「塩と砂糖を間違えた!」。間違えない小さな工夫&小麦粉と片栗粉の保管場所を変える理由

 

“暮らしはラクに楽しく♪”

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

丁寧な暮らしのための時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」を
お届けしています。

今日は昨日に続いて
暮らしの中の
小さな「やってしまった…」を
流してしまわない工夫の話。

塩と砂糖の間違いを防ぐ
小さな工夫と
小麦粉の保管の話です。

砂糖と塩の事例は
とても小さなことですが
これを流さないで改善につなげることは
大きなミスの防止や
改善につながります。

 

■砂糖と塩
間違えを防ぐ小さな工夫

「塩と砂糖を間違えた!」って
私の周りでは時々聞きます。

塩と砂糖を間違って使うって
けっこうあるのかな?

同じ場所に置いてあって
見た目が白い粉だと
「うっかり」ってありそう。

白い、上白糖と塩。

間違えないためには
容器を違えるのがいいけれど
セットの容器を
使っている家も多いことでしょう。

セット売りではありませんが
私のところでも
塩も砂糖も同じ容器を使っています。

↓ガラスの容器は残念なことに廃盤に

容器ではなく
スプーンのカタチや
色、素材を変えるのも方法ですね。

どんな小さなことでも
もしも間違えたら
「間違えた!」で終わらせずに
容器や表示、置き場所を
あれこれ工夫しましょ。

 

■感覚的に見分けがつく工夫を
幾重にも重ねる

うっかり者の私でも
塩と砂糖を間違えなくて済んでいるのは
選んだお砂糖が
白くなかったから?

砂糖は「てんさい糖」なので
白ではありません。
天然素材の色。

色で見分けがつきます。

三温糖も白ではないけれど
カラメル色素(人口着色料)添加のものも。
袋の裏の小さな文字の表示で確認を。

固まりやすい塩には乾燥ブロック(soil)。
その存在で
「塩!」と気づきやすい。

ちなみにてんさい糖は
サラサラで固まりにくいです。

てんさい糖を使うのは
白い砂糖より身体を冷やさないから。
詳しいことは別の機会に取り上げます。

実は、もうひと工夫。
蓋の裏に黒いマステに白抜き文字で
「塩」と表示。
砂糖の蓋には表示なし。

表に書くよりふたを開けて置いたときに
中身がわかるほうが
目に入ってくる気がします。

 

■スプーンのカタチと素材を変える

塩と砂糖の小さな容器に
それぞれ大きさや形が違うスプーン。

そういえば
塩は指先でつまむことが多いです。
スプーンはなくてもいい?

「塩の容器にはスプーンがない」
というのは
どちらも白い場合
視覚的にピントくる!
見分けにはいい!

 

さて、開封して小分けした残りの袋の中身は
どうするのか?

サッと追加できるように
容器に入れてあります。
袋のまま輪ゴムでぐるぐるはしません。

だってサッと開けられないと
その時間とイラっとする気持ちが
もったいない。(笑)

色が違うので
中身を間違うことはないと
思いますが…。

それでも砂糖と塩のスプーンを
変えています。

 

 

砂糖はたくさんすくえる
スコップ状。

塩は金属はNGなので
木のさじに。

このために買ったわけではなくて
お茶葉用に買ってあったものです。

スプーンを変えたのは
間違い防止というより
使いやすさを考えてのことですが
見分け、にも使えますね。

 

■小麦粉と片栗粉の
置き場所が違う理由

白っぽいからといって
小麦粉と片栗粉を間違えることは
ないかもしれません。

ここからは小麦粉の保管の話です。

かつて小麦粉を常温保存していました。
保存用の瓶の中に
黒い小さなコクゾウ虫がたくさん!

小麦粉はダニも好物だとか?
ダニは肉眼で見えるだろうか?!

そういうわけで
使い間違いとは違う理由で
小麦粉はジップロックで冷蔵に。

片栗粉は
うちでは使用頻度も高く
ダニの好物ではないとかで、
コンロのそばの引き出しに。

 

塩と砂糖を間違えない工夫の話から
スプーンの話になって
最後は小麦粉の虫対策に…。

昨日の記事にも
この記事の冒頭にも書きましたが
小さなミスを
流してしまわずに
改善のチャンスととらえましょ!

暮らしを豊かにするのは
ほんの小さな工夫の積み重ね…
そんな気がします。

 

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posted : 2018年9月5日