!)クッションカバーに。

残った欠片を額に入れたところ
立体感のある
陰影が照明で浮かんでいい感じ♪

クロスの片づけのときのこと。

赤いセーターの欠片の額と
同じ場所にしまってあった
ベルギーレースも出しました。

こちらは
年上の友人夫婦が
ヨーロッパを巡る旅をしたときのお土産。
クリスマスならではのものです。

レースの栞をアクリルフレームに。
台紙を赤の和紙にしましたが
ゴールドでもいいと思います。

周りとのバランスを見て
ことしのベルギーレースの置き場所が
決まります。

 

↓棚の2段目から下が額の置き場所

 

■贈り物がもたらす世界

ベルギーレースをお土産をくれた人は
クリスチャン。
その人ならではのお土産です。

自分では選ぶことがないであろう
ものには価値があります。

ほかにもプレゼントの思い出があります。
3年前の今頃のこと。
仕事関係で
お祝いにいくつかプレゼントを
いただきました。

どれも
自分ではなかなか買えない(選ばない)もの。

自分で買うときは
案外無難な選び方なんです。

冒険しない。(笑)

だから
贈り物をいただくことは
その方のセンスをいただくように思います。

プレゼントが室内に飾るものだと
どこにどんなふうに置くか
あれこれこれ考えます。

そういう時間によって
私の世界は広がる感じです。

・・・というわけで
3年前にいただいたランプで
日が暮れたあとの室内に
灯でもぬくもりを。

 

■喰わず嫌いは損!?

インテリアも食べ物も
好きだけで固めない方が
いいと思っています。

室内は「好き!」ばかりで埋め尽くすと
自分以外の家族や
訪ねてきた人が居心地よくないかな?

テイストが決まっているより
ちょっと混ざっている方が
居心地がいい…とおもっています。

講座の受講生さんが
わが家のリビングを見て
「おどろき、もののき、サンショの木。
工夫次第で美しく暮らしていけるのですね、
頑張ろう!」って
書いていました!

人のセンスや気持ちも
取り入れていくと
だんだんとオリジナルな
空間になっていくと思っています。

あれこれ置き換えることも
数稽古で自分の価値観を育てる
暮らしの楽しみ。

「灯」をぶら下げから
腰高の家具の上に置いてみました。

 

 

*

赤い色と
暖色の灯の陰影で
師走の室内があたたまります。

ベルギーレースも
鳥かごをイメージしたランプも
わが家にすっかりなじんでいます。

 


posted : 2018年12月1日