分別ゴミ箱が大き過ぎることに気づかない理由。しまいたい場所に合わせて小さく、一カ所集中でわかりやすくなった!

“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。

丁寧な暮らしのための時短家事と
快適に暮らしながら備える
『減災収納』をお伝えしています。

9月から
仕事の合間に家の中の収納を各所を
見直ししています。

そんな中、
「ゴミの管理」をテーマに
テレビの仕事をすることに。

下見にやってきたディレクターさんに
「ゴミを管理すると
キッチンが快適になる」と力説。(笑)

説明をしながら
キッチンシンク下の分別ゴミが
二か所に分かれているのが
どうもひっかかる…。

打ち合わせが終わったあと
分別ゴミの置き場所を眺めて…、
自分の長年の思い込みに気づきました。

今日は分別ゴミの保管場所
カイゼンの話です。

 

■キッチン分別ゴミの置き場所が
20年ぶりに変わった理由

キッチンの分別ゴミの置き場所は
シンク下とシンクサイドの下、
扉二か所に分かれています。

二か所に分かれているのは
排水管があって
入れたい場所に
使いたい容器が入らなかったから。

ペットボトルとトレイの
分別に使ってきた容器は
スリムで省スペースながらたっぷり容量。
10㎏のお米の袋を立てて収納できます。

なんと(汗)収納容器に20年前のラベルが!
横着のおかげでサイズがわかります。(笑)
20年使ってきたんです。

扉を開けると
収納のふたがスライドで開くので
投入しやすい。

テレビに映るかもしれないので(笑)
まずお米収納容器を外して
拭き掃除をします。

カラにしてみると
空間をスッキリさせたくなって
奥のものをほかへ移し
ふたをなくして空間が広々~。

 

■分別ゴミの管理が一カ所に!
わかりやすく!

いつも言っていることですが
ものが入っている状態では
気づけないことがあるものです。

シンクサイド下がスッキリしたところで
シンク真下の扉を開けて
「分別管理がここ一カ所でできたら…」
と思いながら眺めます。

まずは入っている桶などを
取り出して空っぽにしてここも拭き掃除。

ものを出してカラの状態を見たとき
ひらめきました!

この幅に収まる容器にすればいい。
「排水管がじゃま」と思っていた
私が間違っていました、反省。

こんな当たり前のことに
20年も気づかなかったのはなぜ?

「この容器だ!」
と思い込んでいたんですね。
しかも年々量が減っていたのに
それにも気づかず~。

実は、これまでの容器が
大きすぎたことに気づいたのは
さらにそのあとのことでした。(笑)

小さくしても困らないどころか
一カ所に分別保管箱が並んで
とても管理がしやすいです。

保管スペースが小さいと
量に制約が掛かってゴミが減るかな?

小さくした収納を正しく説明すると
ペットボトルの収納はなくしました。
ほとんど発生しないので
「ビン・カン」に場所借りすることに。

 

■たくさんモノを収める収納はNG
スペースに合わせる発想でラクに管理

同じ目的のものが
一カ所にまとまるってホントにラク~。

あれ?
あちこちバラバラに
ものをしまい込んでいる?
え?そのことに気づいていない?

え???
収納スペースが
そもそも足りない
んです!」。

「収納スペースが足りない」
と感じるのは
実は「モノ」に焦点を当てているから

私もお米10キロ用容器が
スリムでたくさん入って「いい!」と
ずっと思いこんでいました。(汗)

でもね、
「ここにまとまっていれば
(私や家族が)わかりやすい」
そんなふうに、
人のラクさに焦点を当てて考えるのは、
モノ中心とは違って
人を中心にした考え方。

そこからスタートすると
「この場所に収めるには
どうしたらいいか?」
と考えるように。

それでもスペースが足りない…となれば
収納方法やグッズを駆使するのも方法です。

とはいってもすぐに買うのはNG
最適の容器はすぐにはわかりませんから。
まずあるもので試します

新たに分別保管に使ったのは
ファイルボックス。

書類が入ったボックスを試すと
計ったように
シンク下にふたつ並んで入る!

それならば
ついでに古い書類もこの際点検して処分。

ゴミの管理の仕事がきっかけになって
あちこちの片づけ、改善が進みます。

人に説明すると
今の状態の中に潜むの問題点に
気づきやすいです。

そりゃ~二か所に分かれるより
一カ所にまとまっているのがラク。

20年前は
紙パックもトレイも量が多かったので
スリムで大きい収納が重宝していましたが
今は小さくして正解。

暮らしはいつの間にか変化して
必要な容量も年々変化します。

テレビの仕事のために
拭き掃除をして大きな気づきを得ました。

一度空にするって、大事ですね。

 


posted : 2018年11月16日