こんにちは。
“暮らしはラクに楽しく”
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。
「今日を大切に」する
時短家事&減災収納を、
お伝えしています。
*
大雨の被害が各地でひどいですね。
避難勧告のメール音が耳に残るほど
頻繁に鳴り響いていました。
もしかしたら
これまでこのホームページを
見ていた方の中にも
今現在大変な思いをしている方も
いるのではないでしょうか。
そう思いながら
今日は書き進めていた記事を
掲載します。
豪雨・地震に共通する
停電への備え関連の記事を
準備でき次第掲載予定です。
*
今日は
すでにある収納家具まで通り道を確保して
テーブル周りを人が通りやすくすることが
片づけやすさにつながる
という話です。
■ものを戻すための
人の通り道はあるか?
前回の記事では
腰高から肘の高さまでは
ものが置きやすい。
だから置きっぱなしになりやすい。
だからこそ
基本の状態を意識して
それをルールにしよう
という話でした。
さて、
テーブル周りの収納場所への通り道
ありますか?
狭いからしょうがない?
そういう場合もありますが
収納家具を減らしてでも
収納への通り道がスムーズだと
片づけはとてもラクです。
すると結果的に
テーブルも周りも片づきます。
なぜかでしょうか?
テーブル周りの
人が通れるスペースと散らかりの関係。
これは収納と片づけを考えるとき、
案外抜けていることです。
↑NG例をつくってみました
■散らかるテーブルの配置の例
ベランダの出入り口に
こういう↑椅子があると
洗濯物を載せられて便利ですよね?
これはNG例です。
通り道に
椅子を置いてはいけません。
だけど
これはよく見かける配置です。
テーブルが散らかる理由の一つに
既存収納への通り道が塞がれている
ことに気づかない
という問題があります。
まずはディレクターチェアを
取り除いて
向かってテーブル左、窓側の通路を確保。
↑実は15年以上前は
テーブルをこの配置にしていたことが
あります。
それにしてもこのテーブルの配置
キッチンカウンターサイドの
通り道を塞いでいるうえ
物が溜まりやすい。
右側壁があるとよりどころになって
なんだか置きやすいですよね。
こういうところ(〇印)が
物の置き場所になって
散らかりの始まりに。
■テーブルの周りに
人の通り道を確保する理由
うちのように
テーブルの向こうに収納家具があれば
ものをしまうとき、
テーブルの周りに
通り道がないとぐるっと回り道に。
ものを戻すことが
身体に沁み込んでいる人は
どんなに歩数が多くても
ジグザグでも片づけるでしょう。
苦手さんはそうはいかない。
通りにくいと行かなくなりませんか?
■通り道はまっすぐ
人の肩幅必要
テーブル周りに
人がスッと通れるスペースがあれば
収納家具までの
ものを戻す人の動きはまっすぐに。
人の片づけ動線を
意識するかどうかで
テーブルの配置が変わります。
ぐるっと回るよりまっすぐ。
身体も気持ちも収納へ
ものを戻すのがラクですよね。
テーブルの両サイドに
通り道をつくります。
でもこの幅だと
カニ歩きになります。
腰幅(できれば肩幅)は空けて
まっすぐ通る方が
ものを運ぶ(戻す)のにラク。
そこで
NG例をやめて
テーブルの置き方を
キッチンや窓に直角から
平行に戻します。
人が座っているときは
椅子を引いてもらうことになるけれど
ふだんは
両手にものを持っても
まっすぐ壁面の収納まで歩けるように。
テーブルを囲む人が
たくさんいるとなれば
テーブルを大きい方がいいと考えますか?
テーブルを小さめにしてでも
テーブル周りの空間を取る方が
人が動きやすく片づけやすい。
*
テーブル&その周りが散らかるのは
戻し場所への通り道がないから。
既存収納=ものの戻り場所が
使いこなせていないのも
原因のひとつ。
次回はそれを取り上げますね。
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posted : 2018年7月8日