シクラメン、体験的水やりのコツ。白いシクラメンの思い出と赤いシクラメンの今

否応なしの“新しい日常”。
こんなときこそ
もっともっと家事をラクに!楽しく♪

「家事のお困りごと解決」
を仕事にして今年で30年。

暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

時間を大切にする時短家事
『減災収納』という暮らし方
日々の想いと工夫を
お伝えしています。

店頭にシクラメンが並ぶ季節。

シクラメンは
花びらが開いた姿が華やかですが
花が咲く前の蕾の状態も好き。

シクラメンの水やりのコツを
書き留めながら
あれこれシクラメンにまつわることが
よみがえります。
ちょっとお付き合いくださいませ。

 

■シクラメン水やり
わたし流のタイミング

30年近く前のこと。
神戸にいた頃
ひと抱えもある大きな株の
シクラメンをいただき
それ以来
白いシクラメンは冬の窓辺の楽しみに。

シクラメンは
思いのほか育てやすい。

いつだったか
水やりを忘れて
花が全部萎れてしまったことが
ありました。

あわてて水やり…
はしません。

シクラメンは球根。
球根に水がかかると傷むので
鉢の淵から静かに水やり。

え?これいつ学んだ?
覚えていませんね~。

水は鉢底から流れるくらい
たっぷりと。

半日か一日。
気がつくとシクラメンは
元気にしゃっきり!

それ以来、
茎が萎れかけうなだれるのを水やりの
タイミングにしています。

原種のシクラメンの原産国は
地中海周辺で
乾燥しているところのようです。

なるほど
乾燥に強いだけに湿気に弱い。

水やりをし過ぎはNG。

水やりは
何日に一回とか聞きますが
土の量が違うと保水力も
違いそうです。

鉢がプラスチックか
陶器か素焼きか
湿気を排出しやすい素材かどうかでも
水はけは違います。

なので、
植物の状態や土の乾き具合を見る方が
結果的にわかりやすい
とおもっています。

あ、これ料理と同じ。
野菜の水分や味はそれぞれ。
レシピは参考に。

水やりも
自分の感覚を育てていくのが
いいと思っています。

 

■白いシクラメンからの学び

さて、大きなシクラメンを
いただいて
その姿に魅了されて
翌年から親しい人達に
白いシクラメンをプレゼント。

でも…
「来年から送らないで」と
いわれ理由も教えてくれました。

「送らないで…」云ったその人。
お花を育てるのが
大好きだったんです。
でもあの頃は
お花どころではなかった。
だから断ってくれたのです。

負担掛けちゃったね、ごめんね。
そして
教えてくれてありがとう。

自分が好きだと
人にもおすそ分けしたくなる
押しつけがましさがあることを
自覚。(苦笑)
もう~、独りよがりなんだから。

鉢植えの植物を贈るのは
受け取る人の状況や好みなど
よ~く考えないといけない。

白いシクラメンを見ると
そのことを思い出します。

 

■赤いシクラメンからの気づき

白いシクラメンを
いただいたとき
シクラメンは葉っぱの数だけ
花が咲くと教わりました。

日射しがさんさんと注ぎ込む
海が見える窓辺で
次々と白い花が咲き続けていました。

1995年1月17日。
あのときもその瞬間まで
咲いていたはず。

それで
写真はなぜ白ではなく赤なのか。

2014年の暮れ。
花屋さんでふと赤を買うきもちに。

赤いシクラメンは初めてでした。

うちは山の近く。
山の谷あいから窓辺に射す西日で
シクラメンの赤がより鮮やかに。

赤いシクラメンを窓辺で見ていて
気がつきました。

白いシクラメンは
窓の向こうに広がるキラキラした海
(神戸住まいの窓からの景色)と
つながっていたのです。

地震の急襲の記憶は
何年経っても何かの瞬間に
よみがえります。

でも、
神戸での暮らしを“失くした”ことは
とっくに
受け入れていたつもり…。
だけどそうではなかったんですね。

20年たってようやく
あの町や当時の暮らしへの想いを
手放せたのかもしれない。

シクラメンは
咲いた姿に反してとてもタフ。

春になったらベランダに出して
雨の当たらに日陰に置いておくと
次のシーズンも花をつけます。

今のわたしは
シクラメンは白より赤いのがよくて
小さいのがちょうどいいかな?

咲いた花が小さくて
かわいらしいといわれる
原種のシクラメンに興味あり。
育ててみたいな~。

 

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posted : 2020年11月13日