台ふきんは清潔ですか?
梅雨時は特に
台ふきんが清潔だと
台所しごとが気持ちよく進みます。
時短家事専門家
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
ていねいな暮らしを目指して
日々家事の工夫をしています。
キッチンの拭き掃除が嫌い、
という受講生に出会って、
私が気持ちよく拭き掃除をする理由を考えました。
まずは、
うちの台ふきん紹介します。
右端の黒いハンドタオルは
厚み、パイルの目の粗さが使いよく、
台ふきんとして買って
使って洗って18年あまり。
ボロボロになってきています。
最近うちのキッチンで仲間入りした
2種類の台ふきんも紹介します。
左の白いのは、
マイクロファイバーお掃除クロス。
マイクロファイバーの吸水力は、
タオルの3倍といわれます。
濡らしてギュッと絞ってそこらじゅう拭きます。
水滴もよく吸い取り、
繊維の構造の働きで
汚れがすごくよく落ちます。
…ということはクロスはすぐ汚れます。
なので
しょっちゅう洗います。
少しの汚れなら水洗いで落ちます。
真ん中、グレーのは
備長炭を繊維に練りこんだ蚊帳ふきん。
メーカーによると
繊維に炭を練りこんだのは、
備長炭には消臭、抗菌効果があるから、とのこと。
(ただしデーターはないそうです)
これ、とにかく手触りがいい。
手触りがいいと、
サッとふきんに手が伸びます。
食器洗いの時はお湯を沸かして、
最後にお湯と酸素系漂白剤で台ふきんをつけ置き。
マイクロファイバーに付いたひどい汚れも
こぼれたコーヒーを拭きとった蚊帳ふきんも
スッキリきれいに。
炭の色は変わりません。
台ふきんが手触りがいい。
というのには、
繊維の特性もあるけれど
清潔っていうのは大事なポイントなのです。
うちの台所では、
いつもあちこちに台ふきんが出ていて、
通りかかりのついでに
ちょこちょこ拭いています。
自宅講座の際
参加者が
「常にふきんで
キッチンを拭いている動作が参考になった」
との声をいただきました。
手触りがよく、
吸水力があって汚れがよく取れる台ふきんがあって、
それが清潔だと
気持ちがいいので
自然にいつもあちこち拭いてしまうのです。
飲食店で
目の前を拭かれる台拭きに目が行くのは
職業病(笑)。
料理を作る調理台や
ご飯を食べる食卓を拭く台ふきん。
梅雨時は
雑菌が繁殖しやすいですから
特に清潔に。
実は、手触りとともにサイズも大事です。
それについては
次の機会に取り上げます。
posted : 2016年6月24日