散らかり&さがし物&忘れ物。トレイをうまく使って、長年の困りごと解消!

 

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暮らしのアドバイザー土井けいこです。
「私」の時間を大切に。
時短家事で暮らしはラクに楽しく♪

今日は、
長年、さがし物でエネルギーと時間を
ロスしてきたかたにカンタンで
効果的な解決方法を
私の机周りの改善を例に提案します。

机周りが整うことで
さがし物、忘れもの…
いくつもの困りごとが一気に解決!

事例は仕事机ですが
食卓や様々な散らかりがちな場所に
応用できます。

 

置く場所をつくってあげる

散らかることと
さがし物と忘れ物は
深い結びつきがあります。

例えばパソコン(PC)作業中、
私がカメラを置く場所。

今までは、
PCマウスの近くに
カメラのほかにもPC作業で使うものを
なんとなく置いて雑然。

椅子に座ったままサッと手が届くところに
トレイを置き
そこにカメラの置き場所をつくったところ
スッと置くようになり、
すると
マウスの右にカメラ以外のものを
置かなくなりました。

カメラの置き場所を
求めていたんですね!

 

 

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最初の写真は
一見整然としていますが

なんとなく一つ置くと
ものはいつのまにか増えて
時々散らかり状態に。

いろいろなものをあちこちに置く。
置きやすい場所に
考えずにポイ!と置いて
置き放しにする。
やがてその場所は乱雑になって
そこにはごちゃごちゃの山が。

そんなところに
携帯電話(スマホ)などを置くと
たちまちものに紛れてしまいます。

出かけるときに
電話を掛けて呼び出し音を頼りに
掘り返すことに…。
はい、私のことです。(苦笑)

「置き場所づくり」に
使ったアイテムはトレイ。
昨日の記事でもトレイが出てきましたが
昨日は運ぶ便利さについてでした。

今日の机周りでのトレイの役目は
ものを置く場所をはっきりさせる
ということ。
私の場合、
PCの左横にばかりに
資料を拡げて雑然。

右にカメラを適当に置いていて
右手に置く場所がなかったから
狭い左側にばかり置いて
資料でいっぱいに。

それでも左側に置くのは
他に置く場所が
空いていなかったからだった!
と気がつきました。

 

置く場所をつくるという意味では
トレイを使わなくても
マステ(マスキングテープ)
で枠をつくる=決めるのでもOK。

ものを決まった場所に置く。
その練習としてマステだと
今日から始められます。

 

 トレイのサイズは、大き過ぎず小さ過ぎず

トレイはいくつかのサイズを
試してみました。
B5くらいがちょうどいいようです。

ちょうどいいというのは
机のスペースを占領しない
という意味もありますが
大きすぎると
ものを置きすぎるからです。

 

B5ほどのサイズのトレイには
使用中の資料ノートと
タブレット、手帳も立られます。

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タブレットなどを立てると
座った位置から目に入りやすく
手にしやすく
充電もできます。

立てて使いやすいように
ブックエンドを使って
滑り止め(クッションゴム」)を。

コクピットのようで
作業がしやすくなりました。

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家庭での
事務作業などをする環境づくりに
コクピット化はおススメ。
取り組む気持ちが全然違います。

 

トレイにはどんなものを置くか決める

「どんなもの」とは
「PC周辺機器」のような
アイテムくくりとは限りません。

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パソコンの右でUSB充電していた
モバイル電池(手前の白いの)
もひと工夫して左手に移動。

タブレットや携帯電話と
同じ「枠」=黒いトレイに
収まりました。

これで外出時に
電池を忘れずに済みそうです。
今まで何度忘れて困ったことか。

 

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机の右のトレイは
【机で使う/外に持ち出さない】

机の左端のトレイは
【机で使う/外に持ち出す
/左前のカレンダーと連動して使う】
という【くくり】に。

黒いトレイにはタブレット&電池、
携帯、ノートも手帳も。
それらもデスクワークでも使い
外へも持ち出しますから、
同じ【くくり】に入ります。

 

【くくり】で置き場所をつくるのを
リビングでも応用してみました。

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元々、↑ここにはかごが置いてあり
いろいろなものを
放り込んでかごの中は
雑然としていました。

 

かごの中身を整理して
ほかの場所に移したりしたところ
なんと!
リモコンしか残らず。(苦笑)

かごをなくして
リモコンだけ置いたところ
そこに家族がスマホを
置きました。

それならば、と
ここに
【ここにあると便利なもの/
ここに置きたいもの】
というくくりでトレイを置きました。

 

習慣になるためのポイント

習慣にならないのは
「自分」がわるいわけではない(笑)。

ポイントを押さえていないから、
かもしれません。

戻し場所の枠=陣地は、
はじめは直感で決めてもOK。

それで戻しにくい時は、
戻しやすい場所を見つけるために
どこがいいか
暮らしながら
あれこれ置き場所を変えてみたり
戻しにくいのはなぜ?
と自分に問いかけして
アイディアを堀りおこします。

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↑トレイは取り出しやすさで
なるべく浅いのがいいです。
立ち上がりがカーブで丸みがある方が
手に取りやすい。

トレイの細部も
習慣づくりには
欠かせないポイントです。

トレイに置く量は
パット見てわかるように
見えるだけに限定。

どんなものを置くか
はっきりさせることとともに

当たり前のようで
案外抜けがちなこと。

必要な場合は家族に(自分にも)
わかりやすいように
トレイに大きく文字をメモして
戻し場所を見える化
するのも方法です。

ポイントを
しっかり押さえていないと
私のかごの失敗例にように
ただの放り込み場所に
なります。

置き場所や置くものは、
人によって違います。

家族が置きっぱなしにする場所を
ウォッチングして
よい場所を見つけましょう。

 

あちこちに何気なくものを置き
探し回り、
探しながら余計に散らかす…

ものに置き場所を
作ってあげましょう。

たくさん入れないように
適切なサイズで「枠」を決めて
そこに置くものも
ちゃんと理由のあるものだけに。

それでも戻すのが
習慣にならないときは
置き場所を見直しましょう。

暮らしの変化によって
置きたいものは変わっていきます。
「枠」の意味=【くくり】
も変わります。

ルールはしっかり決めて
運用はゆるくが長続きのコツです。
今日は、
置き場所をつくることで
散らかり防止、忘れ物対策にもなる、
片づけ&収納方法&習慣づくり
の話題でした。

 

 

《追記》

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どんなに忙しくても
整然とした状態をキープできる人がいます。

…できるというか
キープしないと
生きられないのかもしれません。

整然としていないと
落ち着かない人。
整然とできなくてしんどい人。

暮らしにくさが
生きにくさにならないのが
いいな、と思っています。

自分に合った心地よい暮らしを
探していくのがいい。

今日の記事は、
私の心地よさを見つけた
レポートになりました。

 


posted : 2017年2月3日