“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。
ていねいな暮らしのための時短家事と
『減災収納』という暮らし方を
お伝えしています。
*
暮らしが快適になる工夫の種は
どこにあると思いますか?
困りごとが実は工夫の種。
「なんだか不便」
「ここがもう少しこうなら…」
そういう小さな不都合を
心に止めていたら
いつのまにか解決する方法を
あれこれ
イメージするのが習慣に。
今日は
使い古しの材料で
シンク周りの困りごとを
改善する過程が話題。
■数か月間の困りごとを
解決する道のりも楽しい♪
洗った食器の水きり場所を
シンクの左サイドから前に移して2年。
新たな不都合が。
シンク前のカウンターに
お皿を立てかけると
水気でカウンターの木が傷みます。
バット用の水切り網を
立てかけてしのいできましたが
もう少し見た目をよくしたな~。
見た目と機能の両立、
どうしたらいいかなぁ。
改善策を思いめぐらすこと数ヶ月。
できあがりをイメージし続けて…。
食器の水切り場所に
一本のポールをつけることができました!
そうしたら4つも困りごとが解決。
■やってダメでも経験
上手くいけばハッピー
使い古しの
手持ちのステンレスポールと
部品(ソケット)を使って
シンク前にポールを取りつけ開始。
先ず養生テープで
バーを支えるソケットを仮止めして下穴開けを開始。
あ、位置間違えて穴開けちゃった~!
後でパテで埋めます。
ソケットの片方をネジ止めして
ポールの先を入れて
もう片方のソケットをテープで仮止めして
ネジ止めで完了。
使った道具は二つ。
カウンターの固い木に
下穴をあけるのにミニビット。
それとドライバー。
作業のステップは簡単。
でもネジ選びは3回目で合格。(笑)
ネジ部(ネジ部っていうんですね!)が
長くても細い方が
取り付けがラクかと思って
やってみたら失敗。
固い木には
ネジ部は太くても短い方が
ねじ込みはラクとやってみて知りました〜。
材料に合ったネジ選びと
ネジの溝に合ったドライバー選びがポイント。
こういう体験は次へつながりますから
小さな試行錯誤もワクワク~♪
■困りごと解決は連鎖する♪
ポールの取り付けができたところで
お皿を立ててみます。
ポールがいい具合に
お皿とカウンターの間に
すき間をつくってくれました!
カウンターの木に直接器が当たらず
困りごと一つ解決。
ポールの
取り付け位置を決めるとき
ネジが一つしか止められない位置に
したのは理由があります。
毎日よく使う白いお皿の
サイズを考えてのこと。
いい具合です。↓
ポールをつけたことで
食器洗いに使うクロスも掛けられます。
いままで
食器洗いクラスは
あちこちさまよっていましたから
とてもスッキリ!
さらにもう一つ改善。
置き場所に困っていたお箸などの水切りかごも
いい具合にバーに収まり、
しかも取り外しも簡単。
まだあります。
洗い物をしていると途中の
ナイロンたわしの
仮置き場所もできました。
1つ改善すると
次々アイディアが浮かびます♪
頭の中のアイディアの畑が
耕されているのかな?
■困りごとをDIYで解決する理由
これまで既製品の収納用品も
いろいろ使ってはきましたが
パッと見はよくても帯に短しタスキに長し。
そう!
市販品は一見完成度が高いので
いい感じに見えてしまうのですが
中途半端に。
100円ショップでは
たいていのものが買えて
既製品が当たり前の時代。
だからDIYは好きな人がするもの?
DIYはむずかしい?
今のような既製品が出回るまでは
器用不器用関係なく
どこの家でも
棚などは自前でつけていました。
もちろん
やりたくない人には進めません。(笑)
でも、興味があるようでしたら
ぜひチャレンジを。
やらないと失敗もしませんが
経験にもなりません。
今回はネジ2個つけただけです。
しかも、材料は24年前に買ったものです。
丈夫ですね。
ステンレスのバーとそれを支える部品。
使い方は自由です。
ホームセンターの部品売場で
困りごと解決の方法を見つけましょ。
*
こんなにいいことが次々浮かぶなら
もっと早くにしたらよかった。
まあ、これもタイミング。
ほかにも改善したい場所があるんです。
材料と取り付け方法の目星は
ついています。
楽しみです♪
posted : 2019年2月15日