時短家事で「私」の時間を大切に。
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
暮らしがラクに楽しくなる
家事や収納の工夫をお伝えしています。
きょうは
「なんだか使いにくい…」という
センサーと改善の話です。
最近手を触れなくなったものに
目と心を留めると
使わなくなっている理由に気がつき、
落ち着いて手を触れてみると
改善のアイディアが浮かびます。
収納をちょっと改善をすることで
できないでいたことが
すんなりできるようになりました。
■いつの間にか
使わなくなるのは
なぜ?
去年の秋ごろから
うがいに重曹を使っていたのですが
最近どうも遠のいています。
重曹を小さじ1ほど
お水と一緒に口に含んで
クチュクチュ。
歯ブラシでは取れない汚れが
取れて虫歯予防にもなるとか?
効果のほどはわかりませんが、
とにかくお口の中スッキリします。
しばらくは続いていたのに
このごろ遠のいています。
どうしてかな?
と思っていたら
容器が使いにくいからだと
気がつきました。
私がわるいんじゃなくて
容器に問題があったんです。(笑)
気づいたからには
改善です。
↓一見なんの問題もなさそうな
ガラス容器ですが使いにくかった。
■思いついたら即実行
ではどうすればいいのか?
気持ちを落ち着けて
重曹が入った容器を手に取った途端
アイディアが浮かびました!
重曹のガラス容器の隣には
綿棒と歯間ブラシが
入った容器があります。
あらら???
綿棒が入った容器を
重曹に使うといいんじゃないですか?
早速、容器を替えます。
「うがい」の表示は
自分への指示、注意喚起(笑)
効果ありますよ~。
↑すご~く使いやすい♪
スプーンも取りやすい。
フタが途中で止まってくれるように
置き場所を替えて、単独置きに。
二つ容器を並べていたのも
使いにくさの原因と気がつきました。
ふたを左手であけて
右手はスプーンを持って重曹をすくいます。
口の中に重曹を放り込んで(笑)
スプーンを戻してふたを閉める。
一連の動きがノンストレスに。
容器は20年も前に東急ハンズで買った
医療用のコットンケース。
歯医者さんとかで使っているものです。
そうか、コットンケースだから
綿棒をしまうと思い込んで
いたんですね。
おまけに歯間ブラシも一緒に
入れていました。↓
「使ってください」の表示は
泊り客への気持ち。
■アイディアを実行して
あらためてわかること
容器はフタが離れない方が
ひと手間が省けるのは
当たり前のことですが
指先で押して
フタがパカパカするタイプが
好きじゃなんです私。
ではなぜ医療用の
コットンケースを買ったかというと
カッコよかったから(笑)。
ビジュアル優先の買い物、
私はします(笑)。
さて、ガラスのフタが外れる容器は
どうするか?
綿棒を入れるのに
よいアイディアが浮かびました。
マステで蝶番みたいに
してみました。
二か所つけるとフタが安定。
↓ほら~!
左手でふたを開けて
右手で綿棒を取り出します。
口が広いので
今までの医療用コットンケースより
取り出しやすい♪
これは本来綿棒入れですから、当然(笑)。
↑ガラス容器は、昔の無印良品の綿棒容器
容器を入れ替えたことで
引き出しの中で
スタンバイしていた分も
一か所に入るようになり、
ストック容器不要に。
今まで出し入れしにくいのに
なぜか綿棒と一緒に収納してあった
歯間ブラシ。
これを別の容器に移したところ
とっても取りやすくて
サボりがちだった歯間ブラシ使いを
何の問題もなくするように。
今回の収納改善は
容器を交換して、分けて
ふたをマステで留めただけ。
容器を洗って拭いて
入れ替えるだけですから
マステを取りに行く時間を含めても
10分もかかりませんでした。
ちょっとした改善ですが
3つも使いにくさが解消して
できなかったことができるように♪
なんだか使いにくい。
そういう小さな違和感を
心に留めることが
暮らしをよくしていく始まり。
そして…、
ひょこっと気づいたことは即実行。
そうしないとせっかくのアイディアが
どこかへ消えてしまいますから。
うまくいかなくても
経験したことに意味があります。
ゼロではありません。
暮らしの改善は
とてもクリエイティブなことです。
ちょっとした改善策でも
なんだかワクワクなんです。
事例は洗面台周りのものですが
掃除もね、
苦手意識がある人こそ
道具選びとか道具の置き場所とか
置き方を工夫すると
ラクにできるようになるはず。
ちょっとした改善でなんだかワクワク♪
家じゅうにワクワクの種がありそうです。
じつは、この後続きの片づけに
発展しました。
その報告は明日の記事で。
posted : 2017年2月27日