家事を重荷に感じる理由。目についた場所を「10分掃除」、サッとできる理由

 

こんにちは!
暮らしアドバイザー 土井けいこです。

“暮らしはラクに楽しく♪”
丁寧な暮らしのための時短家事と
『減災収納』という暮らし方
をお伝えしています。

体調のよい休日の朝。
のんびりなんとなく
ちょこっと拭き掃除。

それがきっかけで
思わぬ掃除ができてさらについでの家事も。

今日は、家事がはかどる理由を
あらためて感じた
休日の午前中のできごとを振り返ります。

 

 

■小さなきっかけで
家事がスイスイどんどんはかどる理由

通りかがりに窓際の
きのこやパンのマトリョーシカ
目に入りました。

その後ろにある木のおもちゃ、
埃を取りたいな~。
台の上も拭きたいな~。

そばにあるクロスとワックススプレーを手に
拭きはじめたところ
台の上だけで終わらずに
台を動かして裏側まで、すき間や床も掃除。

道具は手の届くところに
配置してあります。

置いたのは自分です。

わざわざ取りに行くと…
途中で違うことに気が逸れて
掃除のタイミングは
どこかへ行ってしまうから。

そういう自分を知っているのです。(笑)

ちょこっと拭き掃除で動かした手。
その「ついで」の家事が進みます。

 

■台の上を拭くだけのつもりが
台まわりフルコースの掃除!

台を拭いていたら
台の下の収納ボックスの蓋の埃に
目がいきます。

埃を拭くのにしゃがんだので
ついでに箱の中の埃も拭きましょ。

膝を床につけると腰を曲げずにすみます。
この体勢は
低い位置や床の拭き掃除をラクにするのに
地味ながら大事なポイント

床に置いた無印良品のおもちゃ箱。
キャスターが底についているので
片手でスッと引き出せます。

隅っこは埃とり専用の
「ほこりん棒」で。↓

そうこうするうち
ついでに台をクルッと45度回して
後ろの窓際の床も拭き掃除。↓

クルッとラクに回せるのは
4本足のひとつに
地震対策を兼ねて
滑り止めを施してあるから。
先日のかご収納と同じ発想です。

黒っぽい箱状の下。
床の間に置いたのは防振マット。
これも地震対策=滑り止め。
防振マットの厚みで隙間ができて
掃除もしやすい。↓

 

ほこりん棒についた埃を
お掃除クロスで拭ってから
定位置に戻します。

わ!クロスが汚れています。

ほこりん棒を定位置に戻したついでに
その下、メタルラックの埃も拭き取ります。↓

まだまだついでは続く?

床をサッと拭いて…おしまい。
長々書きましたが
時間にすると「10分」ほどのこと。

 

■俯瞰と道具の配置と
動かしやすさがカギ

置きものが目に入って汚れに気づき
ついでの掃除が続いたのは
台の高さに要因がありそう。

高さ65センチの台を拭こうとすれば
上から台全体が目に入ります。
俯瞰するといろいろ目に入ってきます。

暮らしを俯瞰するって大事ですね。

元々掃除がしやすいように
必要な道具を汚れる場所のそばに置き
家具も動かしやすくしてあります。

ほんの小さなきっかけで
自分が動けるように
仕掛けをしてあるのです。

掃除をしやすく工夫することが
ラクに自分を動かすことに。

この場合の「ラク」とは
「気持ちよくスムーズに動き出す」とうこと。

 

■家事が重荷にならないコツは
“ついで”と“連続”

お掃除クロスを洗おうと
洗面所に行こうとして
目に入った食卓椅子のチェアパッド。

先日から
洗いたいと思っていました。

お掃除クロスを洗うついでに
これも洗おう。

拭き掃除と洗濯は別?

汚れた掃除クロスを洗う場所は洗面所。
そこへ行くついでに
チェアパッドも持っていき
ついでに洗うと
家事はひとつながりになります。

疲れているときは
「ついでに」ができないときもあるけれど
なるべく
ついでに取り掛かる環境をつくっています。
すると、ラクに家事ができます。

重荷になるのは
一つひとつ、一回ごとに
エンジンをかけるからかもしれません。

 


posted : 2018年10月8日