この時季、
お子さんがいる家庭では
暑さと自宅にいる時間が長くなることで
冷たい飲み物を飲む回数も
増えることでしょう。
子どもたちが使った
「コップがシンクに溜まって
洗い物が増えてストレス!」
という声を聞きます。
いえいえ、
大人だけの家でも
同じ事態が起きているとか?!
*
こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。
*
今日は
使ったコップがシンクに溜まらない
具体策をいくつか取り上げます。
家事を抱え込まない
ヒントになったら…と
おもっています。
■母親の声掛けから
気づくこと
キッチンにいる子どもが、
リビングにいる母親に
「使えるコップがない!」
という声がします。
それに対してあなたはどのようにこたえますか?
その子の母親は、
「もう~!」
とかいうこともなく
子どもの”苦情”に動じず
優しい声でリビングから
「洗ったら使えるよ~」とだけ
言ったのです。
そのあと
子どもの反応はどうなったのでしょうか?
子どもは
「え~~めんどうくさい」っていいながら
洗って使ったかな?
「あ、そうか」と気づいたかな?
誰かが洗ったコップばかり使っていると
自分で使ったものの
始末を自分ですることを
覚える機会がありませんね。
夏休みは
後始末を覚えるチャンス!
■自分で使ったコップを
自分で洗ってわかること
洗うのがひと任せだと
きれいに洗ったコップが
食器棚にいつもあるのが
当たり前になってしまいます。
洗ったコップをどんどん出して
どんどん汚しても
いつの間にか
きれいになっているから
誰かが洗っていることに
意識がいきにくい。
仮に食洗機だとしても
そこに入れて取り出している人がいます。
シンクの中からコップは
勝手に動いたりしません。
家族が各自でできる家事があり
することで暮らしの中の
陰の家事がわかるようになります。
それがわかることは
生きる力がつくこと。
自分自身を含めて
家族みんなが気持ちよく暮らせるように
暮らしのマネージャーになる一歩が
「コップがな〜い」という子どもたちに
「洗うと使えるよ~」と
伝えることかもしれません。
主婦は家族の家事を全部するのは
当たり前ですか?
家族のやり方が中途半端だったりして
仕事が増えますか?
引き受け過ぎないで任せる。
代わりにすることをやめるのも家族への愛。
と思いますがいかがでしょう?
■コップの洗い物が増えない対策
声かけ以外にも方法はあります。
意外に簡単。
数を減らすのです。
来客用が同じ場所にあれば
置き場所を分けます。
ふだん使いのコップといっても
家族の好みや使いやすさがあるはず。
使っていないものはないですか?
確実によく使っているもの以外を
減らす対象にしてみませんか?
急に処分せず
ひとまず別の場所にまとめて減らして
様子をみるのです。
キッチンの食器棚の一角に
コップグラスが
た~くさん並んでいるのをよく見ます。
アイテムが同じものは
一カ所に集めるというのは
モノが溜まりやすい思い込みでは?
うちでは
来客用や用途限定のコップやグラス類は
ダイニングの収納の一画が置き場所です。
キッチンに置くものは
日々使うものだけに絞っています。
毎日使うモノだけといっても
2~3人分の来客用は
いつもの自家用とは場所を分けて
置いてあるので
急な来客でも不自由はありません。
■マイカップを決める効果
使用頻度で置き場所を分けるだけでなく
日常使いは
大きさや形を変えて
自分のがわかるようにしています。
コーヒーが美味しく飲めるカップも
使う人別。
各自の好みでビールを飲むのに使うなど
いくつかのパターンを置いてありますから
最小限というわけでもありません。
メインのコップは手に持ちやすく
ある程度重さのある
デュラレックスですが
それも大きさに大小をつけて
自分のがわかるようにしています。
自分の以外は絶対洗わないとか
ガチガチで意地悪な(笑)ルール
ではありません。
使ったまま置いてあれば
ついでに洗うことはあります。
それでも
自分のマグカップやコップが汚れていれば
困るのは自分ですから
使ったら使った人が洗うのが基本。
あとで洗うより
使ったそのとき一連の流れで
コップを置いたその手で洗うと
洗いものも溜まらず
気合を入れなくても済ませられます。
*
あ、結局自分が洗うから⁉︎
その都度洗うのは面倒⁉︎
それでまとめて洗おうと思っている!?
だから数が要る!
すると溜まる!
溜まったコップを見て、
「もう~次から次に使って!」
わ~!悪循環。
posted : 2019年8月11日