使いきる工夫が古い油&調味料を処分のタイミングにも。食パンの袋で捨てると揚げ油の処分もラク!

こんにちは!
“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切に」する時短家事と
暮らしがラクになる『減災収納』を
お伝えしています。

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ただいま発売中の
通販専門雑誌「ハルメク」5月号は
「散らからない家」が大特集。

その中の
「困った“アレ”の捨て方」記事で
捨て方の紹介を一部担当しています。

化粧品、電池各種、
スプレー缶など。
園芸用の土の捨て方は
わたしの体験も紹介。

今日は
油や調味料を使い切る工夫と
古い油や調味料などの
処分方法を取り上げます。

 

■早く使い切る工夫は
処分のタイミングも知らせる

 

開封した油…
うっかり日が過ぎてしまうんです。
そうならない予防策は
開封日を容器に書くこと。

それよりもっと効果的なのが
消費するめどになる期限を
メモすること。

うちでは油などの容器は
立てて引き出せる収納なので
ビンの蓋に開封日や
いつ頃までに使い切るか
期限のめどとなるメモをしています。
開けるたびに目に入る仕掛けです。

ちょっとのひと手間で
おいしいうちに
使い切ることができます。

そのためにキッチンには
マジックとシールを置いています。

黒のシールに
白抜きの文字は
おもいのほか目に入ります。

期限の短いオリーブオイルは
黄色のシールに。
これも使い切るための小さな工夫です。

さらに
ビンのラベルにも期限を書いて
いつまでに使い切ったらいいのか
わかるようにしています。

 

■日付のメモは面倒…

開封した食用油をおいしく使える期間は
ざっくり言って2か月。

それを過ぎてしまったら
油の酸化が進んで味が不味くなりますから
はやく処分したほうが場所も空きます。

そうはいっても
しばらく使っていないのに気づいた後も
なんとなく放置してしまうものです。

それは
いつ開封したのかわからないだけでなく
使えるのか使えないのか
わからないからですよね。

「日付のメモって面倒…」と
思いますか?

日付のメモは
期限内に使いきる工夫。
それが
処分のタイミングを知るのにも
役立ちます

 

■油の処理には重曹を使うとラク

日付を書くといいのが
わかっているわたしも
気になりながら
期限までに使い切らずに
何度か失敗しています。

期限を書くのをさぼってしまった結果
そうなりました。

コップの中の茶色いのは
濃い口ごま油…ではありません。
使って
残りわずかなのに3ヶ月放置してしまった
オリーブオイルです。

ビンを開けたとき、臭いにびっくり!
処分するのにコップに移して
その色にもびっくり!
黄緑色のオリーブオイルが茶色に!

油に重曹を入れると
油を吸ってポロポロになり
扱いやすくなります。

揚げ油の処分も重曹を利用すると
処分がラク。

使う量は油が500mlに
重曹1/2カップ~1カップくらい。
そこに油を注いで
重曹に油を吸わせます。

オイルポットに
直接重曹を入れて
ポロポロにして処分。

重曹を取り除いたオイルポットは、
ウエスで拭き取って洗うと
ベタベタせずラクにスッキリ洗えます。

 

■牛乳パックより食パンの袋!

牛乳パックの中に
布などを入れて揚げ油などを
処理している方は多いと思います。

牛乳パックは
臭いが漏れない素材です。

油や液体を入れるとき
倒れないように半分に切ると
扱いやすいです。

牛乳パックより
もっと扱いやすいのが食パンの袋。

パンの袋の方は嵩が小さくなって
ゴミ箱の中でもおさまりがいいです。

食パンの袋は臭いが漏れないので
油臭さを
閉じ込めることができます。

開封して放置している油は
まず間違いなく酸化=劣化。
無理に使うと料理が台無しに。
気づいたら即処分を。

消費の遅い油類、
なかなか減らないドレッシング類、
使いきれない調味料は
ありませんか?

気温が上がると
油の酸化は進みますから
いまのうちに点検しましょ。

 

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《記載雑誌ハルメク5月号》

雑誌ハルメク5月号は
こちらに目次(内容)が掲載されています。

 


posted : 2019年4月23日