こんにちは!
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
“暮らしはラクに楽しく♪”
丁寧な暮らしのための時短家事と
『減災収納』という暮らし方を
お伝えしています。
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夏の間インテリアとして楽しんだクロスや
来客時に使ったテーブルクロス類。
洗濯してしまうはずが
なかなか本来のしまい場所に収められず。
食卓の椅子などに置いて
けっこう日が経っていました。
ある日の日暮れ前…
ふとクロスをしまう気持ちに。
それをきっかけに
クロス類を収納した扉の中を
点検するタイミングがやってきました。
今日は「片づけ」のタイミングと
そこからの気づきの話です。
■日暮れ前のひと息入れる時間
ふと気持ちが動いて
布類をしまおうと思ったときは
まだ外は明るかったのです。
午後4時頃は
デスクワークにくたびれて
ちょっとお水を飲みに…とか
仕事場から離れる時間帯です。
なんとなく
椅子の上にたたんで置いたクロスが
目に入りました。
テーブルそばの収納の扉を開けて
クロス類をしまおうとしたとき
ふとほかのクロスをたたみ直す気持ちに。
たたみ直して戻すはずが
あれこれ気持ちが動きだして
思わぬ片づけのひとときに。
次第に日が暮れて照明をつけます。
この時間は
お子さんのいる家庭では
ゆうげの支度で忙しいかな?
…そんなことを思いながら
布に触れつつ
扉の中の状態を整えたくなりました。
■扉を開けたとき
気持ちがいい状態をつくる
たたんだ布を積み上げて
扉をあらためて開けると
しまい方が何だか乱雑になっていることに
気づきます。
日々出し入れしていると
よほど気をつけない限り
いつのまないか少しずつ乱雑になって
しまうものです。
収納の中の雑然さ解消のために
たたみ直す以外に
何をしたらいいんだろう…。
たたんだ布を見ながら思います。
扉を開けたとき
気持ちがいいように
同じ色味のもので揃えてみようかな?
■日々の出して戻すとは違う片づけの時間
たたみ直したクロスを
これまでは
使用頻度で家具の左と右で分けていましたが
色でしまい分けしてみます。
さらにその中を
使用頻度で分けると
見た目も感じがよくなり
把握しやすく頭の中もスッキリ。
扉の裏に貼った写真↓は
5年くらい前に片づけたときのもの。
5年の間に
収納の使い方もずいぶん変わり
収納したものも変化しています。
■暮らしの変化を感じとる
以前は講座のときも
仕事の打ち合わせの時も
ふだんの来客のときも
必ずテーブルクロスを掛けていたテーブル。
最近はクロスを掛けていないこともあります。
もっと前には
日常でもクロスを掛けていたのに
最近はそれもなくなっています。
暮らしはそういう変化があるものですね。
出したりしまったりする
いつもの開け閉めとは違う
ふと気持ちが動く片づけは
暮らしの変化など
に気づかせてくれます。
いつもの出すためしまうための片づけより
ゆっくり流れて
とても意味のある時間に。
片づけつつそろそろ室内を
初冬のインテリアに変えよう…
そんなことも思ったり。。。
次の日、
片づけた場所をもう一度扉を開けて眺めて
前日の片づけを確かめるのも恒例です。
*
なかなか片づかないとしても
どこかにしまい込まずに「出して置く」。
ものをしまう片づけのタイミングは
すること(もの)が見えているから
引き寄せることができるのかもしれません。
のんびり片づていたら
そろそろ手放そうかと
思うクロスの目星もつきました。
思えば朝からなんとなく
時間がゆっくり流れている日でした。
こういう日はめったにないんですけど。(笑)
「片づけ」といっても
たたものをしまうだけではないんですね。
いろいろな気づきがもたらされる
「片づけ」の時間は
散らかりを片づけるだけとは
意味が違うと、
あらためて気づくひとときでした。
posted : 2018年11月27日