15センチのドアのすき間から、束の間の野鳥観察♪

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。
今日は「暮らしのエッセイ」です。

わたしのパソコンデスクは
窓際にあります。

さっきから窓の外で
鳥のおしゃべりのような
小さな鳴き声が聞こえています。

なんか鳴いている時間が長いぞ~。

もう〜、
仕事している場合じゃないです。

今日は仕事中のうれしい小さな時間と
いつでもどこでも
楽しみを見つけて感じる話です。

 

■ドキドキワクワクハラハラ!
まさかの(よくある)ミス!?

鳴き声に誘われて
カメラ持って席を立ち
玄関のドアをそっと少し開けると
ドアのすき間の真ん前、
2メートル先の欄干にいる~!!!

ここでアクシデント!
カメラを構えると
「カードを確認できません」と表示が!
カード入ってないじゃん!

さっきメモリーを
パソコンに取り込んだ!

とっさに
心の中で野鳥の背中に
「そこにいるんだよ」
声をかけて
ドアをそ~っと閉める。

急げ~!
パソコンに戻ってカード外して…
こういうときの動きは
気持ちはスローモーションのようで
静かに素早いと思いますよ~!

■15㎝のすき間から観察するひととき

たいがいもういないのよね。
でも…願いを込めて
再びドアをそっと15センチほど開けると…

いました~!!

キョロキョロする姿に
ドキドキワクワク♪

「あ~、鳴き声と動きを動画で撮りたい!」

動画ボタン押すけれど
ピントが合わない!
やっぱりあわてています。

……。

大きく羽ばたき
一瞬着地して
行ってしまいました。

 

■幼い鳥の魅力

玄関ドアのすき間から見たのは
イソヒヨドリのメス?
どうかな?
鳴き声が小さくて
滞在時間が長かったですね。

頭の毛がほわほわ~。
幼鳥?
7月だからもう幼鳥とは言わないかな?
目は野生の鋭さが感じらました。


↑ヒヨドリの幼鳥/2018年4月近くの谷川散歩中

小さいうちの野鳥は
ニンゲンのちびっこと一緒?
無垢な目をしています。

いままでも何度か幼鳥に出合いました。
どの子も無防備で
音や人の気配にもおっとりです。

まだ自分が「鳥」だと
わかっていないんじゃないかな?(笑)

そう思わせてくれるところがかわいい。

見慣れたスズメも
ちびっこの動きはかわいいのです。

■愉しみは、見つける感じる!


シジュウカラ(黒いネクタイが太いので雄?)/2014年3月@奈良のカフェの庭

野鳥に興味を持ってから
まだ10年も経っていないけれど
どこを歩いていても
わたしの耳は
野鳥の鳴き声を
しぜんにキャッチするようになりました。

耳に入ると
居場所を探すようになっています。

いつだったか
近くの住宅街で
頭の上の電線に止まっている野鳥が
「ツツピ、ツツピ」と鳴いていて
しばらく立ち止まって
見上げていました。

通りがかりの方が
私を不思議そうに見ています。

「シジュウカラですよね」
というと
「へ~、わかるんですか」
と感心していました。

人間の耳には
必要な音(情報)とそれ以外(雑音)を
自動で聴き分ける働きがあるんですよね。

補聴器は雑音まで拾うから
煩わしいと補聴器を嫌がっていた
父の言葉を思い出します。

野鳥に興味がないころは
わたしにとって
鳥の鳴き声は雑音に紛れていました。

野鳥や野草に関心を持っておもうのは、
日常の中の素敵なことは
空がいつもあるように
どこにでもあるってこと。

だけど、
感じないと見えないし
聞こえないのですね。

遠くへ出かけることは
お金と時間と健康が揃わないと
なかなかかできないといわれています。

でもね、小さな楽しみは
どこでも
どんなときも見つけられます。

話しが逸れてきたので戻ります。

野鳥に興味を持ってから
世界が広がりました。

鳴き声で
鳥の名前がわかると
とても楽しくなります。

幼い鳥は、
長い時間滞在してくれるので
かわいい姿を観察できて
ワクワクです。

昨日の日曜日。
世の中はお休み?
ういう人ばかりではありませんね。
わたしも仕事。

だけど
窓辺のパソコンに向かっていたおかげで
素敵なプレゼントをいただきましたよ♪

鳥の鳴き声で
佳境に入っていた仕事は中断して
エンジン掛け直し。

そんなことどうでもいいくらい
ワタシ、ほんわか♪

ドアの隙間から見たあの子は、
親鳥から離れて独り立ちの時期。
自分で餌をさがさなくちゃね。

うちの軒先には蜘蛛がたくさんいますよ。
また来てね。

 


posted : 2019年7月8日