明けましておめでとうございます。
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
“暮らしはラクに楽しく♪”
丁寧な暮らしのための『時短家事』と
『減災収納』という暮らし方を
お伝えしています。
*
予定外の展開で
年末ぎりぎりまで仕事で
新年を迎えました。
今日は大みそかと元日の我が家の写真と
拭き掃除がもたらす世界が話題です。
■「皮膚感覚」で拭く感触を記憶
3年くらい前
拭き掃除の気持ちよさに目覚めてから
掃除、片づけが年々ラクになっています。
「掃除の醍醐味は拭き掃除にあり」。
暮れに新聞記事で見かけた言葉。
手のひら(指の腹)を使っていると
気持ちがリフレッシュ。
身体も元気になる感じがします。
脳と手はダイレクトにつながっている
という話はうなづけます。
汚れが取れるのが
皮膚感覚で「わかる」(実感する)のです。
ツルっとする感覚が感じられる。
モップや掃除機では
感じられない気持ちよさなんです。
日々拭き掃除をしていることで
埃や水滴やべたつきが
目に入るようになります。
そうなると
そばに拭くクロスがあれば
自然に手が動きます。
■汚れを溜めてからするのは「後始末」
ここ2年ほど、
講座でも講座以外の仕事でも
会う人ごとにお掃除クロスを渡してきました。
昨夜その1人Tさんから
「(日々の拭き掃除効果で)
大掃除がラクだった〜」との声が届き
嬉しい年越しに。
汚れを溜めてからするのは
「後始末」ですよね?
溜めた汚れを取るのは
「掃除」とはいわないのかも⁉︎
溜めて取ってまた溜める。
同じ道を1年1回(数年に1回?)
往ったり来たり。
これはだれでもイヤな作業になりますね。
Tさんは1枚のクロスを得たことをきっかけに
素直に(ここポイント!)
クロスを濡らしてギュッと絞って
コンロ周りを拭いたそうです。
気持ちよくラクに汚れが取れて
そこから日々の習慣になって
後始末から解放された!
■拭き掃除を日常化する秘訣
今朝コンロの五徳の汚れを発見。
サッと拭いても取れなかったので
あとはクレンザーちょこっとこする
タイミングだけ。
自分の手に負える範囲で
「しない」という選択肢もあっていいのです。
必ずやる自分を知っていますから。
日常化の秘訣は無理をしないこと。
手をつかうことが習慣化すれば
休むこともOK。
■大忙しでも
片づけと掃除で困らなかった理由
元々コンロ周りの汚れは
調理中のちょっとした2~3秒のすき間に
ササッと拭いていました。
そんなわたしが困っていたのは
シンクまわりの水垢汚れ。
それを解消するきっかけは
生ゴミ入れをなくして
その流れで食器の水切りかごをなくしたこと。
そのいきさつは
何度か記事にしています。
ものがなければ拭きやすいというのは
よくいわれること。
カラン以外なにもないシンクまわり。
拭き掃除が
自然にできるように。
シンク周りを拭くことが習慣化すると
ものが置いてある
背面カウンターの平面も
お掃除クロスに開いた手のひらをのせて
いつとはなしに自然に拭いています。
動作に慣れるって
ラクにできるのがポイントですね。
■拭き掃除は片づけのきっかけになる
四角いところを丸く拭くのは
拭き掃除ではない!?
壁際の背面カウンター。
ものを動かして
しっかりササッと隅々まで拭きます。
隅々まで拭こうと思うと
拭き掃除のたびに物に手を触れます。
そのときそこになくてもいいもの
置きっぱなしのものやゴミに
気がつくようになります。
実は拭き掃除って
片づけのきっかけにもなるんです!
断続的に
あちこちの片づけをすすめていたので
暮れに慌てて片づける…ということも
なくなっていました。
*
拭き掃除は、なんといいっても気持ちがいい。
気持ちがよくて続ける拭き掃除は
暮らしを管理する(目を配る)入口です。
今年も、拭き掃除の気持ちよさを
伝えていきます❗️
“暮らしはラクに楽しく♪”
今年もどうぞよろしくお願いします。
posted : 2019年1月1日