こんにちは!
“暮らしはラクに楽しく”
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。
今日を大切にする時短家事と
『減災収納』という暮らし方を、
お伝えしています。
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前回の記事で
「しまう」(隠す)から「置く」に
片づけの発想を切り変えると
散らかり対策になることを
取り上げました。
「しまう」と考えなければ
片づけ場所=ものの置き場所の可能性が
グンと広がります。
フックで垂直面を活用すると
家具より手軽に置き場所が
使う場所につくれて片づけもラクで
散らかりません。
今日の話題は、
洗面所を例に置き場所づくりと
フック使いのヒントです。
↑型崩れが気になるものは引っ掛けずハンガーを使う
■フックで片づけ場所をつくる
身につけていた衣類やものを
脱いだり外したりするとき
その手でサッと引っ掛けて片づけられたら
ラクで散らかりません。
うちでは
洗面脱衣所に
入浴時に脱いだ服を引っかける場所があるので
脱いだその手で片づけ完了。
朝着替えるのも洗面脱衣所なので
パジャマもサッと引っ掛けて
昨夜脱いだジーパンに着替えが完了。
うち開きドアと壁のわずかなすき間に
市販のパイプとブラケットでDIY
パイプに使ったフックは
無印良品「横ブレしにくいフック(大)」
市販のドア用フックで
洗面所のドア裏も引っ掛け場所に。↓
落ちるとストレスなので
引っ掛けるフックの深さを使い分け。
茶色は室内冷え防止ダウン巻きスカート↓
同じ発想で
バスタオルは浴室ドアに引っ掛け。
■使う場所を置き場所にする
フック選びのポイント
洗面台横には洗濯機が並びます。
洗面台を拭くお掃除クロスは
洗面台の上に置くのをやめて
横の洗濯機側面に引っ掛け。
置き場所が目立つところなので
デザインがスッキリした
無印良品のマグネットフックを
選んでいます。
クロスにパンチで穴を開けているのも
引っ掛けやすさ(戻しやすさ)を考えてのこと。
めがね拭きと
洗顔クロスは目立たない位置でも
サッと取れるように。↓
ドライヤーは回転フックと
コードの引っ掛けで地震対策も。
https://doikeiko.com/archives/7494
洗顔クロスは
マグネットクリップ利用。↓
洗濯ネットもフックに引っ掛け。↓
ソックスなど小物の洗濯物を
脱いだらサッと放り込みます。
重さに耐えるように
ネットが外れて落ちないように
フックのJの字の形状と大きさと
マグネットの耐荷重を考えて選びます。
■垂直面の活用で
水回りが散らからず掃除もラク
帰宅後手を洗うのに外した時計を
サッと手を伸ばして引っ掛けます。
メガネも指輪も引っ掛けるので
洗面台の蛇口の周りに
ものを置かなくて済みます。
横ブレしにくいフック(小)
洗面台にものがないので
クロスをサッと手にして
水ハネをパパっと拭くのもラク。
使ったクロスは
サッと洗ってパッと引っ掛け。
ラクに片づいて清潔で乾きやすいです。
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洗面所を例に
フックを使って
置き場所をつくる例を紹介しましたが
キッチンでも応用しています。
自宅見学講座に来た方が
フックの活用を見て
「こんなに使い方がいろいろできるんですね」
と驚いていました。
フックを使うきっかけは
「ここに置き場所がほしい」が始まりです。
ものを「しまう」から
適した場所に「置く」発想に切り替えると
引っ掛け収納でラクに片づきます。
【フック選びのポイント】
●パイプに使うフック
取り外すときフックが外れないことと動かないことが
外す際のストレス対策のポイント
●マグネットタイプ
フックの深さと角度と耐荷重がポイント
●ドアに引っ掛けるフック
ドアの厚みがポイント
【置き場所選びのポイント】
引っ掛け場所は一歩退いて
いろいろな角度から検討します。
「便利!」だけで置き場所にすると
雑然とするので注意が必要です。
【フック収納にもルール】
一つのフックに引っ掛けるものは一つ。
それが原則です。
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【関連記事】
今日の記事は、昨日の記事の続編です。
▼「収納が苦手な人が片づけると
すぐに散らかるのはなぜ?」
https://doikeiko.com/archives/37341
▼「リビングの散らかりフックで解決」
https://doikeiko.com/archives/14668
posted : 2019年1月25日